脚付きマットレスに布団を敷く人は、結構いらっしゃいます。
しかし、布団がずれ落ちるだけでなく、寝心地の面からも基本的にはおすすめしていません。
そこでこの記事では、
- 脚付きマットレスに布団を敷かない理由
- 脚付きマットレスの基本的な使い方
- 布団が使える脚付きマットレスのおすすめ
について詳しくご説明したいと思います。
目次
脚付きマットレスに布団を敷かない理由
脚付きマットレスは、基本的に布団を敷かないで寝るように出来ています。
と言うのも、布団を敷くと
- 布団がずれ落ちる
- 寝心地が柔らかくなり過ぎる
- 耐圧分散が出来なくなる
- カビが生えやすい
と言ったデメリットがあるからです。
布団がずれ落ちる
畳と違い、マットレスの表面はサラサラしているのでは布団との摩擦係数が低くなっています。
そのため、脚付きマットレスの上に布団を敷くとすぐにずれ落ちてしまいます。
脚付きマットレスの片側を壁際に置き、逆サイドにベッドガードを付ければ解消する事が出来ますが、少し面倒ですよね?
寝心地が柔らかくなり過ぎる
また寝心地が柔らかくなり過ぎるのも、問題です。
脚付きマットレスはそれ単体で寝た時に、適度な柔らかさになるように出来ています。
しかし、上に布団を敷くと身体が沈み込みすぎてしまいます。
そうすると、身体が「く」の字に曲がった状態で寝る事になり、腰を中心に圧迫してしまいます。
腰痛を悪化させる事もあるので、注意が必要です。
耐圧分散が出来なくなる
ポケットコイルマットレスは、コイル一つ一つが袋に入って独立しています。
荷重が加わった場所だけ適度に沈み込む事で、荷重を分散して腰や肩に負担をかけずに寝る事が出来ます。
しかし、ポケットコイルマットレスに布団を敷くと、せっかくの耐圧分散性がなくなってしまいます。
カビが生えやすい
脚付きマットレスは通気性が良いベッドとして人気が高いですが、布団は基本的に通気性があまり良くありません。
そのため、重ねて使用すると、寝汗などの湿気がこもりやすく、カビやダニの原因となってしまいます。
脚付きマットレスの基本的な使い方
では本来脚付きマットレスは、どのようにした使い方をするのかご説明したいと思います。
基本的な使い方としては、
- ベッドパッドの上にシーツを敷く
- シーツの上に敷きパッドを敷く
の2通りがあります。
1.ベッドパッドの上にシーツを敷く
普段ご使用されるときには、脚付きマットレスの上にベッドパッドを敷きます。
ベッドパッドは、寝汗を吸い取ってくれるので、湿気がこもりにくくなり、カビやダニの繁殖を抑えてくれます。
その上には、シーツを掛けるようにします。
シーツを掛ける事で、汗や皮脂、フケと言ったカビやダニの餌となるものを、脚付きマットレスに付着しないように出来ます。
ベッドパッド・シーツの洗濯は小まめに
ベッドパッドは1ヶ月に1回程度、シーツは夏場なら1週間に1回、冬場でも2週間に1回程度は洗濯するようにしましょう。
2.シーツの上に敷きパッドを敷く
暑い夏場は、シーツが肌に触れると汗でべとついてしまいます。
そんな時には、シーツの上に冷感タイプの「敷きパッド」を敷くようにする事で、快適に寝る事が出来ます。
また寒い冬場は、シーツの肌触りがひんやり冷たく感じてしまい、体温が急激に低下してしまいます。
そのため、冬には温感タイプの「敷きパッド」を敷くようにする事で、ポカポカと暖かい寝心地にする事が出来ます。
シーツと敷きパッドの洗濯頻度
シーツと敷きパッドは、夏場なら1週間に1回、冬場は2週間に1回程度洗濯するようにして下さい。
また敷きパッド自体も寝汗を吸収するように出来ているので、ご使用される際にはベッドパッドを使う必要はありません。
布団が使える脚付きマットレスのおすすめ
このように、基本的には脚付きマットレスは布団を重ねて使用する必要がありません。
しかし中には、「ベッドの高さで布団で寝たい」と言う方もいらっしゃいます。
すのこベッドやローベッドの中には、「布団が使えるベッド」と言うものもありますが、板の上に布団を敷くので、寝心地はあまり良くありません。
特に腰痛がある方が使用すると、筋肉や筋を傷めて、悪化させる要因にもなります。
そう言った方は、「ホテルダブルクッション 脚付きマットレスボトムベッド」を使う事をおすすめします。
寝心地が選べる ホテルダブルクッション 脚付きマットレスボトムベッド
こちらの脚付きマットレスは、ベッド本体とマットレスに分かれている「ボトムベッド」を採用しています。
ベッド本体にはボンネルコイルマットレスを内蔵させてあるので、上にマットレスを重ねるとダブルで耐圧分散をしてくれるのが特徴です。
安い価格帯で一流ホテル並みの寝心地が味わえるので、睡眠の質を高めたい方におすすめなのですが、この脚付きマットレスは布団を使う事も出来ます。
ホテルダブルクッション脚付きマットレスで布団を使う方法
ホテルダブルクッション脚付きマットレスのベッド本体だけ購入して頂く事で、布団を使う事が出来ます。
マットレスと違いずれ布団が落ちにくく、適度なクッションがあるので、寝心地も良くなっています。
また、すのこになっているので、布団でもカビが生えにくく、快適な睡眠を取る事が出来ます。
脚付きマットレス布団まとめ
脚付きマットレスの上に布団を敷くと、ずれ落ちる・カビが生えやすいなどのデメリットがあります。
基本的な使い方は、「ベッドパッド+シーツ」もしくは「シーツ+敷きパッド」となっています。
布団を使用したい方は、「脚付きマットレス ダブルクッション」のベッド本体に布団を敷くのがおすすめです。