フロアベッドの基本的な掃除の仕方&掃除を簡単にするマル秘方法

掃除

フロアベッドはインテリア性が高いベッドですが、掃除やお手入れはちょっと大変です。

と言うのも、フロアベッドは脚がないので、ベッド下の掃除をしようとするとマットレスなどをどかす必要があるからです。

実際、フロアベッドを購入した人の中には、まともに掃除をした事がない方もたくさんいらっしゃいます。

そこでこの記事では、

  • フロアベッドの掃除は必要?
  • フロアベッドの掃除方法
  • フロアベッドの掃除を簡単にする方法

について詳しくご説明したいと思います。

フロアベッドの掃除は必要?

そもそもフロアベッドは、掃除やお手入れが必要なのでしょうか?

「フレームで囲まれているんだから、ベッド下は汚れないのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、フロアベッドの掃除をしないと、

  • ベッド下にほこりが溜まる
  • マットレスや床板にカビが生える

と言った事になってしまいます。

ベッド下にほこりが溜まる

ほこり

確かにフロアベッドはフレームで囲まれているので、外からほこりが侵入する事はあまりありません。

しかし、ベッド下はマットレスと床板が擦れる事で、糸くずや木くずなどのほこりがたくさん溜まります。

マットレスや床板にカビが生える

マットレスのカビ

また、一番厄介なのが、「カビ」の存在です。

人は寝ている間にコップ一杯の汗をかくと言われていますが、その湿気はマットレスの裏側と床板の間に溜まります。

脚があるベッドであれば、下から空気が入り込むので放置しても、ある程度乾燥します。

ところが、フロアベッドは空気の入るところがほとんどないため、湿気はどんどん蓄積していくばかりです。

また、フロアベッドは床面との隙間がほとんどないために、すぐに飽和状態に達してカビが繁殖しやすい環境になります。

カビが繁殖する要因

カビは、高温多湿で、餌となる人間の皮脂やフケ、ほこりがあるところを好んで繁殖します。

掃除をしていないフロアベッドの下は正に、カビが繁殖するために絶好の条件となるのです。

フロアベッドの掃除方法

フロアベッドを掃除する手順としては、

  1. 布団やマットレスをどかす
  2. 床板を外す
  3. 掃除機で吸い取る

の3ステップになります。

1.布団やマットレスをどかす

マットレスを立てかけている

まず初めに掛布団や枕、マットレスと言った寝具を全てフロアベッドからどかして下さい。

この時マットレスは立てかけて、裏面を乾燥させるようにします。

2.床板を外す

はめ込みタイプのフロアベッド

そうすると、フレーム枠にはめ込まれた「床板」が出てくるので、これを外します。

3.掃除機で吸い取る

掃除機

床板を外すと、ベッド下が見えるので、掃除機で丁寧にほこりを吸い取ってください。

ベッド下掃除と一緒に、立てかけているマットレスも丁寧に掃除機をかけましょう。

フロアベッドの掃除を簡単にする方法

フロアベッドの掃除方法をご紹介しましたが、正直かなり大変です。

スプリングマットレスは、シングルサイズでも重さが15kg程度あります。

これがダブルやクイーンサイズになると、30kgを超えるものもあります。

力が強い男性であれば持ち上げる事が出来ますが、女性にはかなり難しいですよね?

そこで、フロアベッドの掃除を簡単にする方法をご紹介致します。

ポイントとなるのは、湿気対策をして、カビの繁殖を抑える事です。

おすすめの方法としては、

  1. 布団乾燥機を使う
  2. ベッドパッド・シーツを使う
  3. 除湿シートを敷く
  4. すのこ仕様のフロアベッドにする
  5. フラット構造のフロアベッドにする

の5つです。

1.布団乾燥機を使う

布団乾燥機

カビが繁殖する一番の要因は、マットレスに溜まる「湿気」です。

そのため、布団乾燥機を使って、マットレスの裏側までしっかり乾燥させることで、カビの繁殖を抑える事が出来ます。

また、温度を60度以上に設定すると、カビだけでなくダニの駆除をする事も出来ます。

2.ベッドパッド・シーツを使う

日本製・洗える・抗菌防臭防ダニベッドパッド

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フロアベッドを使う時には、必ずベッドパッドとシーツをかけるようにして下さい。

シーツはカビの餌となる皮脂やフケが、マットレスに付着するのを防いでくれます。

また、ベッドパッドを敷くことで、汗がマットレスに染み込むのを防いでくれます。

3.除湿シートを敷く

フロアベッドはカビやすいので、マットレスの下に「除湿シート」を敷くのもおすすめです。

一番湿気が溜まりやすいマットレスの裏側に敷くことで、ベッド下の余分な湿気を除去する効果があります。

除湿シートは、天日干しする事で繰り返し使えるので、フロアベッド購入時に合わせて購入する事をおすすめします。

4.すのこ仕様のフロアベッドにする

すのこフロアベッド

これからフロアベッドを購入される方は、床板がすのこ仕様のものを選ぶようにしましょう。

ベッド下から空気が入る事はありませんが、マットレスの上から空気が入るため、一定の除湿効果があります。

5.フラット構造のフロアベッドにする

フラット構造のフロアベッド

フロアベッドの中には、フレームと床板が同じ高さの「フラット構造」があります。

フラット構造のフロアベッドであれば、マットレスをずらすだけで動かせるので力の弱い女性でも簡単にベッド下を掃除する事が出来ます。

フロアベッドの掃除まとめ

フロアベッドの掃除は、

  1. 布団やマットレスをどかす
  2. 床板を外す
  3. 掃除機で吸い取る

ですが、マットレスが重いので、かなり大変です。

そのため、布団乾燥機や除湿シートを使って、フロアベッドの下に湿気が籠らないようにする事で、掃除の頻度を下げる事が出来ます。

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