収納ベッドの特徴|布団やスーツケースも入る大容量収納ベッドは?

跳ね上げ式ベッド

収納ベッドとは、ベッド下に引き出しや収納庫などの収納スペースを備えているベッドの事です。

ただ、収納ベッドにはどのような種類や特徴があるのかを、把握している方は少ないのではないでしょうか?

収納ベッドは大きく分けて、

  • 引き出し式収納ベッド
  • チェストベッド
  • 跳ね上げ式ベッド

の3種類に分ける事が出来ます。

それぞれ全く異なる特徴となっているので、ご説明したいと思います。

引き出し式収納ベッドの特徴

引き出し式収納ベッド

引き出し式収納ベッドは、サイドに1段もしくは2段の引き出しが付いています。

ベッドフレームに引き出しを挿し込んでいるだけの構造で、引き出しには蓋や囲いなどはありません。

主な特徴としては、

  • 価格が安い
  • 収納力は高くない
  • 引き出しにほこりが入りやすい
  • 湿気やカビに弱い

と言った事があります。

一番の魅力は価格が安い事ですが、ベッド下収納がないので、収納力はチェストベッドや跳ね上げ式ベッドに比べると劣ります。

収納ベッドなので湿気やカビに弱いですが、密閉性はそこまで高くないので、ある程度の空気は入り込みます。

引き出し式収納ベッドの収納力

引き出しの容量

引き出し式収納ベッドは、通常1段になっているので、2杯の引き出しが付いています。

引き出しは左右どちらにでも取り付け可能なので、お部屋のレイアウトに合わせる事が出来ます。

収納力は、合わせて50リットル程度となっていて、そこまで高くはありません。

おすすめはキャスター付き

キャスター付きの引き出し

また、引き出しにはスライドレールなどが付いていないので、挿し込むタイプだと引っかかる事があります。

そのため、おすすめはキャスター付きの引き出し式収納ベッドです。

キャスター付きなら、簡単に引き抜くことが出来ますし、ベッド下の掃除をするのにも便利です。

>>引き出し式収納ベッドはこちら!

チェストベッドの特徴

チェストベッド

チェストベッドは、サイドに1段~2段の引き出しが付いています。

完成品のチェストをベッドに組み込むようになっているので、引き出しには蓋や囲いがあります。

また、ベッド下のスペースには長物収納エリアがあります。

主な特徴としては、

  • 大容量の収納が可能
  • 収納スペースが複数ある
  • 引き出しはスライドレール式
  • 引き出しにはほこりや虫が入りにくい
  • 頑丈に出来ている
  • 組み立てが簡単
  • 圧迫感がある
  • 湿気やカビに弱い
  • マットレスは薄型

と言った事があります。

チェスト部分はボックス構造になっていて、引き出しにはスライドレールが付いているので、コミックなどの重い荷物を入れる事も出来ます。

完成品のチェストを組み込むので組み立てが簡単ですし、耐久性にも優れています。

チェストベッドの収納力

チェストベッドの収納力

通常のチェストベッドには、4杯の浅型引き出し、1杯の深型引き出し、長物収納エリアがあります。

引き出しも含めて、ベッド下全てが収納スペースになっているので、最大で800リットル程度の収納力があります。

引き出しのサイズも様々なので、小物から大型の荷物まで幅広く収納する事が出来ます。

おすすめはフット側引き出し

フット側チェストベッド

サイドに全ての引き出しがあるのも便利ですが、人気となっているのはフット側に大きな引き出しがあるタイプです。

長物収納エリアは、マットレスなどをどかす必要があるので、使い勝手はあまり良くありません。

しかしフット側引き出しでは、引き出し部分の容量を大きく出来るので、利便性が向上します。

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跳ね上げ式ベッドの特徴

跳ね上げ式ベッド

跳ね上げ式ベッドは、ガス圧によってマットレスごと床板を跳ね上げる収納ベッドです。

ベッド下全てが1つの大きな収納庫になっていますし、ベッドを跳ね上げるのに力も必要ありません。

跳ね上げ式ベッドの特徴としては、

  • 大容量の収納力
  • 大型の荷物を収納できる
  • 圧迫感がある
  • 湿気やカビに弱い
  • 故障のリスクがある
  • ダブルサイズがない
  • マットレスは薄型

と言った事があります。

仕切りが一切ないので、布団やスーツケース、ゴルフバッグなど大型の荷物を収納出来るのが魅力です。

一番の注意点は、収納庫を深くし過ぎるとベッドが高くなりすぎてしまい、圧迫感が出る事です。

また跳ね上げるのに使用している「シリンダー」は、劣化してくるとガスが抜けてしまい、開閉が困難になる事があります。

10年~15年程度は持つように作られていますが、「シリンダーの劣化=跳ね上げ式ベッドの寿命」となります。

跳ね上げ式ベッドの収納力

830リットル収納できる跳ね上げ式ベッド

跳ね上げ式ベッドはセミダブルが一番大きいサイズになりますが、それでも収納力は最大830リットル程度あります。

収納ベッドの中でも一番荷物を多く収納する事が出来て、年々人気が高まっているタイプになります。

おすすめはスライド式

スライドタイプの跳ね上げ式ベッド

跳ね上げ式ベッドのおすすめは、マットレスがスライドするタイプになります。

ベッド自体を壁にくっつけても開閉する事が出来ますし、2台連結しても干渉する事がありません。

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収納ベッドの特徴まとめ

収納ベッドの特徴は、種類によって異なります。

引き出し式収納ベッドは値段が安いですが、収納力は高くありません

チェストベッドは引き出しや長物収納エリアと収納スペースがたくさんあるので、整理整頓しやすい特徴があります。

跳ね上げ式ベッドは、大容量で布団など大型の荷物を収納するのに適しています。

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