フロアベッド

フロアベッドとローベッドの違いを徹底検証!両者のメリット・デメリットは?

フロアベッドと混同しやすいベッドに、ローベッドがあります。

どちらもロースタイルのベッドですし、実際にメーカーによっては両者を区別していないところもあります。

しかし、特徴やメリット・デメリットは大きく異なるので、この記事では、

  • フロアベッドとローベッドの違い
  • フロアベッドのメリット・デメリット
  • ローベッドのメリット・デメリット
  • フロアベッド・ローベッドがおすすめの人

をご説明したいと思います。

フロアベッドとローベッドの違い

ローベッドの脚

フロアベッドとローベッドの違いを一言で言うと、「脚がついているかどうか」です。

フロアベッドには脚がなくフレーム枠で支えていますが、ローベッドには短い脚が付いています。

そのため、フロアベッドとローベッドでは床面からの高さが異なります。

また、ローベッドならではの特徴としては、

  • ステージタイプを選べる
  • 布団が使えるローベッドもある

と言った事があります。

フロアベッドとローベッドの高さの違い

通常のベッドは床面からマットレスまでの高さが、40㎝~50㎝になっています。

フロアベッドの高さ

フロアベッドの高さ

これに比べてフロアベッドの高さは、床面から20㎝~25㎝となっています。

数あるベッドの中でも、一番低いタイプのベッドです。

ローベッドの高さ

ローベッドの高さ

一方、ローベッドの高さは、床面から約30㎝になっています。

通常のベッドよりは低いですが、フロアベッドに比べると10㎝程度高くなっています。

ローベッドは「ステージタイプ」が選べる

ローベッドのステージタイプ

また、ローベッドならではの特徴として、「ステージタイプ」が選べることがあります。

ステージタイプには、

  • ステージレイアウト:マットレス幅よりもフレーム幅が両サイド10㎝ずつ長い
  • フルレイアウト:マットレス幅とフレーム幅が同じ

の2種類があり、フロアベッドを含めて通常のベッドでは、フルレイアウトだけしかありません。

しかしローベッドでは、より高級感が出るようにステージレイアウトを選べるようになっています。

布団が使えるローベッドもある

布団が使えるローベッド

フロアベッドは基本的にマットレスしか使用する事が出来ませんが、ローベッドの中には敷布団が使えるタイプもあります。

敷布団を使えるようにするためには、

  • 床板がすのこになっている
  • 床板の強度が高い

の2つを兼ね備えていなければいけません。

床板がすのこになっている

ローベッドの床板は全てすのこ状になっているので、通気性が良くない敷布団でもすぐにカビが生える事はありません。

床板の強度が高い

マットレスは耐圧分散性に優れているので、マットレスにかかった荷重を分散して床板に伝えます。

そのため、強度が低くても問題なく使用する事が出来ます。

しかし敷布団は一か所に荷重が集中するため、頑丈に作る必要があるのです。

収納はどちらもない

フロアベッドはベッド下の隙間がほとんどないので、収納機能が無い事は明らかですが、実はローベッドにも収納付きはありません。

脚が付いているとは言っても短いので、収納機能を付ける事は出来ません。

フロアベッドのメリット・デメリット

フロアベッドとローベッドは、脚の有無とマットレスのレイアウトだけですが、メリット・デメリットには大きな違いがあります。

フロアベッドのメリット

ローベッドと比較した時に、フロアベッドだけが持っているメリットとしては、

  • 値段が安い
  • 赤ちゃんや小さな子供でも安全
  • より開放感がある

と言った事があります。

値段が安い

お金を節約出来る

まず一番のメリットとして、低価格の商品が多い事があります。

使用している部材がローベッドと比べると少ないので、その分低価格になっています。

赤ちゃんや小さな子供でも安全

寝返りを始めた赤ちゃん

赤ちゃんや小さな子供を寝かせる時に、一番注意しなければいけない事は、ベッドからの転落事故です。

毎年のように、赤ちゃんがベッドから落下して、頭蓋骨を骨折するような痛ましい事故が発生しています。

しかし、フロアベッドの高さであれば、下にコルクマットやジョイントマットを敷いておくだけで安全に使用する事が出来ます。

より開放感がある

開放的なフロアベッド

フロアベッドはローベッドよりも、一段低くなっているので、見た目の開放感もあります。

特にホワイトを基調としたフロアベッドを選ぶことで、狭い部屋でもより広く見せる事が出来ます。

フロアベッドのデメリット

一方、フロアベッドのデメリットには、

  • 通気性が悪い
  • 起き上がりにくい
  • 掃除がしにくい

があります。

通気性が悪い

フロアベッドの最大のデメリットと言えるのが、通気性の悪さです。

人は寝ている間にコップ一杯分の汗をかきますが、その汗(湿気)はマットレスの底面に溜まります。

脚があれば下から空気が入り込む事で、マットレスを乾燥してくれますが、フロアベッドはフレーム枠で囲まれています。

また、床面とマットレスの隙間がほとんどないので、湿気がすぐに飽和状態になります。

そのため、マットレスは湿気やすく、カビが生える原因となります。

起き上がりにくい

高年齢になると高さがあるベッドの方が、起き上がりやすくなります。

