ローベッドはおしゃれで高級感もありますが、せっかくなら寝心地の良いローベッドを選びたいですよね?
ローベッドには、布団が使えるタイプもあるので、布団で寝るか、マットレスで寝るか迷っている方も多いと思います。
そこでこの記事では、
- 布団の寝心地
- マットレスの寝心地
について詳しくご説明したいと思います。
目次
布団の寝心地
ローベッドの中でも、床板に強度があるタイプは敷布団を使う事が出来ます。
逆に言うと、床板に強度がないローベッドを敷布団を敷いて寝ると、荷重が一か所に集中する事で、床板がひび割れを起こすので注意してください。
布団の寝心地は硬い
ローベッドに敷布団を敷いた時の寝心地は、「硬い」です。
と言うのも、本来敷布団は畳の上で使用するために作られています。
畳は「い草」を編み込んでいるために、い草自体のクッション性に加えて、編み込むことで弾力性もあります。
しかし、ローベッドでは、「板」の上に布団を敷いて寝ているのと同じ寝心地になります。
畳に比べるとクッション性が低いので、寝心地はどうしても硬くなります。
>>ローベッドで腰痛が悪化?腰が痛い人のローベッドとマットレスの選び方
布団は厚手のものを使用する
そのためローベッドに敷布団を敷く場合には、厚手のタイプを使用するようにして下さい。
最低でも5㎝程度の厚みがないと、底付き感が出てしまい身体を痛める原因になってしまいます。
また、腰痛持ちの方や、関節が硬いお年寄りの方は、マットレスの方が快適に睡眠を取る事が出来ます。
布団がおすすめの人
では、ローベッドに布団を敷いて寝るのはダメなのかと言うと、決してそうではありません。
特に、
- 若い人
- 体重が軽い人
- 喘息などのアレルギーを持っている方
の場合、布団の方が寝心地が良く感じる場合があります。
若い人
若い人の場合、関節も筋肉も柔らかい状態になっています。
そのため、耐圧分散が出来ていない布団で寝ても、特に違和感なく快適に寝る事が出来ます。
体重が軽い人
また、体重が軽い人の場合も、布団で寝て大丈夫です。
体重が軽いと、腰や背中が布団にあまり沈み込まないので、底付き感なく寝る事が出来ます。
喘息などのアレルギーを持っている方
喘息などのアレルギーを持っている方の場合、不衛生な環境だと咳き込んで寝苦しくなります。
マットレスは通気性に優れていますが、丸洗いする事が出来ません。
しかし、ポリエステル素材の布団なら定期的に丸洗いする事で、アレルゲンとなるダニを大幅に減らす事が出来ます。
マットレスの寝心地
マットレスの場合、寝心地を左右するのは、「マットレスの種類と硬さ」が大きな要素となります。
ローベッドで選べるマットレスには、
- ボンネルコイルマットレス
- ポケットコイルマットレス
- マルチラススーパースプリングマットレス(フランスベッド社製)
- デュラテクノマットレス(フランスベッド社製)
- ゼルトスプリングマットレス(フランスベッド社製)
と言った種類があるので、それぞれの寝心地と硬さ、おすすめの人をご説明したいと思います。
ボンネルコイルマットレスの寝心地
ボンネルコイルマットレスは、コイルが連結しているために、面で体を支える構造になります。
硬めの寝心地が特徴で、耐圧分散性はありません。
そのため、腰痛や肩こりがある人には不向きですが、通気性が良いので寝具内が蒸れて寝苦しいと言う事はありません。
体重が80㎏を超える方で、腰痛などの持病がない人におすすめです。
ポケットコイルマットレスの寝心地
ポケットコイルマットレスは、コイル一つ一つが袋に入って独立しています。
そのため、体の重い腰や肩が適度に沈み込んでくれるので、腰痛や肩こりの人でも安心してご使用頂けます。
寝心地自体は柔らかくなっているので、体重が50㎏未満の細身の女性や子供におすすめです。
マルチラススーパースプリングマットレスの寝心地
マルチラススーパースプリングマットレスは、フランスベッド社製の高機能マットレスになります。
抗菌・防臭・防ダニ加工が施されている不織布を編み込んでいて、「衛生マットレス」として全日本ベッド工業会の認定を受けています。
寝心地は「硬め」になっていますが、表面のソフト層は厚めのウレタンや樹脂綿を使用しているので、体重が軽い方でも大丈夫です。
赤ちゃんや子供と添い寝をする方や、アレルギーが心配な方におすすめとなっています。
デュラテクノマットレスの寝心地
デュラテクノマットレスは、フランスベッド社独自の新Z型連続スプリングを使用してるマットレスです。
一般的なマットレスに比べて、2倍以上の力で体をサポートするので、体にかかる荷重を分散させながら適度な硬さを保ちます。
しなやかな寝心地と、耐圧分散性が特に優れているのマットレスなので、腰痛や肩こりなどの持病がある人に最適となっています。
また、横揺れが少ないので、二人で同じマットレスに寝る方にもおすすめです。
ゼルトスプリングマットレスの寝心地
ゼルトスプリングマットレスは、フランスベッド独自の高密度連続スプリングを採用しています。
日本人の体格や骨格を考慮して開発された高密度連続スプリングに、電気で焼き入れを施す事で耐久性に優れたマットレスに仕上げています。
特に羊毛入りゼルトスプリングマットレスは、夏は涼しく冬は暖かい寝心地になっています。
赤ちゃんでも安心な低ホルムアルデヒド製品で、「快適な寝心地のマットレスが欲しい」と言う方におすすめとなっています。
ローベッドの寝心地まとめ
ローベッドの寝心地は、布団とマットレスのどちらを使用するかで大きく異なります。
ローベッドは畳と違い「板」の上に敷布団を敷くことになるので、寝心地は硬くなっています。
若い方や体重が軽い方は、布団でも快適に寝る事が出来ますが、腰痛の方やお年寄りは耐圧分散性に優れているマットレスがおすすめです。
また、ローベッドではボンネルコイルマットレスやポケットコイルマットレス以外に、フランスベッド社製の高機能マットレスを選ぶことが出来ます。