- コスパ最強のベッドが欲しい!!
- コスパが悪いベッドは?
- おすすめのマットレスが知りたい!
使い勝手が良く値段も安く、更に寿命も長ければコスパも抜群なので、多くの人から支持を集めています。
私はベッドショップオーナーで、睡眠・寝具指導士、寝具ソムリエの資格を持っていますが、ベッドは特徴を踏まえてコスパに優れた商品を購入する事が大切だと考えています。
そこでこの記事では、種類ごとのデメリットやコスパを良くする方法に加えて、コスパが良いマットレスとおすすめベッドをご紹介します。
この記事を読めば、値段以上に価値の高いベッドを選ぶ事が出来ますよ!
ベッドの種類とコスパ
ベッドフレームは、サイズや木材の種類、デザイン、収納の有無と言った機能性に注目して利用しやすい物を購入しましょう。
ベッドの主な種類には、
- すのこベッド
- フロアベッド
- ローベッド
- 収納ベッド
- レザーベッド
- パイプベッド
- 畳ベッド
- ロフトベッド
- 脚付きマットレス
- 折りたたみベッド
- ソファーベッド
がありますが、それぞれのコスパとコスパを良くする方法を見ていきましょう。
1.すのこベッド
床板がすのこになっている「すのこベッド」は、湿気が籠りにくく、カビの繁殖を抑える事が出るので、コスパに優れているベッドの一つです。
また、すのこベッドの中にはマットレスだけでなく敷布団を使えるものもあります。
但し「すのこベッド」とは、床板がすのこになっているベッドの総称なので、フロアベッドやローベッド、二段ベッドなどその種類は多岐に渡ります。
すのこベッドのデメリット
すのこベッドには、
- 冬は寒い
- きしみ音がしやすいベッドもある
と言ったデメリットがあります。
床板に隙間がある事で通気性は抜群ですが、冬になると床からの冷気が寝床に侵入しやすいので若干寒く感じます。
またすのこに強度がない商品は、隙間がある分きしみ音がしやすい事もあります。
すのこベッドのコスパを良くする方法
冬場に底冷えするようであれば、マットレスの下に断熱効果の高いアルミシートを敷くのがおすすめです。
また、きしみ音がしにくいすのこベッドを選ぶ時は、布団が使えるベッドや、耐荷重が高い商品を選ぶのがポイントです。
2.フロアベッド
フロアベッドを選ぶと、視界が広がりオシャレな寝室に仕上げられます。
フロアベッドは脚や収納部分がなく使用されている材料が少ない分、価格は安くなっています。
フロアベッドのデメリット
フロアベッドのデメリットとしては、
- カビが生えやすい
- フローリングに傷が付きやすい
- 収納スペースがない
- ほこりの影響を受けやすく、掃除がしにくい
と言った事があります。
高さがあるベッドは、下から空気が通る事で湿気を追い出せますが、フロアベッドは湿気が籠りカビが生えやすくなっています。
また、フロアベッドには脚がなく、フレーム枠がそのまま床に接しているので、フローリングに傷が付きやすくなっています。
収納スペースがなく荷物が多い人には不向きですが、デザインと価格重視の人にはおすすめです。
床からの高さが低いフロアベッドは、ほこりが舞い散っている高さで寝るので、アレルギー体質の人は止めましょう。
フロアベッドのコスパを良くする方法
フロアベッドのコスパを最大限生かすためには、カビ防止のための除湿シートをマットレスの下に敷く事です。
またフローリングの傷は、フェルトやコルクマットを敷くことで、対策出来ますよ。
3.ローベッド
デザイン性に優れているローベッドは、おしゃれなベッドが数多く揃っています。
収納機能はないですが、その分ベッド下に隙間があるので、湿気に強くカビやダニの心配が少ないのは大きなメリットです。
ローベッドのデメリット
ローベッドのデメリットには、
- 収納スペースがない
- ヘッドボードに宮棚がない
の2点があります。
ローベッドは収納スペースがないので、別にチェストやタンスを購入する事も視野に入れましょう。
また、ヘッドボードもフラットパネルが主流で棚やコンセントが付いていない商品がほとんどです。
ローベッドのコスパを良くする方法
ローベッドのコスパを良くするためには、収納スペースを確保する事が先決です。
また数は少ないですが、宮棚付きローベッドもあるので、必要であれば検討しましょう。
価格は平均的ですが、おしゃれ度合いは抜群に優れているので、デザイン重視の人におすすめのベッドです。
4.収納ベッド
収納ベッドには
の3種類があります。
引き出し式収納ベッド
引き出し式収納ベッドは昔から人気が高い収納ベッドで、種類も豊富ですし、色々なメーカーから出ているのでコストも割安です。
コスパを重視するなら、引き出しにキャスターが付いているタイプを選びましょう。
開閉がスムーズなので、満足度が高くなりますよ!
