折りたたみベッドの種類
折りたたみベッドは大きく分けて、
- マットレス付き折りたたみベッド
- すのこ折りたたみベッド
- サマーベッド
の3種類に分ける事が出来ます。
それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なるので、順番にご説明したいと思います。
マットレス付き折りたたみベッド
折りたたみベッドの中でもマットレスが付いているタイプは、更に
- スプリングマットレス
- 高反発ウレタンマットレス
- 低反発ウレタンマットレス
の3つに分類する事が出来ます。
スプリングマットレス
スプリングマットレスは通常のベッドで使用するマットレスと同じ「ボンネルコイルマットレス」や「ポケットコイルマットレス」を使用していて、厚みが10㎝以上と分厚いのが特徴です。
スプリングマットレスの寝心地
スプリングマットレスはマットレス付き折りたたみベッドの中でも一番寝心地が良く、しっかりと耐圧分散してくれながら理想的な寝姿勢をキープしてくれます。
また、寝返りもうちやすいですし、通気性にも優れているので寝具内はサラッと快適で入眠もしやすくなっています。
スプリングマットレスのデメリット
但し厚みが10㎝以上ある上に、中にコイルが内蔵されているため、重たいのが欠点になります。
そのためスプリングマットレスを使用している折りたたみベッドでは、電動機能を備え付けてリクライニングを行ったり折りたたんだりするように作られていて、値段も高くなっています。
スプリングマットレスの折りたたみベッドは、通常のベッドのようにしっかりと熟睡したい方におすすめとなっています。
高反発ウレタンマットレス
高反発ウレタンマットレスは、荷重がかかってもすぐに復元するように出来ているので、寝返りなどがしやすいのが特徴です。
高反発ウレタンマットレスの寝心地
理想的な寝姿勢と言うのは、立っている時の姿勢のまま横になった姿勢の事で、身体のS字ラインをキープしている状態になります。
体重が重たいお尻や足、肩と言った部分は少し沈み込んでいます。
高反発ウレタンマットレスでは、この理想的な寝姿勢をキープしてくれるので、腰痛や肩こりの症状がある人に特に人気が高くなっています。
厚みもスプリングマットレス程分厚くはないですし、軽量なので、基本的には手動で折りたたむことが出来るようになっています。
高反発ウレタンマットレスのデメリット
デメリットとしてはウレタンを使用しているので蒸れやすく通気性が悪い事です。
夏場などはどうしても寝具の中が湿気やすく、入眠に時間がかかる事があります。
また、マットレス自体の寿命も5年程度とそこまで長くありません。
高反発ウレタンマットレスの折りたたみベッドは、寝心地と価格の両方を重視したい方におすすめとなっています。
低反発ウレタンマットレス
低反発ウレタンマットレスは、NASAがロケット発射時の重力に宇宙飛行士が耐えられるように開発したマットレスになります。
低反発ウレタンマットレスは押してもすぐに復元せずに、ゆっくり時間をかけて復元するのが特徴です。
低反発ウレタンマットレスの寝心地
低反発ウレタンマットレスは柔らかく包み込むような寝心地になっているので、柔らかめのマットレスが好みの人に向いています。
耐圧分散にも優れているのですが、復元力が弱いので寝返りはしにくくなっています。
低反発ウレタンマットレスのデメリット
低反発ウレタンマットレスもウレタン素材なので、蒸れやすく寿命が短いのがデメリットになります。
冬場は体全体を包み込む感覚がするので暖かく入眠しやすいですが、夏場は寝具の中が蒸れて、更に体にまとわりつく感覚なので寝心地は悪く感じるかもしれません。
低反発ウレタンマットレスの折りたたみベッドは、柔らかく優しい寝心地が好みの方におすすめとなっています。
すのこ折りたたみベッド
すのこ折りたたみベッドは、マットレスが付いていない折りたたみベッドで、床板がすのこになっています。