特に膝や腰に疾患を持っている方は、フロアベッドのように低いベッドでは患部に負担をかけてしまいます。

掃除がしにくい

フロアベッドを購入してから始めて気が付くデメリットとして、掃除がしにくい事があります。

ベッド下に溜まったほこりを放置しておくと、不衛生なだけでなく、カビやダニが繁殖する要因となります。

そのため、定期的にベッド下の掃除をする必要があるのですが、そのためには、

  1. 布団やマットレスをどかす
  2. 床板を外す

と言った手間がかかります。

フロアベッドの床板は敷布団が使える程、頑丈に作られていません。

そのため、基本的にはボンネルコイルマットレスやポケットコイルマットレスと言ったスプリングマットレスを使う事になります。

このスプリングマットレスは、シングルサイズでも重さが20㎏程度あります。

男性であれば持ち上げる事も出来ますが、力のない女性や子供では一人でベッド下の掃除をする事は難しくなります。

ローベッドのメリット・デメリット

では、ローベッドはフロアベッドと比べた時に、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

ローベッドのメリット

ローベッドのメリットとしては、

  • 高級感がある
  • カビの心配がほとんどない
  • ベッド下の掃除が簡単に出来る

と言った事があります。

高級感がある

高級感のあるローベッド

開放感はフロアベッドにかないませんが、高級感はローベッドの方があります。

余分な機能を省いたシンプルなデザインに加えて、ステージレイアウトを選ぶことで、インテリア性が高いベッドにする事が出来ます。

カビの心配がほとんどない

カビに強いベッドいえば「すのこベッド」がありますが、ローベッドも湿気やカビには非常に強く出来ています。

ベッド下に収納がなく脚がある事で、マットレスの上からも下からも空気がが入り込むようになっています。

ベッド下の掃除が簡単に出来る

ルンバで掃除できるローベッド

ローベッドは、ベッド下の掃除も非常に簡単に出来ます。

通常の掃除機のヘッドはもちろん、お掃除ロボット「ルンバ」も一般的なローベッドの高さに対応しています。

ローベッドのデメリット

一方、フロアベッドと比べた時にローベッドの方が劣っているポイントとしては、

  • 値段が高い
  • 添い寝にはおすすめ出来ない

事が挙げられます。

値段が高い

同じ宮付きのシングルベッドで比べた時に、ローベッドの方が1万5千円~2万円程度高くなっています。

添い寝にはおすすめ出来ない

また、赤ちゃんと添い寝をするのであれば、ローベッドは止めておいた方が良いでしょう。

僅か10㎝程度の高さの違いですが、赤ちゃんにとっては命取りになりかねません。

フロアベッド・ローベッドがおすすめの人

フロアベッドとローベッドは似ていますが全く異なる性質を持っているので、おすすめとなる人も変わってきます。

フロアベッドがおすすめの人

フロアベッドがおすすめの人としては、

  • 若い男性の一人暮らし
  • 赤ちゃんや小さな子供がいるご家庭

になってきます。

若い男性の一人暮らし

平均的な体格の男性

大学生や新社会人などで一人暮らしをする場合、金銭的にもあまり余裕はありません。

そのため、値段が安いフロアベッドの方が購入しやすくなります。

また、若い方であれば、低いフロアベッドでも起き上がるのを苦痛に感じる事もないですし、男性であればマットレスを持ち上げるのも問題ないでしょう。

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赤ちゃんや小さな子供がいるご家庭

赤ちゃんがフロアベッドで寝ている

赤ちゃんや小さな子供と一緒に寝るのであれば、断然フロアベッドがおすすめです。

安全性が高いですし、連結タイプにすれば隙間を気にしなくても良いですし、将来的には分割して2台のフロアベッドとしても使う事が出来ます。

>>添い寝ベッドはこちら!

ローベッドがおすすめの人

ローベッドがおすすめなのは、

  • 広い間取りに住んでいて金銭的余裕がある
  • 喘息などのアレルギーがある

と言った方です。

広い間取りに住んでいて金銭的余裕がある

広い寝室にローベッドを置いている

ローベッドをより魅力的に見せるためには、広い間取りでステージレイアウトを選ぶのがおすすめです。

また値段も若干高いので、金銭的にある程度余裕がある方がおすすめとなります。

喘息などのアレルギーがある

喘息

床からの高さが30㎝以内は「ほこりゾーン」と呼ばれていて、喘息のアレルゲンとなるほこりやダニの死骸・糞などが浮遊しています。

フロアベッドの高さでは、寝ころんだ時にちょうど吸い込みやすい高さになりますが、ローベッドの高さであれば大丈夫です。

またローベッドはベッド下の掃除もしやすいので、衛生的な環境を保ちやすくなっています。

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フロアベッドとローベッドの違いまとめ

フロアベッドとローベッドの一番の違いは、脚があるかどうかです。

また、ローベッドでは「ステージタイプ」を選べたり、「布団が使えるローベッド」もありますが、フロアベッドにはありません。

フロアベッドは、一人暮らしの若い男性や、赤ちゃんがいるご家庭におすすめです。

一方ローベッドは、金銭的に余裕がある方や、喘息などのアレルギーがある方におすすめです。