チェストベッド
チェストベッドは5杯の引き出し、長物収納エリアと多彩な収納機能を備えています。
コスパが良いチェストベッドとしては、長物収納エリアに「底板」が付いているタイプになります。
布団や毛布を収納しても、ほこりが付きにくいのでおすすめです。
跳ね上げ式ベッド
跳ね上げ式ベッドは、収納力が抜群に優れていて、深い収納庫を選べばタンス1台分の荷物を片づけられます。
価格は若干高めですが、チェストを購入する必要がなくなり、スペースもベッド1台分で済みます。
コスパが良いのは、国産シリンダーを使用している跳ね上げ式ベッドです。
シリンダーは経年劣化で、開閉の動作が重たくなる事があるので、耐久性の高い国産タイプを選びましょう。
5.レザーベッド
レザーベッドは、数あるベッドの中でも見た目の高級感は抜群です。
市販されているレザーベッドの大半は、本革ではなく合皮を使用しているため価格も思っているほど高くはありません。
但し収納スペースがなく、メンテナンスも手がかかるのでコスパは悪いベッドと言えます。
6.パイプベッド
スチール製のパイプベッドは、価格が安く軽量なのが特徴です。
パイプベッドのデメリット
パイプベッドのデメリットとしては、
- 見た目が安っぽい
- 収納スペースがない
- 耐久性に乏しい
- きしみ音がしやすい
と言った事が挙げられます。
パイプベッドのコスパを良くする方法
パイプベッドでコスパの高い商品を探すポイントは、デメリットである「耐久性」や「きしみ音」の対策にあります。
そのため、極太のパイプを使用していたり、「耐荷重」が高いパイプベッドを選ぶようにしましょう。
7.畳ベッド
これまで畳の上に布団を敷いて寝ていた人には、畳ベッドが寝やすいかもしれません。
畳上に敷布団を敷くので布団の寝心地そのままですし、最近の畳ベッドは和の雰囲気を存分に味わえるおしゃれな作りになっています。
マットレスは使用しないですが、畳を使っている分コストは割高です。
畳ベッドのデメリット
畳ベッドのデメリットとしては、
- カビやダニが繁殖しやすい
- 組み立てが大変
の2つがあります。
畳ベッドのコスパを良くする方法
畳ベッドはマットレスよりも湿気やすいベッドです。
そのため、カビやダニが繁殖しやすいのですが、「美草畳」のように高機能畳を使用している商品のコスパが良いと言えます。
8.ロフトベッド
部屋を立体的に使用出来るので、収納スペースに困らないのがロフトベッドです。
上段に寝床があり、下段には何もないので、机やソファー、チェストなどを置くことが出来ます
ロフトベッドのデメリット
デメリットとしては、
- 耐久性に乏しい
- 体重が重い人には不向き
- 梯子や階段を使うのが面倒
と言った事があります。
ロフトベッドは構造上耐久性に乏しく、耐荷重も100㎏程度と低めなので体格の良い男性だと使用出来ない可能性もあります。
付属のマットレスも薄手のものが多く、体重が重たい方の場合、寝心地もあまり期待しない方が良いかもしれません。
ベッド下に梁などもないので強度が低く、寿命は短いためコスパは良くありません。
ロフトベッドのコスパを良くする方法
ロフトベッドは、寝る人によってコスパが大きく変わってきます。
子供や体重が比較的軽い人であれば、部屋を有効活用出来るので価値は高いです。
一方、体重が重たい方は、きしみ音がしたりマットレスの底付き感があるので、お勧めできません。
ロフトベッドを選ぶ際は、必要最低限の高さに抑えた方が快適に過ごすことが出来ますよ。
9.脚付きマットレス
シンプルなデザインが人気の脚付きマットレスは、不要なものが一切ないベッドです。
収納や宮棚がないので、少し不便かもしれませんが、コストも安くデザイン性も良いものが揃っています。
脚付きマットレスのデメリット
デメリットとしては、
- 収納や棚がない
- マットレスの交換が出来ない
があります。
一番の問題はマットレスがへたったら、ベッド自体を買い替えなければいけない事です。
脚付きマットレスのコスパを良くする方法
脚付きマットレスで一番コスパに優れているのは、「ボトムベッド」と呼ばれているタイプです。
ベッド本体とマットレスが分れている「ボトムベッド」であれば、マットレスだけの交換も出来るので、コスパは数あるベッドの中でも1位、2位を争う程優れています。
10.折りたたみベッド
折りたたんで部屋の隅っこに片づけられる折りたたみベッドは、部屋の有効活用が出来るので、一人暮らしなど狭い部屋に適しています。
折りたたみベッドのデメリット
デメリットとしては、
- 寝心地があまり良くない
- マットレスの交換が出来ない
が挙げられます。
マットレスを上に載せると、寝心地も良くなりマットレスの交換も出来ますが、折りたたみベッドとしての機能が使えなくなります。
ベッドとして一番大切な睡眠が疎かになる可能性が高いので、コスパは悪いベッドと言えます。
11.ソファーベッド
ソファーとベッドが一体になっているソファーベッドは、一台で両方の機能が使えるのである意味ではコスパに優れていると言えます。