すのこの素材は「桐」などの天然木を使用しているものや、カビが生えにくい樹脂製のものが人気となっています。
通気性に優れていて、強度もあるのでマットレスだけでなく敷布団を使用する事も出来るのが特徴です。
また、折りたたんだ時に布団をそのまま部屋干し出来るタイプも多いので、ベランダなどがない方には重宝される折りたたみベッドになります。
すのこ折りたたみベッドの寝心地
すのこ折りたたみベッドに布団を敷いた時の寝心地は少し硬めで、フローリングに布団を敷いて寝るのとほとんど同じ感覚になります。
特に敷布団が薄手の場合には「底付き感」があり、腰や背中など身体を痛める原因にもなりかねません。
そのため、すのこ折りたたみベッドにはマットレスを使用するか、敷布団なら厚めのしっかりした寝心地のものを使用すると快適に寝る事が出来ます。
すのこ折りたたみベッドは、洋室に布団を敷いて寝たい方におすすめとなっています。
サマーベッド
サマーベッドとは、ビーチなどでよく見かける折りたたみベッドで、ポリエステルやスチールなどの素材で出来ています。
基本的に軽量タイプになっているので持ち運びやすく、水や汚れ、錆に強いのが特徴です。
ビーチやキャンプ、バーベキューなどのアウトドアに持っていくと非常に便利で、昼寝をしたり椅子代わりにする事も出来ます。
汚れても水洗いが出来るので、洗って何度も繰り返し使用する事が出来ます。
サマーベッドの寝心地
サマーベッドはあくまでアウトドアの時に簡易的に使用する折りたたみベッドなので、マットレスは付いておらず熟睡に適しているベッドではありません。
ただ、太陽の光がまぶしい中、木陰に入って涼しい風を受けながら寝ると、最高の気分になれるベッドですよ。
折りたたみベッドお客様の口コミ
当店で折りたたみベッドをお買い上げいただいたお客様の口コミをご紹介したいと思います。
低反発折りたたみベッドの口コミ:ぱとねっと (70代 男性) 様
ベッドサイズに合ったマットを購入して使用。
幅が狭いので寝がえりがしにくいと心配したがそうでもなかった。
快適に寝ています。
折りたたみ式リクライニング電動ベッドの口コミ: ハム (60代 女性) 様
ネットで購入と言う不安もあったけど、丁寧で分かりやすい写真つきの説明通りでした。
店頭で見てもリクライニングの物はなく、ネットで見つけた時”これだ!”と思いました。
ただ、リクライニング仕様の為か寝転んだときの臀部の固さが少し気になる位です。他は大満足です。
リクライニング折りたたみベッド【MORIS】モリスの口コミ:タカト (20代 男性) 様
組み立ては、段ボールから出すのは苦労したけど、組み立て自体は簡単。
ギシギシ音は、ほとんどしないので良かった。
リクライニングは、気に入りました。
耐久性は、使い始めなので不明。
(耐久性がわからないので評価★4です。)
折りたたみベッドの口コミに関して店長より一言
この度は折りたたみベッドをご購入頂きまして、ありがとうございました。
お客様より頂戴した口コミは、メーカーの担当者にもフィードバックしてより良い製品作りの大切なご意見とさせていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
折りたたみベッドまとめ
折りたたみベッドは大きく分けて、
- マットレス付き折りたたみベッド
- すのこ折りたたみベッド
- サマーベッド
の3つに分類する事が出来ます。
マットレス付き折りたたみベッドは、使用しているマットレスの種類によって値段や寝心地が大きく変わるので、ご自身に適したマットレスを選ぶことが大切です。
一番寝心地が良い折りたたみベッドは、スプリングマットレス付きですが厚みがあるため電動タイプになっていて、値段が高くなっています。
すのこ折りたたみベッドを使用する際には、マットレスを敷くか厚手の敷布団を敷くと快適に寝る事が出来ます。
サマーベッドは、キャンプやビーチなどアウトドアで便利な折りたたみベッドになっています。