二段ベッドは子供たちが幼少の頃から、大人になるまで長く使い続ける事が出来るベッドです。
長期間に渡って使用するものなので、地震対策も万全にする事が大切です。
そこでこの記事では、
- 二段ベッド耐震機能の種類と特徴
- 二段ベッド耐震のおすすめ商品
- 二段ベッドの補強方法
について詳しくご説明したいと思います。
目次
二段ベッド耐震機能の種類と特徴
二段ベッドにおいて、地震の際一番弱い部分は、上段と下段の連結箇所です。
一般的な二段ベッドでは、上下の連結部分に「ダボ」と呼ばれる金属の棒が1本挿し込まれてるだけで、特に固定はされていません。
しかし、耐震機能付き二段ベッドでは、
- ダボの上下をビスで固定
- ダボを2本使用している
のいずれかの対策が取られています。
また、より強固にするために、太い木材を使用している耐震二段ベッドもあります。
ダボの上下をビスで固定
ダボの上下をビスで固定する事で、地震の縦揺れに強い二段ベッドとなります。
震度6を超えるような大震災では、二段ベッドの上下が分裂する恐れがありますが、ダボを固定する事で、そのリスクを軽減してくれます。
ダボを2本使用している
また、ダボを2本使用している耐震二段ベッドもあります。
こちらは、地震の横揺れに強いのが特徴です。
強い横揺れの地震が発生すると、二段ベッドがひしゃげてしまう可能性がありますが、ダボを2本入れる事で、そのリスクを軽減してくれます。
二段ベッド耐震のおすすめ商品
耐震機能が備わっている二段ベッドのおすすめ商品としては、
- 照明・宮棚付き2段ベッド
- 2段すのこベッド シングル ヒノキ
があるので、ご紹介したいと思います。
照明・宮棚付き2段ベッド 分割可 コンセント付き 木製
こちらは、ダボの上下をビスで固定している耐震二段ベッドです。
支柱は70cm角と太く、横揺れに強い開き止めや縦揺れに強いようにダボをピンで固定しています。また耐荷重は上下ともに280㎏ずつあります。
梯子がベッド中央にある事で、強度を大幅にアップしていて、宮棚には照明とコンセントがあるので、夜間の地震にも対応出来ます。
2段すのこベッド シングル ヒノキ 木製 分割 連結 日本製
こちらは、ダボが2本入っている耐震二段ベッドです。
第三者機関で耐荷重、階段踏み板の奥行、柵の高さなど厳しい試験をクリアしています。
太めの支柱に、連結部分はダボをピンで固定、通常1本の開き止めを2本に増強、床板はずれ防止、触れる部分に面取り加工など、あらゆる安全対策を行っています。
二段ベッドの補強方法
二段ベッドでは、耐震機能が備わっている商品を選ぶことが一番大切ですが、更に地震対策の補強を行う事で、子供たちをより安全にする事が出来ます。
おすすめの補強方法としては、
- 二段ベッドの柱と壁を固定する
- 二段ベッドの脚と床を固定する
の2つがあります。
二段ベッドの柱と壁を固定する
二段ベッドの柱と壁を固定する事で、地震の揺れでベッドが分裂したり、ひしゃげてしまうのを防ぐ効果があります。
主な対策方法としては、
- 突っ張り棒で固定する
- L字金具で固定する
- ガムロックで固定する
の3つがあります。
1．突っ張り棒で固定する
二段ベッドの柱の上部と天井との間に突っ張り棒を入れる事で、地震の縦揺れに特に強くする事が出来ます。
突っ張り棒を購入するだけで、すぐに出来るのがメリットですが、地震の横揺れにはさほど効果が期待出来ません。
2．L字金具で固定する
二段ベッドの柱の上部と壁をL字金具で固定する事で、縦揺れにも横揺れにも強くする事が出来ます。
金具自体は非常に安いですし、効果も高いですが、壁に穴を開けるため賃貸マンションには不向きです。
3．ガムロックで固定する
また、「ガムロック」で二段ベッドの柱と壁を固定する方法もあります。
強い粘着性があるので、縦揺れ・横揺れにも対応出来ますし、穴を開けないので賃貸マンションに住んでいる方に特におすすめです。
二段ベッドの脚と床を固定する
二段ベッドの脚とフローリングなどの床を固定する方法としては、耐震マットを使うのが簡単で効果的です。
二段ベッドを持ち上げる必要があるので、組み立ててマットレスや布団を敷く前に固定をするようにしましょう。
二段ベッド耐震まとめ
耐震二段ベッドは、上段と下段の連結部分に使用されている「ダボ」をビスで固定しているか、2本挿し込む事で地震に強くしています。
おすすめの耐震二段ベッドには、
- 照明・宮棚付き2段ベッド
- 2段すのこベッド シングル ヒノキ
があります。
また、
- 二段ベッドの柱と壁を固定する
- 二段ベッドの脚と床を固定する
と言った補強をする事で、二段ベッドをより安全に使用する事が出来ます。