布団が使えるベッドの特徴
布団が使えるベッドには、主に
- すのこベッド
- ローベッド
- 畳ベッド
の3種類があります。
畳ベッドは布団を使う前提で作られていますが、すのこベッドとローベッドに関しては、布団が使えるタイプと使えないタイプの両方があるので注意が必要です。
布団が使えるベッドは通気性が良い「すのこ」を使用している
すのこベッドとローベッドの共通点としては、床板が「すのこ(もしくはすのこ状)」になっている事が挙げられます。
マットレスと比べると敷布団は通気性が悪いので、ベッドで使用する際には通気性に優れている「すのこ」にする必要があります。
そうでないと、高温多湿の日本ではすぐに湿気てカビが生えてしまいます。
布団が使えるベッドは頑丈
また、マットレスの場合には一か所に荷重がかかっても、マットレスが耐圧分散をしてくれるので、床板全体に荷重が分散されます。
しかし敷布団はマットレスと比べると薄手で、耐圧分散も出来ないために、荷重がかかると床板の一か所に荷重が集中してしまうために、ひび割れや破損の原因となります。
そのため、布団が使えるベッドの床板は頑丈に作られています。
但し、強度が増しているのはあくまで「床板」に限られているので、全ての「布団が使えるベッド」が耐荷重が高いと言うわけではありません。
布団が使えるベッドのメリット
では、布団が使えるベッドのメリットやデメリット(注意点)はどういった事があるのでしょうか?
ご購入してから後悔しないためにも、詳しくご説明したいと思います。
まず布団が使えるベッドのメリットとしては、
- ご使用中の布団をそのままベッドでも使える
- 硬めの寝心地を得られる
- 布団なので丸洗い・天日干し出来る
- 洋室でも布団で眠れる
と言った事があります。
ご使用中の布団をそのままベッドでも使える
現在ご使用中の敷布団の寝心地が快適であれば、ベッドにしても引き続き使用したいですよね?
布団が使えるベッドであれば、余分な出費をせずに現在ある布団をそのまま使用出来ます。
硬めの寝心地を得られる
マットレスは最新の睡眠科学を用いているので、快適な寝心地を得やすいですが、これまで布団寝に慣れている方にとっては、柔らかすぎて寝つきが悪くなることもあります。
布団であれば硬めのしっかりとした寝心地を得る事が出来ます。
布団なので丸洗い・天日干し出来る
マットレスの場合丸洗いは当然出来ないので、カビやダニの発生が心配な方も多いと思います。
しかし布団であれば丸洗いをしたり、天日干しする事が出来るので、寝具をいつでも衛生的な環境にする事が出来ます。
洋室でも布団で眠れる
布団寝が好きな方の中には、引っ越しなどで和室がなくなった方も多いのではないでしょうか?
畳であれば自然と布団で寝る事が出来ますが、洋室に布団を敷くのは抵抗がありますよね?
しかし「布団が使えるベッド」を置くことで、洋室でも違和感なく布団寝をする事が出来ます。
布団が使えるベッドのデメリット
続いて、布団が使えるベッドのデメリット(注意点)をご説明したいと思います。
デメリットには、
- 寝心地が硬すぎるかも
- 布団の片づけから解放されるわけではない
- マットレスに比べるときしみ音がしやすい
の3点が挙げられます。
寝心地が硬すぎるかも
これまで畳の上に布団を敷いて寝ていた方にとっては、布団が使えるベッドの寝心地は硬すぎるかもしれません。
と言うのも、畳は弾力性のあるい草を編みこんでいるために、クッション性があり、布団を敷いてもそこまで硬い寝心地にはなりません。
一方、すのこベッドはあくまで「板」の上に布団を敷くために、弾力性はほとんどなくどうしても硬い寝心地になってしまいます。
関節や筋肉が柔らかい若い人や、体重が軽いお子様・女性であればそこまで気にならないのですが、体重が重たい男性だと、底付き感が出て背中や腰を痛める事もあるので注意してください。
腰痛の方がベッドで布団寝をしたい場合には、
- 畳ベッドを使う
- 厚手の敷布団を使う
の2つがあります。
畳ベッドを使う
畳ベッドであれば、和室と同じ寝心地にする事が出来ます。
またクッション畳を選べば、より高い弾力性の寝心地を得られるので腰痛の方にはおすすめです。
