フロアベッドはフレーム枠全体で支えているので、床に直置きすると傷が付く危険性が高いベッドです。
特にフロアベッドを引きずるような事があると、筋状のひっかき傷が床に何本も付いてしまいます。
そのため多くの方は、カーペットやラグを傷防止に使用しています。
しかし、フロアベッドはただでさえ通気性があまり良くありません。
そこに、カーペットなどの布製品を敷くと、湿気が溜まりカビやダニが繁殖しやすくなってしまいます。
そこでこの記事では、
- 床の傷防止おすすめグッズ
- フローリングに傷が付いた時の対処方法
- 傷が付きにくいおすすめフロアベッド
について詳しくご説明したいと思います。
目次
床の傷防止おすすめグッズ
一旦フローリングに傷が付いてしまうと、修繕するには費用も手間もかかりますし、完全に傷を隠す事は出来ません。
そのため予め傷を防止する事が大切なのですが、おすすめとしては、
- コルクマット
- ジョイントマット
- 化粧シート
の3つの方法があります。。
コルクマット
一番のおすすめは、コルクマットを床に敷くことです。
と言っても通常のコルクマットでは、耐久性が低いので重量があるフロアベッドを上に置くと、すぐにボロボロになってしまいます。
PE樹脂配合のコルクマット
そこでおすすめなのが、「PE樹脂」が配合されているコルクマットです。
PE樹脂の特徴として、弾力性・防音性・保温性・耐久性に優れていて、軽量で無公害のプラスチック素材です。
PE樹脂を配合する事で、コルクマットが本来持っている防音性・クッション性・吸放湿性と言ったメリットはそのままに、弾力性や耐久性を向上する事が出来ます。
カーペットなどの布製品と違い、吸放湿性に優れているので、フロアベッドの湿度を下げてカビを防止してくれます。
また、コルクマットには「スぺリン」と言う天然防虫成分があるので、ダニや害虫予防にも効果があります。
フロアベッドのデメリットをカバーしてくれる
フロアベッドのデメリットとしては、湿気やカビに弱い事ですが、コルクマットの吸放湿性が上手にカバーしてくれます。
クッション性や防音効果もあるので、赤ちゃんや小さな子供がいるご家庭におすすめの傷防止グッズです。
ジョイントマット
耐久性を重視するのであれば、ジョイントマットもおすすめです。
高断熱・高密度のクッション性を備えているので、フロアベッドにかかる衝撃を吸収して、傷を防止してくれます。
それ以外にも、防音対策や保温効果もあるので、寒い冬場でも快適に使う事が出来ます。
また、コルクマットと比べると値段も安いので、気軽に購入できるメリットがあります。
ジョイントマットは湿気やすい
ジョイントマット自体はプラスチック製品なので、カビやダニが繁殖する心配はありません。
但し、湿度が高くなると結露を起こしてしまうので、部屋の湿度コントロールには注意が必要です。
またコルクマットは帯電しにくいですが、ジョイントマットは静電気を帯びやすいので、ほこりがまとわりつきやすいデメリットもあります。
化粧シート
「化粧シート」とは、フィルムや紙などのシートに、木目や石目の柄などを印刷したものです。
化粧シートのメリットは、傷が付きにくくメンテナンスが簡単な事が挙げられます。
帯電する事もないので、ほこりやダニがまとわりつく事もなく、衛生的に使用する事が出来ます。
見た目もおしゃれなものが多くあるので、フロアベッドに合う柄を選ぶのも楽しいです。
但しコルクマットやジョイントマットと比べると、薄い商品が多いので、防音効果や保温効果、クッション性は低くなっています。
化粧シートは、インテリア性を重視するご家庭におすすめの傷防止グッズです。
フローリングに傷が付いた時の対処方法
フロアベッドをご使用中の方の中には、既にフローリングに傷をつけてしまった方もいらっしゃると思います。
フローリングの傷は見た目にも良くないですし、賃貸マンションの場合には補修費用を請求される事になります。
そこで、
- 浅いすり傷を目立たなくする方法
- 深くえぐれた傷の補修方法
の2つをご説明したいと思います。
浅いすり傷を目立たなくする方法
フロアベッドを引っ張ってしまうと、フローリング全体に浅いすり傷が残ってしまいます。
完全に補修するにはフローリング全体の張替えが必要ですが、傷も浅いのでもったいないですよね?
そこでおすすめなのが、「かくれん棒フローリング用」です。
フローリングの色に似ているアートタッチを塗り込むだけなので、手軽の目立たなくする事が出来ます。
深く削れた傷の補修方法
一方、フロアベッドの角でフローリングを傷つけた場合には、深くえぐれた傷跡が残ります。
アートタッチで塗り込んでも、不自然に見えますし、フローリングの凸凹を補修する事は出来ません。
そんな時には、「キズなおしま専科」がおすすめです。
SmaSTATION!!(スマステ)でも紹介されたキズ補修グッズなのですが、プロも使用するほど本格的に傷を直す事が出来ます。
始めに傷ついた箇所をカッターナイフやサンドペーパーを使って、「バリ」を落とします。
次に、フローリングよりも少し明るめの色のイージーリペアスティックを、溶かしながらフローリングの傷を埋めていきます。
盛り上がった部分をコテで平らにして、最後にフローリングの木目を書けば完成です。
傷が付きにくいおすすめフロアベッド
一度床に傷が付くと、目立たなくするのは大変です。
そのため、これからフロアベッドを購入する方は、傷が付きにくいタイプを選ぶようにしましょう。
家族のいるトコ いいところ 床トコ ファミリーベッド
床トコ ファミリーベッドは、床板がすのこになっていて敷布団も使えるファミリータイプのフロアベッドです。
通常のフロアベッドに比べて湿気やカビに強いですし、寝床が床から25cmの高さにあるのでほこりの影響も受けにくくなっています。
宮棚には2口コンセントがあり、フレームカラーも人気の5色から選ぶ事が出来ます。
フレームの裏側にはフェルトが貼ってあるので、新居でも安心してご使用出来ます。
棚・2口コンセント付きロータイプ Skyline2 スカイライン2
Skyline2 スカイライン2は、桐すのこを使用したフロアベッドです。
奥行き14㎝の棚は前板付きなので小物が落ちる心配がなく、コンセントも2口付いているのでスマホの充電にも便利です。
すのこの裏には、「傷防止フェルト」が付いているので、フローリングを傷つける事無く、ご使用頂けます。
モダンライト・コンセント付きフロアベッドShellyシェリー
Shellyシェリーは、モダンライトが綺麗なコンセント付きフロアベッドです。
ヘッドボードにはスライド付きの2口コンセントと、小物をしまえる収納スペースがあります。
また両サイドには暖かみのあるモダンライトが、寝室の雰囲気をおしゃれに彩ってくれます。
床板はすのこ仕様で、裏面にプラスチック脚が付いているので、床に傷をつける心配がありません。
フロアベッドの床の傷まとめ
フロアベッドは脚がないので、床に傷をつけやすいベッドです。
傷を防止するには、コルクマットやジョイントマット、化粧シートを敷くようにしましょう。
また、すり傷が付いたり、床がえぐれてしまった時には、「かくれん棒フローリング用」や「キズなおしま専科」で補修する事が出来ます。