- ベッドフレームは何を基準に選べば良い?
- 収納・すのこ・ロータイプの違いは?
- 自分に合うベッドフレームを知りたい!
ベッドフレームは、サイズ・高さ・素材・収納・床板などによって、使いやすさや部屋の印象が大きく変わります。
私はベッドショップオーナーで、睡眠環境・寝具指導士、睡眠・寝具インストラクター、寝具ソムリエの資格を持っていますが、ベッドフレーム選びでは、「サイズ」「高さ」「素材」「必要な機能」「品質・安全性」の5つを順番に確認することが大切です。
この記事では、ベッドフレームの選び方と種類ごとの違いを整理し、目的別におすすめしやすいタイプと代表的な商品を紹介します。
ベッドフレームで後悔しない5つの選び方
- 使用人数と部屋に合うサイズを選ぶ
- 立ち座りや部屋の広さに合う高さを選ぶ
- 好みと手入れのしやすさで素材を選ぶ
- 収納・すのこ・宮棚など必要な機能を選ぶ
- 耐荷重・構造・品質表示などを確認する
1.使用人数と部屋に合うサイズを選ぶ

ベッドサイズは、使用人数だけでなく、体格・寝返りのしやすさ・部屋の広さも考えて選びます。
- セミシングル:省スペースを優先したい一人用
- シングル:一人用の標準的なサイズ
- セミダブル:一人でゆったり寝たい方
- ダブル:二人用として選ばれることが多いサイズ
- クイーン・キング:二人でゆとりを重視したい方
同じ「一人用」「二人用」でも、体格や寝返りの多さによって必要な幅は変わります。部屋に置けることを前提に、寝返りしやすい幅を選びましょう。
二人で寝るならダブル・クイーンを比較する
二人で毎日使う場合は、ダブルとクイーンを比較すると選びやすくなります。体格差が大きい、寝返りが多い、ゆったり眠りたい場合は、クイーン以上も候補です。
セミダブルは一人用として使いやすいサイズなので、二人で常用する用途には向きません。
長さは身長と部屋のスペースで確認する

一般的なマットレスは長さ195cm前後の商品が多くあります。
高身長の方はロング丈、小柄な方や狭い部屋ではショート丈も候補になります。
購入前には、マットレスの長さだけでなく、ヘッドボードやフットボードを含むベッドフレーム全長を確認してください。
2.立ち座りや部屋の広さに合う高さを選ぶ

ベッドの高さは、見た目だけでなく立ち座り・収納力・掃除のしやすさにも関係します。
- 低め:部屋に圧迫感を出しにくい
- 標準的:立ち座りと掃除のバランスを取りやすい
- 高め:ベッド下収納を確保しやすい
立ち上がりやすさは、身長だけでなく膝や腰の状態、マットレスの厚みによっても変わります。
「身長×○○」と一律に決めず、実際に座ったときに足裏が床につきやすく、無理なく立ち上がれる高さを目安にしましょう。
3.好みと手入れのしやすさで素材を選ぶ
ベッドフレームには、木製・スチール・レザー張り・ファブリック張り・畳などがあります。
| 素材 | 特徴 | 向いている方 |
| 木製 | 種類が多く木目や色を選びやすい | 幅広いインテリアに合わせたい |
| スチール | 細身で軽快なデザインにしやすい | シンプルな見た目が好き |
| レザー張り | クッション性と高級感を出しやすい | ホテルライクな寝室にしたい |
| ファブリック張り | 柔らかな見た目と肌触り | 温かみのあるインテリアが好き |
| 畳 | 布団を使いやすい | 布団派・畳の感触が好き |
木製ベッド

木製フレームは商品数が多く、天然木・突板・化粧板などさまざまな仕様があります。
天然木だから一律に高性能というわけではありません。素材名だけでなく、構造・表面仕上げ・耐荷重も確認しましょう。
スチールベッド

スチール製ベッドは、木製より細い部材でデザインできる商品が多く、軽快な印象があります。
耐久性やきしみやすさは、接合部・補強構造・耐荷重などによって異なるため、素材だけで判断しないようにしましょう。
レザー・ファブリックベッド
レザー張りは高級感を出しやすく、ファブリック張りは柔らかな雰囲気が魅力です。
汚れたときの手入れ方法、カバーの取り外し可否、表面素材の特徴などを確認して選びましょう。
畳ベッド

畳ベッドは、マットレスではなく畳の上に布団を敷いて使いやすいタイプです。
布団派の方に向いていますが、畳や布団に湿気をためないように、換気や乾燥も行いましょう。
4.収納・すのこ・宮棚など必要な機能を選ぶ

便利な機能でも、使わなければフレームが大きく・重くなるだけの場合があります。必要な機能を先に整理してから選びましょう。
- 収納付き:衣類や寝具をしまいたい
- すのこ床板:マットレス下の通気を確保しやすい
- 宮棚・コンセント:スマホや小物を枕元に置きたい
- ロータイプ:部屋を広く見せたい
- ロフト・二段:床面積を有効活用したい
収納付きベッド

収納付きには、引き出し式・チェスト式・跳ね上げ式があります。
引き出し式は普段使いの衣類、チェスト式は細かく整理しながら多く収納したい場合、跳ね上げ式は大型荷物までまとめて収納したい場合に向いています。
すのこ床板