厚手の敷布団を使う
もう一つの方法は、厚手の敷布団に変える事です。
分厚くクッション性が高い敷布団であれば、底付き感を感じずに快適に睡眠を取る事が出来ます。
特にこちらのボリューム布団は、厚みが15㎝ありますし、反発力も高いので体をしっかりサポートしてくれます。
布団の片づけから解放されるわけではない
布団が使えるベッドは床板がすのこになっているので、そこまで湿気を気にする必要はありませんが、マットレスのように敷きっぱなしは良くありません。
布団はマットレス程通気性が良くないので、定期的に布団を片づけたり天日干しをしたりして布団に溜まった湿気を追い出すようにして下さいね。
マットレスに比べるときしみ音がしやすい
床板がすのこになっているベッドは、隙間があるために基本的に「きしみ音」がしやすくなっています。
「布団が使えるベッド」では頑丈に作られていますが、マットレスと比べるとギシギシと言った音が少しする可能性があります。
女性やお子様では問題になる事はありませんが、体重が重たい男性の場合には、耐荷重が高いベッドの方が安心してご使用する事が出来ます。
「布団が使えるベッド」お客様の口コミ
当店にて「布団が使えるベッド」をご購入頂いたお客様の口コミをご紹介したいと思います。
『Ecru』 エクルの口コミ:らいむ (40代 女性) 様
お値段が手頃で、組み立ても簡単でした。
機能的にも問題なく、可愛くて、寝心地もいいので、大当たりでした!
スノコなので、湿気もこもりにくいし、高さを調整できるので、高めにすると、ベッド下に収納も、沢山できます。
オススメです^_^
【SFORZA】スフォルツァの口コミ:いせじん (40代 女性) 様
男子ということもあって、扱いが雑なので
頑丈で、通気性のいいすのこタイプのベッドを探していました。
組み立てはとてもカンタンで、耐荷重600Kというだけあって、がっしりしています。
マットレスと布団を敷いて寝ていますが、キシムこともないです。
Tschues チュースの口コミ
ウォルナット好き (20代 女性)様
キシキシ音もしなく、安定感があるベッドです。ヘッドのコンセントも便利!
使用感は今のところ良い感じです!
近くで見ると木目がプリントっぽい感じはするけど、布団で隠れるので気にならない。ヘッドのところはいい感じです。結構重量があるので女性の方で購入される方は男性に組み立て手伝ってもらった方がいいかもしれません。
脚の取り付けは電動ドライバーがあった方が良いです。手動でもつけられますが、硬いです。
myco (30代 女性) 様
引越しにあたり、丈夫なすのこベッドを探していました。
太いすのこで耐久性がしっかりあり、通気性もあります。
さらには幅も広く適度な高さで、家族3人(夫婦+一歳児)でもゆったり快適に寝れました。
【BOSQUE】ボスケの口コミ
まな (30代 女性) 様
高さを調節でき、一番低い高さなら、子供が落ちても大丈夫なので安心です。
また、すのこの隙間は商品によって広すぎて、気になる事が有るのですが、この商品は丁度良い幅なので良かったです。
なっちゃんオレンジ (40代 女性) 様
箱を開けた瞬間に檜の良い香りがしました。
すのこも丈夫でしたベッドに座ってもギシギシ言わなくて、寝返りも音がしないので、よかったです
『Mina』ミーナの口コミ:mami (40代 女性) 様
ベッド、丈夫でしっかり安定していて良かったです。
組み立ても、時間はかかりましたが、簡単に出来ました。
ただ、一点ネジ穴が合わないところがあったので、穴を合わせるために削った箇所がありました。
価格もお手頃で、今まで使っていた敷布をそのまま使えて、娘達も満足しています。ありがとうございました。
布団が使えるベッドまとめ
布団が使えるベッドは、床板がすのこで強度があるものに限られています。
ご使用中の布団をそのまま使えたり、布団を丸洗い・天日干し出来るので衛生的な環境に出来ると言ったメリットがあります。
一方で、畳と異なりクッション性がほとんどない板の上に敷き布団を敷くために、寝心地が硬すぎる可能性もあるのでご注意ください。