収納ベッドの選び方|後悔しないベッドフレームとマットレスの選び方

収納付きベッド 引き出し付き ホワイト

荷物が多いから収納ベッドにしたいけれども、どのような基準で選べば良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか?

収納ベッドには、「引き出し式収納ベッド」「チェストベッド」「跳ね上げ式ベッド」の3種類があります。

しかし

  • 荷物の量
  • 中に入れるもの
  • 値段

によって、選び方は異なってきます。

また、ベッドフレームだけでなくマットレスの選び方も大切になってきます。

そこでこの記事では、収納ベッドの後悔しない選び方をご説明したいと思います。

荷物の量はどれくらいあるか?

荷物を入れたスーツケース

収納ベッドを選ぶ時に一番重要なのが、荷物の量です。

一般的には引き出し式収納ベッドの収納力は低く、チェストベッドと跳ね上げ式ベッドは大容量の荷物を収納する事が出来ます。

引き出し式収納ベッドの収納力

引き出しの容量

引き出し式収納ベッドでは、引き出しが1段がスタンダードになっています。

高さを気にせず値段も安いですが、収納力は2杯の引き出しを合わせでも、50リットル程度とそれ程高くはありません。

また、チェストベッドや跳ね上げ式ベッドでは、ベッドサイズが大きくなるとその分収納力も高くなりますが、引き出し式収納ベッドではどのサイズでも収納力に差はありません。

収納力の目安

引き出し式収納ベッドの収納力の目安

引き出し式収納ベッドの収納力目安としては、

  • バスタオル4枚
  • トップス6着
  • ボトムス2着

程度になっています。

チェストベッドの収納力

チェストベッドの収納力

引き出し式収納ベッドとチェストベッドでは、パッと見ではほとんど変わりません。

そのため、価格が安い引き出し式収納ベッドの方が人気が高いですが、実際に使ってみると収納力は全く異なります。

チェストベッドでは、引き出しが2段になっているタイプが主流ですし、ボックス構造なので側面全体が引き出しになっているので高い収納力を誇ります。

収納スペースには、

  • 4杯の浅型引き出し
  • 1杯の深型引き出し
  • 長物収納エリア

があり、ダブルサイズでは最大で800リットルの荷物を収納する事が出来ます。

跳ね上げ式ベッドの収納力

830リットル収納できる跳ね上げ式ベッド

跳ね上げ式ベッドでは、ベッド下全てが収納庫になっています。

仕切りなどが一切ないので、収納ベッドの中でも一番高い収納力を誇っています。

跳ね上げ式ベッドではセミダブルが一番大きいサイズになりますが、それでも最大830リットルの荷物を収納する事が出来ます。

中に入れるものは何があるか?

収納ベッドを選ぶ時には、「中に入れるもの」を予め想定する事が大切です。

と言うのも、収納ベッドの種類によって、入れるのに適しているものが異なるからです。

引き出し式収納ベッドに適した入れるもの

洋服

引き出し式収納ベッドはそもそも収納力が高くないので、大型の荷物を収納する事は出来ません。

適しているのは、使用頻度が高い洋服やリネン類となっています。

引き出しなので、いつでも気軽に荷物の出し入れが出来るのが大きなメリットです。

但し、引き出しに蓋や囲いがないので、赤ちゃんの洋服などほこりが付くと困るものは入れない方が良いでしょう。

引き出し式収納ベッドは、荷物が比較的少ない方におすすめとなっています。

>>引き出し式収納ベッドはこちら!

