二段ベッドの怪我|底抜け・転落・地震でも子供が怪我をしないように!

子供の怪我

二段ベッドで子供たちを寝かせるのに、一番心配なのが「怪我」ですよね?

特に多い怪我としては、

  • 二段ベッドの床板が抜ける「底抜け」
  • 上段から落ちる
  • 梯子を踏み外す
  • 地震

の4つのパターンがあるので、それぞれご説明したいと思います。

二段ベッドの床板が抜ける「底抜け」

二段ベッドの床板

二段ベッドに限らず、ベッドには「耐荷重」と言うものが定められています。

これはベッドの上に荷重をかけて、どの重さまで耐えられるかと言う目安になります。

通常の二段ベッドでは、最低でも100㎏程度の耐荷重があるので、床板が抜け落ちる「底抜け」は簡単に発生するものではありません。

子供が二段ベッドで暴れる

しかし、子供がベッドの中で暴れると、話が変わってきます。

二段ベッドは子供にとって秘密基地のような存在です。

嬉しさのあまり飛び跳ねると、瞬間的に大きな荷重がかかり、底抜けを起こす危険性があります。

底抜けの怖い所は、上段で飛び跳ねている子供の怪我ではなく、下段で寝ている子供です。

割れた木の破片が体に突き刺さる事もあれば、上段で暴れていた子供の体重が乗っかるので、内臓破裂を起こす事も考えられます。

上段から落ちる

二段ベッドからの転落

次に多い怪我のパターンとして、二段ベッドの上段から落ちてしまう事です。

二段ベッドには「ベッドガード」が付いているので、そう簡単に上段で寝ている子供は落ちたりしませんが、

  • 分厚いマットレスを使っている
  • 寝相が悪い子供が上段で寝ている

と言った場合は、注意が必要です。

特に子供は頭でっかちなので、二段ベッドから落ちた時に頭をぶつける危険性があります。

分厚いマットレスを使っている

分厚いマットレス

二段ベッドに分厚いスプリングマットレスを敷いていると、その分ベッドガードが低くなってしまいます。

子供の場合、体重が軽いのでそこまで分厚いマットレスは必要ありません。

「二段ベッドから落ちるかもしれない」と感じたら、厚みが5cm~7cm程度の薄めのマットレスに変えて上げましょう。

寝相が悪い子供が上段で寝ている

寝返りをしている子供

子供は体重が軽いので、寝返りを頻繁にしますし、大人のように無意識に寝返りを抑制する事も出来ません。

そのため、寝相が悪い子供の場合、稀にですが上段から転落して怪我をする事があります。

実際、ネット上の口コミでも、

知り合い2人が骨折しています。
どちらも友人や兄弟で遊んでいて、落ちました。
うちの娘も2段ベッドを欲しがるのですが、うちの娘達はふざけっ子なので、落ちる可能性がすごく高いと思って、
部屋は狭くなるけどシングルを2台買うつもりです。

と言った書き込みがあります。(Yahoo!知恵袋より引用)