すのこ床板は板と板の間に隙間があり、マットレス裏側に空気の通り道を確保しやすい構造です。
ただし、すのこだからカビが生えないわけではありません。寝室の湿度管理やマットレスのお手入れも必要です。
宮棚・コンセント

スマートフォン・時計・眼鏡などを枕元に置く方には便利です。
ただし、ヘッドボードが厚いほど全長も長くなるため、狭い部屋では設置寸法を確認しましょう。
ロータイプ

ローベッド・フロアベッドは寝床を低くすることで視線を遮りにくく、部屋に圧迫感を出しにくいのがメリットです。
一方、立ち座りのしやすさや床付近の湿気も考えて選びましょう。
ロフトベッド・二段ベッド
床面積を有効活用できますが、高さがあるため、耐荷重・揺れ・天井までの距離・上り下りのしやすさを確認してください。
5.耐荷重・構造・品質表示などを確認する

ベッドフレームの品質は、生産国だけでは判断できません。
- 耐荷重
- 補強構造・中央脚の有無
- 使用できるマットレス・布団
- 第三者機関による試験の有無
- ホルムアルデヒド等級などの表示
- 保証・交換条件
「国産だから高品質」「海外製だから品質が低い」と決めつけず、商品ごとの仕様・検査内容・保証を確認しましょう。
目的別|おすすめのベッドフレーム
| 重視したいこと | おすすめタイプ |
| マットレス下の通気を確保しやすくしたい | すのこベッド・脚付きベッド |
| 収納スペースを増やしたい | 引き出し式・チェスト・跳ね上げ式 |
| 部屋を広く見せたい | ローベッド・フロアベッド |
| 狭い部屋を有効活用したい | ショート丈・ロフトベッド |
| 布団で寝たい | 畳ベッド・布団対応すのこベッド |
| 高級感を出したい | レザー・ファブリック・ローベッド |
| 家族で一緒に寝たい | ファミリーベッド・連結ベッド |
タイプ別|おすすめベッドフレーム8選
ここからは、ベッドフレームの種類ごとに特徴の異なる商品を紹介します。
すのこベッド|通気性と使いやすさを重視
棚コンセント付き引き出し収納ベッド Ever X エヴァー エックス
すのこ床板に棚とコンセントを備えた木製フレームです。ベッド下に空間があるため掃除しやすく、枕元の使い勝手も確保したい方に向いています。
引き出し収納ベッド|衣類やリネンをしまいたい方に
引き出し収納と棚・コンセントを備えた実用的なタイプです。ベッド下を収納として使いながら、枕元にも小物を置きたい方に向いています。
チェストベッド|収納量を重視する方に
通気性抜群 棚コンセント付 跳ね上げベッド Prostor プロストル
複数の引き出しと長物収納スペースを備えた大容量タイプです。衣類・小物・寝具などを分けて整理したい方に向いています。
跳ね上げ式ベッド|大きな荷物も収納したい方に
販路限定/ベッド 棚コンセント付き ロータイプ/S kyline2
床板下を大きな収納庫として使える跳ね上げ式です。スーツケースや季節用品など、かさばる荷物をまとめて収納したい方に向いています。
フロアベッド|圧迫感を抑えたい方に
寝床を低く抑えたフロアタイプです。視線を遮りにくく、部屋を広く見せたい方に向いています。
ローベッド|開放感のある寝室にしたい方に
低めの寝床とステージレイアウトが特徴です。圧迫感を抑えながら、デザイン性も重視したい方に向いています。
折りたたみベッド|省スペースに最適
女性に優しいおしゃれで可愛いコンパクト折りたたみベッドMallowマロウ
使用しないときは折りたたんで、部屋の隅に片付けることが出来ます。
畳ベッド|布団派の方に
畳の上に布団を敷いて使えるタイプです。布団で寝たい方や和の寝心地が好みの方に向いています。
ベッドフレームについてよくある質問
ベッドフレームだけ購入しても良い?
今使っているマットレスが対応していれば、フレームだけ購入できます。購入前にマットレスの幅・長さ・厚みと、フレームの対応サイズを確認してください。
すのこベッドならカビは生えない?
すのこベッドでも使用環境によってはカビが生えることがあります。寝室の湿度管理、マットレスの乾燥、ベッド下の掃除なども行いましょう。
ベッドフレームは高い方が長持ちする?
価格が高いから必ず長持ちするとは限りません。耐久性は素材だけでなく、接合部・補強構造・耐荷重・使用方法などによって変わります。
マットレスとベッドフレームは同じメーカーで揃えるべき?
必ずしも同じメーカーで揃える必要はありません。別メーカーでも、サイズ・床板仕様・耐荷重などが合っていれば使用できる場合があります。
まとめ
ベッドフレームは種類が多いですが、次の5点を順番に確認すると選びやすくなります。
- サイズ:使用人数・体格・部屋の広さに合わせる
- 高さ:立ち座りと部屋の圧迫感を確認する
- 素材:デザインと手入れのしやすさで選ぶ
- 機能:収納・すのこ・宮棚など必要なものだけ選ぶ
- 品質:耐荷重・補強・検査・保証を確認する
おすすめ商品だけで決めず、自分の部屋・寝具・生活スタイルに必要な条件を整理してから選ぶことが大切です。








