二段ベッドは、上段にも下段にも子供たちを寝かせられるので、利便性に富んでいるベッドです。
しかし、高さがあると布団の上げ下ろしは結構大変なもの。
そこで、おすすめなのが、ロータイプの二段ベッドです。
上段の高さを低くしている「ロータイプ」の二段ベッドなら、布団の上げ下ろしだけでなく、多くのメリットがあります。
そこで、この記事では、
- ロータイプ二段ベッドのサイズ
- ロータイプ二段ベッドのメリット
- ロータイプ二段ベッドのデメリット
- ロータイプ二段ベッドのおすすめ商品
をご紹介したいと思います。
目次
ロータイプ二段ベッドの高さ
ロータイプ二段ベッドのサイズが分からないと、具体的なイメージがつかめないと思いますので、従来の二段ベッドと比較をしてみましょう。
従来の二段ベッドのサイズ
従来の二段ベッドでは、脚の先から先までの高さが約160cm程度になっています。
ロータイプ二段ベッドのサイズ
一方、ロータイプ二段ベッドの場合には、脚の先から先までが高さ150cm程度になっています。
違いとしては、10cm程度となっていて、そこまで大きな差があるわけではありません。
しかし、女性の平均身長が158cm程度であることを考えると、一般的な二段ベッドでは上段にいる子供をかなり見上げるようになってしまいます。
ロータイプ二段ベッドのメリット
では、高さが低くなることでどのようなメリット・デメリットがあるのかご説明したいと思います。
ロータイプ二段ベッドのメリットとしては、
- 布団の上げ下ろしが簡単
- 子供と目線が同じになる
- 天井に梁があっても設置できる
- 上段の子供が座っても天井に頭がつかない
- 上段と下段の気温差が少なくなる
- 転落した時に大怪我になりにくい
と言った事があります。
布団の上げ下ろしが簡単
まず、一番大きなメリットは、女性でも「布団の上げ下ろしが簡単」と言う事です。
毎回お父さんが布団の上げ下ろしをしてくれるご家庭であればよいですが、なかなかそうはいきませんよね?
二段ベッドの高さは、ちょうどお母さんの身長と同じくらいになっています。
そのため、高いとベッドガードが邪魔になって、布団の上げ下ろしが大変です。
しかし、ロータイプ二段ベッドなら、布団の上げ下ろしだけでなく、シーツ交換なども簡単に行う事が出来ます。
また、お父さんであれば子供を抱っこした状態で、そのまま上段に寝かせる事も出来ます。
子供と目線が同じになる
実査に使用して見ると、案外ストレスに感じる事として、目線の違いがあります。
一般的な二段ベッドでは、子供が寝ている状態でも、お母さんより目線が高くなってしまいます。
そのためお母さんにとっては、毎日行う会話が全て下から見上げる形になります。
毎日子供に見下げられているのは、気持ち的にも嫌な物ですし、思春期の子供が反発しやすい環境を作ってしまいます。
しかし、ロータイプ二段ベッドなら、目線がほとんど変わらないので、親の威厳を保つことが出来ます。
天井に梁があっても設置できる
間取りによっては、天井に梁があるご家庭も多いと思います。
梁があるために、二段ベッドを設置する場所を変えなければいけないケースもあります。
しかしロータイプ二段ベッドなら、梁を気にせず好きな場所に設置する事が可能です。
上段の子供が座っても天井に頭がつかない
子供が小さい時には気にならないですが、中学生くらいになると座高も高くなってきます。
そうすると、上段に座った時に頭が天井にぶつかる事があります。
毎回頭をぶつけるのも心配ですし、子供にとっても圧迫感が大きくなり不快な気分になってしまいます。
子供が成長してからも、ロータイプ二段ベッドなら、安心してご使用する事が出来ます。
上段と下段の気温差が少なくなる
二段ベッドを使用する時に、案外困る事として、「夏場は上が暑い」「冬場は下が寒い」と言う事があります。