チェストベッドに適した入れるもの

コミック

チェストベッドは、とにかく収納スペースがたくさんあるのが魅力です。

引き出しには「スライドレール」が付いているので、コミックやDVDなど重い荷物を入れる事も出来ます。

また深型引き出しには、使用頻度は高いけれども嵩張るバッグなどを収納するのに便利です。

それ以外にも長物収納エリアがあるので、カーペットやゴルフバッグなど長さがあるものを収納するのにも適しています。

但し、シングルサイズの場合には横幅がそれほどないので、布団や大型家電などの収納は難しいケースがあります。

チェストベッドは、小物から長物まで様々な荷物を収納したい方におすすめとなっています。

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跳ね上げ式ベッドに適した入れるもの

ゴルフバッグ

跳ね上げ式ベッドの収納庫には仕切りが一切ありません。

また、収納庫を深くする事で、スーツケースや布団、ゴルフバッグなど何でも収納する事が出来ます。

但し、中がごった返してしまいやすいので、細々したものを収納するのには向いていません。

跳ね上げ式ベッドは、大型の荷物を収納したい方におすすめとなっています。

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値段

値段

一人暮らしの方などは、ベッドに費やせる金額にも限度があります。

出来るだけ安い収納ベッドをお探しであれば、「引き出し式収納ベッド」が一番おすすめです。

但し、タンスなどを別に購入するよりはチェストベッドや跳ね上げ式ベッドの方がコスパに優れているかもしれません。

引き出し式収納ベッドの値段

オーソドックスな引き出し式収納ベッドでは、シングルサイズのベッドフレーム単体での値段が2万円台になっています。

これにマットレスを加えると、おおよその予算としては、45000円~55000円程度になります。

チェストベッドの値段

シングルサイズのチェストベッドでは、ベッドフレーム単体の値段が5万円~6万円程度になっています。

これにマットレスを加えると、7万円程度の予算は確保する必要があります。

跳ね上げ式ベッドの値段

跳ね上げ式ベッドの収納庫は

  • レギュラー
  • ラージ
  • グランド

の3種類から深さを選ぶことが出来ます。

一番人気が高い「ラージ」の値段としては、8万円程度が多くあります。

これにマットレスが加わるので、9万円~10万円程度の予算が必要となります。

但し、跳ね上げ式ベッドはメーカーによって、金額が大きく異なる収納ベッドです。

もっと節約する事も十分可能なので、あくまで目安程度にとどめておいてください。

収納ベッドのマットレスの選び方

マットレスを選ぶチェック項目

収納ベッドは他のベッドよりも、マットレスの選び方が大切になってきます。

と言うのも、チェストベッドや跳ね上げ式ベッドでは、「薄型マットレス」が主流になっているからです。

薄いマットレスでも快適に睡眠を取るためには、

  • マットレスの厚み
  • マットレスの硬さ

を必ずチェックするようにしましょう。

マットレスの厚み

薄型マットレス

体重が軽い女性や子供の場合には、分厚いマットレスは必要ありません。

むしろ、薄型マットレスの方がベッドの高さを低くする事が出来るのでおすすめです。

しかし、体重が重い男性の方はある程度厚みがあるマットレスを選ばないと、底付き感が出てしまいます。

そのため、80kgを超える体重の方は、厚みが15㎝以上あるマットレスにするようにしましょう。

マットレスの硬さ

マットレスには、「ソフト」「普通」「硬め」の3種類の硬さがあります。

硬さを決める一番確実な方法は、体重から算出する事で、

  • ソフト:体重50㎏未満
  • 普通:体重50㎏~80㎏
  • 硬め:体重80㎏以上

となっています。

細身の女性や子供のマットレス

ポケットコイルマットレス

体重が軽い細身の女性や子供のマットレスは、柔らかい方が好ましいと言えます。

硬めのマットレスでは、マットレスの反発力に体重が負けてしまい、反り返った状態で寝る事になります。

おすすめは、ポケットコイルマットレスで、寝心地が柔らかく、耐圧分散性に優れているので、成長期の子供でも安心してご使用する事が出来ます。

標準体型の方のマットレス

標準体型の成人の方は、多少硬めでも柔らかめでも大きく寝心地に影響する事はありません。

極端に柔らかい海外製のポケットコイルマットレス以外であれば、好みに応じて選ぶのが良いでしょう。

体重が重い男性のマットレス

ボンネルコイルマットレスの寝心地

体重が70㎏を超える重い男性の方は、硬めのマットレスが必須となります。

柔らかいマットレスでは、腰が沈み込みすぎてしまい、「く」の字に曲がった寝姿勢になるので、身体を圧迫してしまいます。

おすすめはボンネルコイルマットレスで、硬めの寝心地で底付き感もなく寝る事が出来ます。

腰痛の方のマットレス

マルチラススーパースプリングマットレス

詳細はこちら!

腰痛の方がマットレスを選ぶときには、「耐圧分散性」が出来ているマットレスを選ぶことが大切です。

人は寝ている時に体重の44%が腰にかかってきます。

そのため、体重を分散させてあげないと、腰に負担がかかりすぎて腰痛を悪化させてしまいます。

おすすめは、ポケットコイルマットレスやフランスベッド社製のマルチラススーパースプリングマットレス、ゼルトスプリングマットレスになってきます。

体重が軽い方はポケットコイルマットレスの柔らかい寝心地が良いですし、重い方はマルチラススーパースプリングマットレスのようにしっかりとした寝心地が必要です。

収納ベッドの選び方まとめ

収納ベッドの選び方は、

  • 荷物の量
  • 中に入れるもの
  • 値段

の3つのポイントを抑える事が大切です。

荷物が少ない方は「引き出し式収納ベッド」が、小物から大型まで幅広く荷物がある方は「チェストベッド」が、大型の荷物がある方は「跳ね上げ式ベッド」がおすすめです。

また収納ベッドでは「薄型マットレス」が主流になっているので、厚みと硬さに注意して選ぶようにしましょう。

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