3人家族で一緒に寝るなら、ベッド幅は200~240cm程度から検討すると選びやすくなります。
ただし、子どもの年齢だけでサイズを決めるのではなく、3人の体格、寝相、寝室の広さ、将来の使い方まで考えることが大切です。迷った場合は、幅220~240cm程度の連結ベッドが比較しやすいでしょう。
「家族3人なら、どのくらいのベッドサイズが必要?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
親子3人で寝る場合、ダブルやクイーンなど1枚のマットレスだけで考えるより、シングル・セミダブルなどを連結して広い寝床を作る方法があります。
私はベッドショップを運営し、睡眠環境・寝具指導士、睡眠・寝具インストラクター、寝具ソムリエとしてベッド選びに携わっています。
この記事では、3人家族で寝るベッド幅の目安と、連結ベッドの選び方、子どもと一緒に寝る場合の注意点を分かりやすく説明します。
目次
3人家族に適したベッドサイズ

3人家族で一緒に寝る場合は、幅200~240cm程度をひとつの検討範囲にすると選びやすくなります。
| サイズ | 組み合わせ例 | 特徴 |
|---|---|---|
| ワイドK200 | シングル+シングル | 寝室を広く使いたい場合の候補 |
| ワイドK220 | シングル+セミダブル | 広さと設置スペースのバランスを取りやすい |
| ワイドK240 | シングル+ダブル またはセミダブル+セミダブル |
3人それぞれのスペースを確保しやすい |
「小さな子どもなら必ず220cm」「小学生なら240cm」というように、年齢だけで適正サイズを決めることはできません。
同じ3人家族でも、夫婦の体格、子どもの成長、寝返りの多さによって必要な幅は変わります。
また、ベッドサイズの「200cm」「220cm」といった数字は主に寝床の横幅を表すため、実際に部屋へ置くときはフレームの外寸も確認してください。
迷ったら220~240cmを比較する
3人で寝るスペースと寝室の使いやすさを両立したい場合は、ワイドK220とワイドK240を比較すると選びやすくなります。
240cmの方がゆとりを確保しやすい一方、ベッドが大きくなるほど通路や収納家具、クローゼットの開閉スペースを圧迫します。
「大きいほど良い」と考えるのではなく、ベッドを置いた後に人が通れるか、扉や引き出しを開けられるかまで確認しましょう。
3人で寝るなら連結・分割できるベッドが便利

3人家族には、シングル・セミダブル・ダブルなどを組み合わせて使える連結ベッドが便利です。
- 家族3人で広い寝床を作れる
- 専用金具などでフレームを連結できる
- 子どもの成長後は2台に分けて使える
- 部屋や体格に合わせて幅を選べる
一般的なベッドを単純に2台並べるだけでは、使用中にフレームやマットレスがずれることがあります。
家族で使用する場合は、フレーム同士を固定できる連結金具などが用意された商品を選ぶと使いやすくなります。
将来の分割方法まで考えてサイズを決める
連結ベッドのメリットは、今の3人家族だけでなく、数年後の使い方まで考えられることです。
例えばシングル+ダブルなら、将来はシングルを子ども用、ダブルを夫婦用として分ける方法があります。
セミダブル+セミダブルなら、同じ幅のベッド2台として使用できます。
「今3人でどう寝るか」と「子どもが一人で寝るようになった後にどう使うか」の両方から組み合わせを決めましょう。
連結ベッドはマットレスの隙間対策も確認する
2台のベッドを連結すると、フレームだけでなくマットレスのつなぎ目も確認する必要があります。
フレームを固定していても、寝返りや乗り降りによってマットレスがずれることがあります。
つなぎ目の違和感を減らしたい場合は、商品や寝具との適合を確認したうえで、
- マットレスバンド
- 隙間パッド
- 大きなサイズのベッドパッドや敷きパッド
などを組み合わせる方法があります。
注意:隙間パッドを入れれば乳幼児の寝床として安全になる、という意味ではありません。乳幼児がいる家庭では、大人用ベッドの隙間対策とは別に、年齢に応じた安全な寝床を考える必要があります。
乳幼児と3人で寝る場合は安全を最優先する
3人家族のベッドを探している方の中には、赤ちゃんと夫婦で一緒に寝ることを考えている方もいると思います。
この場合は、ベッドの広さよりも先に、赤ちゃんの寝床の安全性を確認してください。
消費者庁は、0~1歳児の大人用ベッドからの転落事故について注意喚起しており、満2歳になるまでは、できるだけ大人用ベッドではなくベビーベッドに寝かせるよう案内しています。
低いフロアベッドであっても、「低いから安全」「落ちても大丈夫」とは判断できません。数十cm程度の高さからの転落でも、頭部を負傷するおそれがあります。
また、大人用ベッドと壁・家具などの間に頭や顔が挟まる事故にも注意が必要です。
18か月未満は幼児用ベッドガードを使用しない
大人用ベッドに取り付ける幼児用ベッドガードについても注意が必要です。
消費者庁では、生後18か月未満の乳幼児には幼児用ベッドガードを使用しないよう注意喚起しています。
18か月を過ぎた場合も、年齢だけで判断せず、製品ごとの対象年齢、対応するマットレス、取り付け方法などを確認して使用してください。
参考:消費者庁「0~1歳児のベッドからの転落事故に御注意ください!」
3人家族のベッド選び5つのポイント

