収納ベッドを探していると、「欲しいサイズがない」と言う事があります。
クイーンやキングサイズと言った大型収納ベッドだけでなく、種類によってはダブルサイズがないものもあります。
また意外に見落としがちな事として、「高さ」があります。
そこでこの記事では、
- ベッドのサイズ一覧
- 収納ベッドのサイズ
- 収納ベッドの高さ
について詳しくご説明したいと思います。
目次
ベッドのサイズ一覧
ベッドサイズ | ベッドの長さ | ベッドの幅 |
セミシングル | 195cm | 80~90cm |
シングル | 195cm | 90~100cm |
セミダブル | 195cm | 120cm |
ダブル | 195cm | 140cm |
クイーン | 195cm | 160cm |
キング | 195cm | 180~200cm |
ワイドキング | 195cm | 200cm以上 |
まず一般的なベッドサイズとしては、セミシングル~ワイドキングまであります。
長さは195cmで統一されていますが、サイズによってベッドの幅が異なってきます。
シングルベッドの2倍はキングサイズベッド
良くある間違いとしては、「シングルベッドの2倍のサイズがダブルベッド」と言う事があります。
しかし、実際にはシングルベッドの2倍はキングサイズです。
同様に、セミシングルベッドの2倍がクイーンサイズベッドとなっています。
収納ベッドのサイズ
では、収納ベッドのサイズがどうなっているのでしょうか?
収納ベッドには、
- 引き出し式収納ベッド
- チェストベッド
- 跳ね上げ式ベッド
の3種類がありますが、それぞれのサイズをご紹介致します。
引き出し式収納ベッド
引き出し式収納ベッドにあるサイズとしては、
- セミシングル
- シングル
- セミダブル
- ダブル
- クイーン
の5種類になっています。
基本的に、キングサイズベッドやワイドキングサイズベッドはありません。
しかし、シングルベッドやセミダブルベッドを2台並べる事で大型収納ベッドにする事が出来ます。
引き出しは左右どちらにでも付けられる
2台の引き出し式収納ベッドを連結すると「引き出しは大丈夫?」と思われるかもしれませんが、基本的には左右どちらにでも取り付け可能となっています。
そのため、同じシングルサイズの収納ベッドを2台購入して、引き出しの位置だけ左右反対にする事で、ベッドの両サイドに引き出しを付ける事が出来ます。
チェストベッドのサイズ
チェストベッドは、収納ベッドの中で一番サイズ展開が豊富になっています。
何故チェストベッドのサイズが豊富かと言うと、引き出し部分が「ボックス構造」になっているからです。
完成しているチェストを組み込むので、強度があり、大型サイズでも十分に耐える事が出来ます。
セミシングル~ワイドキングまで、一通り揃っているので「欲しいサイズがない」と言った事はありません。
跳ね上げ式ベッドのサイズ
跳ね上げ式ベッドのサイズは、
- セミシングル
- シングル
- セミダブル
の3種類になっています。
収納庫部分に梁や桟と言った補強を入れる事が出来ないので、ダブルベッド以上の大きさはありません。
但し、引き出し式収納ベッド同様に、セミシングル・シングル・セミダブルの3種類を2台並べる事で、クイーンやキング、ワイドキングと言ったサイズにする事が出来ます。
連結する時は「スライド式」にする
但し注意点として、2台連結する場合には「スライド式」にする必要があります。
両方とも縦開きなら問題ないのですが、横開きにするのであれば、スライド式でないと跳ね上げる時にお互いのベッドが干渉してしまうので注意してください。
収納ベッドの高さ
また、収納ベッドでは「長さ」や「幅」だけでなく、「高さ」にも注意するようにしましょう。
引き出し式収納ベッドでは特に問題ありませんが、チェストベッドや跳ね上げ式ベッドでは思いのほか高さが出るケースがあります。
起き上がりやすいベッドの高さ
一般的に起き上がりやすいベッドの高さは、「身長×0.25」と言われています。
そのため、標準的な身長であれば、40cm前後が使いやすい高さになります。
チェストベッドの高さ
一方、チェストベッドの高さは、ベッドフレームの高さだけで40cm程度あります。
これに、薄型マットレスが加わるので50cm以上の高さになってしまいます。
身長が低い人は1段チェストベッドがおすすめ
では身長が低い方はどうしたら良いかと言うと、標準の2段ではなく、1段のチェストベッドがおすすめです。
1段であれば引き出し式収納ベッドと変わらないので、起き上がる時に足がつかないと言った事もありません。
跳ね上げ式ベッドの高さ
次に跳ね上げ式ベッドの高さですが、これは収納庫の深さによって異なってきます。
一般的な例で言うと、
- レギュラー:34㎝
- ラージ:41㎝
- グランド:48㎝
となっています。
これに薄型マットレスが加わるので、グランドでは60cm程度の高さになってしまいます。
必要最低限の収納力にする
跳ね上げ式ベッドの魅力は「大容量の収納力」ですが、必要以上に高さがあると、起き上がりにくだけでなく見た目の圧迫感も出てしまいます。
後悔する原因にもなるので、必要最低限の収納力を選ぶようにしましょう。
収納ベッドのサイズまとめ
収納ベッドのサイズには、セミシングル~ワイドキングまであります。
但し、引き出し式収納ベッドや跳ね上げ式ベッドは、クイーンやキングと言ったサイズがありません。
そのため、大型収納ベッドが欲しい方は2台の収納ベッドを連結して、使うようにしましょう。
また収納ベッドでは「高さ」にも注意が必要です。
圧迫感が出ないように、チェストベッドでは1段を、跳ね上げ式ベッドでは最低限の収納力にする事も考慮しましょう。