ソファーベッドのデメリット
デメリットとしては、
- 寝心地があまり期待できない
- ベッドからソファーに変える時に布団などを片づける必要がある
と言った事がありますが、両方とも欲しい人には魅力的な商品です。
ソファーベッドのコスパを良くする方法
ソファーベッドを選ぶ際には、「ポケットコイル」を採用している商品にしましょう。
ポケットコイルは、寝心地と座り心地両方を満足させてくれるのでおすすめです。
マットレスの種類とコスパ
寝心地の良し悪しを決めるのはマットレスと言われているほど、ベッド選びでは重要になってきます。
ボンネルコイルマットレスはコスパが良い
リーズナブルな値段で、機能性も十分に高いマットレスとしては、ボンネルコイルマットレスがおすすめです。
ボンネルコイルマットレスはコイルが連結していて、体を面で支えるため安定感があります。
また価格も安く寿命も長いので、はじめてのベッドや一人暮らし用の物をとりあえず購入したいという方に向いています。
低反発より高反発マットレスがおすすめ
ウレタンマットレスの中でコスパも良くお手入れもしやすいものを選ぶなら、低反発マットレスよりも、高反発マットレスがおすすめです。
高反発マットレスは硬めの寝心地で体の重みをそのまま反発させるため、マットレスに体が沈みにくくなり寝返りが打ちやすい特徴があります。
低反発よりもへたりにくいため、長期間利用できる事からコスパが高いといわれています。
コスパ最強のベッドはこれだ!
ベッド選びをする際にコスパを重視する方は大半です。
コスパの良さは、
- 安価
- 高い機能性
- 長期間安定して利用できる
と言うポイントが重要なので、価格帯や使用している素材、品質などを考慮してベッド選びを行うことが最重要です。
個人的にコスパ最強のベッドと考えているのは、
- すのこベッド
- 脚付きマットレス「ボトムベッド」
- 引き出し式収納ベッド
- 跳ね式上げ式ベッド
- フロアベッド
の5つなので、それぞれのおすすめ商品をご紹介します。
コスパ最強!すのこベッド『香凛かりん』
ベッドの種類 | サイズ | 価格 |
すのこベッド(ひのき) | シングル~ダブル | 45,541円~ |
すのこベッドの中で、最もコスパに優れているのは、棚付きヒノキベッドです。
フレームの高さを変えられますし、低ホルムアルデヒド仕様でJIS基準もクリアしています。
また、ひのきの効能として、
- リラックス効果
- 殺菌効果
- 防虫・防ダニ効果
があります。
組み立てが簡単なので、女性でも安心です。
コスパ最強!脚付きマットレス「ボトムベッド」
ベッドの種類 | サイズ | 価格 |
脚付きマットレス | セミシングル~キング | 16,926円~ |
ボトムベッド脚付きマットレスは、余分な機能は一切ないシンプルなデザインです。
しかし高品位綱マットレスがそろっているので寝心地が良いですし、床板がすのこなので通気性にも優れています。
価格も安いので、一人暮らしや転勤族の方にもおすすめですよ。
コスパ最強!引き出し式収納ベッド【Ever X エヴァー エックス】
販路限定/ベッド 棚コンセント 収納付き Ever X エヴァー エックス
ベッドの種類 | サイズ | 価格 |
引き出し式収納ベッド | シングル~ダブル | 29,161円~ |
2杯の引き出しに、棚、2口コンセントが付いている、コスパ最強の引き出し式収納ベッドはEver X エヴァー エックスです。
引き出しはキャスター付きで、奥にしまった衣類もスムーズに取り出せますし、ベッド下の掃除も簡単。
床板はすのこ構造で通気性が良く、フレームカラーは10色から選べます。
コスパ最強!跳ね上げ式ベッドProstor プロストル
ベッドの種類 | サイズ | 価格 |
跳ね上げ式ベッド | セミシングル~セミダブル | 66,141円~ |
Prostor プロストルはベッド下全部が収納スペースで、日本製ガス圧シリンダーなので開閉も楽々です。
収納庫の深さをレギュラー・ラージ・グランドの3種類から選べるので、荷物の量によってお選びいただけます。
値段も跳ね上げ式ベッドの中では低価格なので、学生の一人暮らしにもおすすめです。
長く愛用出来る商品で収納力は他のベッドの比ではありませんし、マットレスの種類もカラーバリエーションも豊富です。
棚・2口コンセント付きロータイプ Skyline2 スカイライン2
棚・2口コンセント付きロータイプ Skyline2 スカイライン2
ベッドの種類 | サイズ | 価格 |
フロアベッド | シングル~ダブル | 18,360円~ |
フロアベッドはとにかく価格が安く、開放感にあふれているのが魅力です。
その中でもSkyline2 スカイライン2は、スタイリッシュな棚に2口コンセントが付いていて、床板も桐すのこで湿気に強いのがメリット。
フローリングを傷つけないための、傷防止フェルトも付いています。
カラーバリエーションは7色ありますが、人気はシャビーグレーです。
価格も1万円台~とコスパも抜群の商品ですよ!