夏場などは、上段と下段の気温差が10度以上変わる事もあります。
暖かい空気は上に行き、冷たい空気は下に溜まる性質があるためですが、高さを抑える事で、上と下の気温差を少なくする事が出来ます。
転落した時に大怪我になりにくい
二段ベッドで一番気を付けなければいけないのが、上段からの転落による怪我です。
ベッドガードがあるので、滅多なことでは上から落下する事はありませんが、寝相が悪かったりふざげていて転落する事があります。
しかしロータイプ二段ベッドなら、万が一転落しても大怪我になる危険性を最小限に抑える事が出来ます。
ロータイプ二段ベッドのデメリット
一方、ロータイプ二段ベッドにもデメリットがあるので、ご紹介したいと思います。
主なデメリットとしては、
- 下段の子供が圧迫感を感じる
- ベッド下に収納スペースがない
の2点があります。
下段の子供が圧迫感を感じる
一番のデメリットは、下段に寝る子供にとっては、快適でない事です。
天井が低くなることで圧迫感が生まれてしまいます。
特に、子供は上段に寝る事を好む傾向が強いので、どちらが上に寝るか喧嘩する原因にもなりかねません。
二段ベッドの上と下を決める方法
どちらが上に寝るかを決めるのは、子供たちにまかせるよりも親が決めるようにしましょう。
基本的には、
- 寝相が良い子供を上に寝かせる
- 夜中トイレに行くときに寝ぼけていない子供を上に寝かせる
ようにすると、怪我の心配がありません。
ベッド下に収納スペースがない
二段ベッドは子供部屋に設置するご家庭が多いと思いますが、一般的には4畳半や6畳の間取りですよね?
狭い部屋に二人分の荷物を置くので、二段ベッドに収納機能があった方が便利です。
しかし、ロータイプの二段ベッドでは上段を下げている分、下段も床に近い設計のものが多くなっています。
そのため、収納機能があるタイプは少ないので、注意して選ぶようにしましょう。
ロータイプ二段ベッドのおすすめ商品
ロータイプ二段ベッドのおすすめ商品としては、
- 【Whentoss】ウェントス
- Whenwillウェンウィル
- Jeffyジェフィ
の3つがあるので、ご紹介したいと思います。
2段ベッドにもなるワイドキングサイズベッド【Whentoss】ウェントス
【Whentoss】ウェントスは、育児中のお母さんの意見を取り入れたロータイプ二段ベッドです。
高さを抑えてあるだけでなく、丈夫な梯子や十分な耐荷重を備えてあり、地震対策も万全になっています。
二段ベッド・ワイドキングサイズベッド・シングルベッドと3つの使い方が出来ます。
クイーンサイズベッドにもなるスリム2段ベッドWhenwillウェンウィル
Whenwillウェンウィルは、柱の高さが137㎝とロータイプの中でもひと際低い二段ベッドです。
通常の二段ベッドはシングルサイズですが、Whenwillウェンウィルはセミシングルサイズなので高さだけでなく幅も狭くなっています。
子供部屋に置く場合には大きすぎると、学習机などを置くスペースがなくなってしまいますが、Whenwillウェンウィルならお部屋を広く使う事が出来ます。
ショート丈コンパクト天然木2段ベッドJeffyジェフィ
Jeffyジェフィは、全てにおいてコンパクトに作られている二段ベッドです。
長さは通常よりも15cm短い180cmのショート丈で、幅はセミシングルサイズとシングルサイズから選ぶ事が出来ます。
4畳半の狭い部屋や、身長が低い姉妹におすすめとなっています。
二段ベッド ロータイプまとめ
ロータイプ二段ベッドは、従来よりも高さが10㎝程度低くなっています。
布団の上げ下ろしが簡単、万が一転落しても大怪我になりにくいと言ったメリットがあり、最近の二段ベッドの主流となっています。
下段に寝る子供にとっては圧迫感が大きいと言うデメリットがありますが、身長が低いお母さんはロータイプの二段ベッドがおすすめです。