上段から落ちると、大怪我に繋がる可能性が高くなります。

一番確実な予防法としては、二段ベッドを分割してシングルベッド2台として使う事です。

そうすれば高さも低いので、大怪我になる事はまずありません。

あるいは、予防のために床にクッション性の高い敷物を敷くようにしましょう。

梯子を踏み外す

二段ベッドの梯子

夜中にトイレに目を覚ました時に良くあるのが、梯子を踏み外してしまう事です。

寝ぼけているうえに、二段ベッドにはライトが付いていないタイプも多くあります。

梯子のステップが見えにくい事から、足を踏み外してそのまま床に体を打ち付けるケースはどの家庭でも起こりえる怪我です。

地震

地震で家具が倒れている

震災の時に、二段ベッドが倒壊したら大怪我どころの話ではありません。

日本は「地震大国」と呼ばれているように、いつどこで大規模震災が発生しても不思議ではありません。

特に心配なのは、

  • 二段ベッドが分裂する
  • 二段ベッドが倒れる

の2つではないでしょうか。

二段ベッドが分裂する

ダボ

二段ベッドの上段と下段は、「ダボ」と言う金属の棒で繋がっています。

しかし、揺れが大きい場合には、1本のダボを挿し込んでいるだけでは、不十分なケースがあります。

二段ベッドが倒れる

二段ベッドは高さがあるので、「倒れたらどうしよう・・・」と心配される親御さんも多いと思います。

しかし、二段ベッドが倒れる事は、非常に稀と言えます。

と言うのも、確かに高さはあるのですが、ロフトベッドと違い下段がある事で重心が下にあるので、安定感があるからです。

二段ベッドが逆に怪我防止をする事も

また二段ベッドに寝ていたおかげで、怪我を免れたと言う口コミもあります。

サイドフレームで囲まれている二段ベッドは、タンスや本棚など他の家具が倒れてきた時でも、支えとなって子供を守ってくれるからです。

大切な事は、耐震機能が備わっている二段ベッドを選び、地震対策をしっかり行う事です。

二段ベッドの怪我を防止する方法

チェック項目

では具体的に二段ベッドで怪我をしないようにするには、どうすれば良いかをご説明したいと思います。

主なチェック項目は、

  1. 必要以上に分厚いマットレスを使用しない
  2. 子供たちに二段ベッドで暴れないように言い聞かせる
  3. 耐荷重の高い二段ベッドを選ぶ
  4. 寝相が悪い子供は下に寝かせる
  5. 床に厚手のコルクマットを敷く
  6. クリップ式のライトを取り付ける
  7. 耐震機能が備わっている二段ベッドを選ぶ
  8. 地震対策を行う

の8つです。

1.必要以上に分厚いマットレスを使用しない

まず、必要以上に分厚いマットレスを使用するのは止めましょう。

子供が小学生の間は(体重が40㎏未満)、マットレスの厚みは5㎝~7㎝あれば十分です。

分厚くする事で、相対的にサイドガードが低くなることを防ぐようにしましょう。

二段ベッドにおすすめのマットレス【EVA】エヴァ ジュニア

【EVA】エヴァ ジュニア ポケットコイルマットレス

ベッド詳細はこちら!

二段ベッドにマットレスが付いている場合は大丈夫です。

しかし、ベッドフレームとマットレスを分けて購入する場合には、【EVA】エヴァ ジュニアがおすすめです。

ポケットコイルマットレスは、厚みが7㎝になっているので、ベッドからの転落事故を防ぐのに役立ちます。

2.子供たちに二段ベッドで暴れないように言い聞かせる

遊んでいる子供

二段ベッドは子供たちにとって、格好の遊び場です。

しかし、暴れる事で底抜けを起こす危険性がある事は、しっかりと教育するようにして下さい。

3.耐荷重の高い二段ベッドを選ぶ

二段ベッドの耐荷重

底抜けを防止するためには、耐荷重が高い二段ベッドを選ぶのがおすすめです。

大人しい子供であれば100㎏の耐荷重でも良いですが、やんちゃな子供には耐荷重が150㎏以上の二段ベッドを選んであげましょう。

4.寝相が悪い子供は下に寝かせる

二段ベッドは兄弟姉妹で、上を取り合うケースが多いですが、寝相が悪い子供は下に寝かせた方が安全です。

一般的には上の子供の方が体重が重たいために、寝相も良い傾向にあります。

5.床に厚手のコルクマットを敷く

万が一二段ベッドから転落した時のために、床には厚手のコルクマットを敷くようにしましょう。

フローリングがむき出しになっていると、大怪我をする元ですし、カーペットは案外クッション性がないので、効果が薄くなってしまいます。

EVA樹脂が配合されているコルクマットを2畳分敷くだけで、大怪我を防ぐことが出来ます。

おすすめのコルクマット

やさしいコルクマット

やさしいコルクマットは、EVA樹脂が配合されていて、弾力性に優れているコルクマットです。

床に敷き詰める事で子供が万が一転落しても、衝撃を吸収してくれるので安心です。

6.クリップ式のライトを取り付ける

クリップ式ライト

子供が足を踏み外さないように、上段にはクリップ式のライトを取り付けて上げましょう。

そうする事で、下段に寝ている子供を起こさずに、足元を明るく照らす事が出来ます。

7.耐震機能が備わっている二段ベッドを選ぶ

ダボが2本付いている二段ベッドの耐震機能

地震はいつ発生するか分かりません。

二段ベッドは子供が成長するまで長く使えるベッドなので、ダボが2本になっていたり、ダボを固定している耐震性に優れた二段ベッドを選ぶようにしましょう。

耐震機能付きのおすすめ二段ベッド【Whentoss】ウェントス

2段ベッド【Whentoss】ウェントス

ベッド詳細はこちら!

【Whentoss】ウェントスは、子供の安全性を第一に考えて作られた二段ベッドです。

ダボは2本付いていて、耐荷重も150㎏あり、頑丈に出来ています。

サイドガードもベッドをぐるっと1週囲むようになっているので、転落による怪我も防止してくれます。

8.地震対策を行う

ガムロックで固定している

大震災でも二段ベッドが分裂するのを防ぐために、突っ張り棒やL字金具で上段を固定するようにして下さい。

また、倒壊するのを防ぐには、ベッドの脚と床を粘着シートで固定するのが効果的です。

二段ベッドの怪我まとめ

二段ベッドで怪我をする主な原因としては、

  • 二段ベッドの床板が抜ける「底抜け」
  • 上段から落ちる
  • 梯子を踏み外す
  • 地震

の4つがあります。

特に大怪我に繋がりやすいのが、寝相が悪い子供が上段から転落する事故です。

マットレスは必要以上に分厚いものは避けて、下にコルクマットを敷くことで怪我防止をするようにして下さい。

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