まとめ
ベッド選びで気になるのは、やはりコスパですよね。 この記事では、ベッドの種類ごとのコスパや改善策、おすすめのマットレス、そしてコスパ最強のベッドをご紹介します。
ベッドの種類とコスパ
11種類のベッドのコスパは次の通りです。
1. すのこベッド
- コスパ: 〇
- メリット: 通気性が良くカビにくい
- デメリット: 冬は寒く、きしみ音が気になる場合がある
- 対策: 断熱シートで底冷え対策、耐荷重の高い商品を選ぶ
2. フロアベッド
- コスパ: △
- メリット: おしゃれで開放感がある
- デメリット: カビが生えやすく、床を傷つけやすい
- 対策: 除湿シートでカビ対策、フェルトなどで床を保護
3. ローベッド
- コスパ: 〇
- メリット: デザイン性が高い
- デメリット: 収納スペースがない
- 対策: 収納ケースを活用
4. 収納ベッド
- コスパ: 〇
- 種類: 引き出し式、チェストベッド、跳ね上げ式
- 選び方:
- 引き出し式: キャスター付きを選ぶ
- チェストベッド: 長物収納エリアに底板があるものを選ぶ
- 跳ね上げ式: 国産シリンダーで耐久性が高いものを選ぶ
5. レザーベッド
- コスパ: ×
- メリット: 高級感がある
- デメリット: 収納スペースがなく、メンテナンスが大変
6. パイプベッド
- コスパ: △
- メリット: 安価で軽量
- デメリット: 見た目が安っぽく、耐久性が低い
- 対策: 極太パイプで耐荷重が高いものを選ぶ
7. 畳ベッド
- コスパ: △
- メリット: 和の雰囲気
- デメリット: カビやダニが発生しやすい
- 対策: 美草畳など高機能畳を選ぶ
8. ロフトベッド
- コスパ: △
- メリット: 省スペース
- デメリット: 耐久性が低く、寝心地が悪い
- 対策: 高さ控えめで耐荷重が高いものを選ぶ
9. 脚付きマットレス
- コスパ: 〇
- メリット: シンプルで安価
- デメリット: マットレス交換ができない
- 対策: ボトムベッドと呼ばれる分離式を選ぶ
10. 折りたたみベッド
- コスパ: ×
- メリット: 省スペース
- デメリット: 寝心地が悪い
- 対策: マットレスを敷いて使用する
11. ソファーベッド
- コスパ: 〇
- メリット: 1台2役
- デメリット: 寝心地が悪い
- 対策: ポケットコイルマットレスを選ぶ
マットレスの種類とコスパ
- ボンネルコイル: 〇 安価で耐久性が高い
- 高反発ウレタン: 〇 寝返りがしやすく、へたりにくい
- 低反発ウレタン: △ 体圧分散に優れるが、寝返りがしにくい
コスパ最強のベッド5選
- 棚付きヒノキベッド: ひのきの効果でリラックス効果、殺菌効果、防虫・防ダニ効果
- ボトムベッド: マットレス交換が可能でコスパ最強
- Ever X エヴァー エックス: 引き出し収納、棚、コンセント付き
- Prostor プロストル: 大容量収納、日本製ガス圧シリンダーで開閉が楽
- Skyline2 スカイライン2: 棚、コンセント付きフロアベッド
ベッド選びは、予算やライフスタイルに合わせて、最適なものを選ぶことが大切です。 この記事を参考に、自分にとってコスパ最強のベッドを見つけてください。