1.3人の体格から横幅を決める
子どもの年齢だけではなく、夫婦と子どもの体格、寝返りの多さなどを考えて横幅を決めます。
迷った場合は、200cm・220cm・240cmを実際の寝室に当てはめて比較すると分かりやすくなります。
2.ベッドの外寸と生活動線を測る
確認するのはマットレス幅だけではありません。
ヘッドボードやフレームを含めた外寸を確認し、クローゼット、ドア、収納家具などが問題なく使えるか確認しましょう。
3.連結方法を確認する
家族用として2台を並べるなら、フレームをどのように固定するのか確認します。
専用の連結金具や固定部品が付属するか、商品説明を確認してください。
4.マットレスのつなぎ目を確認する
2枚のマットレスを並べるタイプでは、中央につなぎ目ができます。
誰が中央付近で寝るのかも考えながら、マットレスバンドや隙間パッドなどが使用できるか確認しましょう。
5.子どもが成長した後の使い方を考える
ファミリーベッドを長く使うなら、分割後のサイズも重要です。
子ども用と夫婦用に分けるのか、それぞれ別室で使うのかまで考えて組み合わせを決めると、買い替えを減らしやすくなります。
3人家族におすすめのファミリーベッド
3人家族で使うなら、幅だけでなく連結方法・分割後の使い方・収納・寝室の広さを比較して選びましょう。
家族のいるトコ いいところ 床トコ ファミリーベッド
床トコ ファミリーベッドは、幅200~280cmまで選べるファミリータイプです。
シングル・セミダブル・ダブルを組み合わせられるため、寝室の広さや家族構成に合わせて選びやすくなっています。
将来は分割して使えるので、子どもの成長後まで考えてベッドを選びたい家庭にも向いています。
棚・コンセント・引き出し収納付 天然木調連結ファミリーベッド
寝室の収納力も重視したい3人家族には、引き出し収納付きの連結ファミリーベッドも選択肢になります。
幅200・220・240・280・300cmなどの組み合わせがあり、3人で使用する場合は240cmの組み合わせも用意されています。
フレームには連結金具が付属し、マットレスセットでは連結用ベルトも用意されているため、2台を組み合わせて使用することを前提に設計されています。
子どもが成長した後は分割して使えるため、現在の寝方だけでなく将来の部屋分けまで考えやすいタイプです。
3人家族のベッドについてよくある質問
3人家族で寝るベッドは何cm幅がおすすめですか?
200~240cm程度から比較すると選びやすくなります。広さと設置スペースのバランスを取りたい場合は220~240cm程度を検討し、3人の体格や寝室の広さに合わせて決めましょう。
親子3人ならダブルベッドでも寝られますか?
ダブルは一般的に幅140cm程度なので、3人で継続的に使用する寝床としては余裕が少なくなります。親子3人で使うなら、連結ベッドなど、より広い寝床も比較することをおすすめします。
ワイドK220とK240はどちらが良いですか?
寝室のスペースを抑えながら広さを確保したい場合は220cm、3人それぞれのスペースを広めに取りたい場合は240cmが比較候補になります。年齢だけで決めず、体格と部屋の広さも確認してください。
普通のベッドを2台並べても大丈夫ですか?
並べること自体はできますが、フレームやマットレスがずれる場合があります。家族用として長期間使うなら、連結金具などで固定できる商品かどうかを確認すると良いでしょう。
赤ちゃんと夫婦の3人でファミリーベッドに寝ても良いですか?
乳幼児については大人用ベッドの広さだけで安全性を判断できません。消費者庁は、満2歳になるまではできるだけベビーベッドに寝かせるよう案内しています。大人用ベッドとの隙間や転落にも注意してください。
3人家族のベッドサイズまとめ
家族3人・親子3人で一緒に寝る場合は、幅200~240cm程度をひとつの検討範囲にすると選びやすくなります。
特に220~240cm程度は、寝るスペースと寝室の使いやすさを比較しやすいサイズです。
ただし、適したベッド幅は子どもの年齢だけでは決まりません。3人の体格、寝相、寝室の広さ、生活動線、将来の分割方法まで確認しましょう。
また乳幼児がいる場合は、「低いベッドだから安全」と考えず、年齢に応じた安全な寝床を確保することが最優先です。

