脚付きマットレスを選ぶ時に、サイズやデザイン、好みの寝心地から選ぶ方法もあります。
しかし、ご自身の体重を参考に脚付きマットレスを選ぶのが最もおすすめの方法です。
また、体重が重い方の場合、耐荷重や強度に優れている脚付きマットレスにするのも良いでしょう。
そこでこの記事では、
- 体重とマットレスの硬さ
- 体重で脚付きマットレスを選ぶ方法
- 耐荷重・強度に優れている脚付きマットレス
について詳しくご説明したいと思います。
目次
体重とマットレスの硬さ
脚付きマットレスでマットレスの種類を決めるには、体重を参考にするのが最適です。
と言うのも、寝心地を決める最大の要因はマットレスの「硬さ(反発力)」にあるからです。
マットレスは体重と比べて、硬すぎても柔らかすぎてもいけません。
硬すぎるマットレスで寝ると・・・
体重が軽い方が硬い脚付きマットレスを使うと、体重に反発力が負けてしまい、反り返った状態で寝る事になります。
人間は横になっている状態では、腰に44%の荷重が、肩に33%の荷重がかかっています。
そのため、自分の体重で腰や肩を圧迫しますし、腰のくびれに大きな隙間が出来るので、その分腰に大きな負荷がかかります。
柔らかすぎるマットレスで寝ると・・・
一方、体重が重い方が柔らかいマットレスを使うと、身体が沈み込みすぎてしまい、「く」の字に折れ曲がった状態で寝る事になります。
腰が圧迫されるので、腰痛の原因になりますし、寝返りをうちにくいので疲れも抜けなくなります。
体重で脚付きマットレスを選ぶ方法
脚付きマットレスの選び方としては、
- 体重50kg未満:ソフト
- 体重50kg~80kg:普通
- 体重80kg以上:硬め
となります。
細身の女性や子供の脚付きマットレス
体重が50kg未満の細身の女性や子供の脚付きマットレスは、硬さが「ソフト」になっているものを選びましょう。
おすすめはポケットコイルマットレス
おすすめとなってくるのは、ポケットコイルの脚付きマットレスです。
コイル一つ一つが袋に入って独立していているので、耐圧分散性に優れていて、柔らかい寝心地になっています。
平均的な体格の方の脚付きマットレス
体重が50kg~80kgと平均的な体格の方の脚付きマットレスは、硬さが「普通」のものが最適です。
但し多少柔らかめでも、硬めでも大きく寝心地が悪くなることはありません。
おすすめはポケットコイルの脚付きマットレスですが、硬めの寝心地が好きな方はボンネルコイルマットレスでも大丈夫です。
体重が重い男性の脚付きマットレス
体重が80kgを超える重い男性の脚付きマットレスは、硬めにする必要があります。
おすすめはボンネルコイルマットレス
おすすめとなってくるのは、ボンネルコイルの脚付きマットレスです。
コイルが連結していて、面で体を支える構造になっています。
耐圧分散は出来ませんが、硬めのしっかりした寝心地で、通気性や耐久性に優れています。
耐荷重・強度に優れている脚付きマットレス
脚付きマットレスは、マットレスを支える「ベッドフレーム」がありません。
また、脚付きマットレスではほとんどのメーカーで耐荷重の表示がされていません。
しかし、一般的には体重制限は100kg程度になっているので、それ以上体重がある方は強度に優れいてる脚付きマットレスにしましょう。
脚付きマットレス国産分割型ポケットコイル組立設置サービス付き
こちらの商品は、耐荷重が250kgと強度に優れいる分割式の脚付きマットレスです。
マットレスはポケットコイルを使用していて、表面のキルティングが通常の1.8倍もあります。
ふっくらとした寝心地が特徴で、重たい体重でもしっかりと耐圧分散してくれます。
8本の脚でしっかりと支えているため、きしみ音を気にする必要もありません。
脚付きマットレス国産一体型ポケットコイル組立設置サービス付き
こちらは耐荷重が250kgある、一体型脚付きマットレスです。
肌触りの良いキルティングは、通常の1.5倍の厚みがありますし、一体型なので境目を気にする必要もありません。
直径7㎝の太い脚を使っているので、4本脚でもしっかりと体を支えてくれます。
脚付きマットレスの体重まとめ
脚付きマットレスは、体重で選ぶのが一番確実な方法です。
体重が50kg未満の細身の女性や子供はポケットコイルの脚付きマットレスが、80kg以上の重い男性はボンネルコイルの脚付きマットレスがおすすめです。
一般的には脚付きマットレスの体重制限は100kg程度になっているので、それ以上の方は耐荷重が高い商品をお選び下さい。