喘息の子供を二段ベッドに寝かせる時の注意点|喘息の9割はダニが原因!

喘息

兄弟・姉妹がいるご家庭で、便利なのが二段ベッドですよね?

特に4畳半や6畳の子供部屋に置くには、1台分のスペースに2人分の寝床がある二段ベッドは重宝します。

しかし子供が喘息を患っている場合には、二段ベッドのほこりが気になるのではないでしょうか?

そこでこの記事では、

  • 喘息のアレルゲンはダニが主原因
  • 喘息持ちの二段ベッドの選び方
  • 喘息におすすめの二段ベッド
  • 二段ベッドの喘息対策方法

について詳しくご説明したいと思います。

喘息のアレルゲンはダニが主原因

ヤケヒョウヒダニの雄と雌

喘息の約9割は、「ダニ」が原因と言われています。

ダニの種類は日本だけでも十数種類いますが、中でもアレルゲンとなるのは「ヤケヒョウダニ」と「コヒョウダニ」と呼ばれているチリダニです。

チリダニは咬むことはないのですが、チリダニの糞や死骸を吸い込むことで喘息を発症します。

そのため、喘息対策をするには、ダニを殺すだけではなく、糞や死骸の処理をする事が大切になってきます。

ダニが好む環境

喘息のアレルゲンとなるダニが好む条件としては、

  1. 高温多湿
  2. 餌がある
  3. 住処がある

の3つがあります。

1.高温多湿

ダニが繁殖しやすい暑い季節

ダニは高温多湿の環境を好みます。

特に温度20~30℃、湿度60%以上の環境下で爆発的に増えるので、日本では梅雨時から10月くらいまで注意が必要です。

2.ダニの餌

フケ

ダニは人間のフケや垢、それにカビを好んで食べます。

シーツや布団、マットレスが不衛生になっていると、それだけでダニが増殖するので気を付けましょう。

3.住処がある

ぬいぐるみ

ダニの住処となるのは、布団やマットレス、それにぬいぐるみやカーペットなどです。

もしも子供が不衛生なぬいぐるみを抱っこして寝ているようであれば、すぐに対処するようにしましょう。

喘息持ちの二段ベッドの選び方

では、喘息の子供に二段ベッドを選ぶときは、どのようなポイントを抑えれば良いかと言うと、

  • 床板がすのこになっている
  • ほこりガードが付いている
  • 抗菌・防ダニ加工のマットレスを選ぶ
  • 低ホルムアルデヒドの二段ベッドにする

の4つがあります。

床板がすのこになっている

すのこ二段ベッド

床板がすのこになっている二段ベッドは、通気性に優れています。

風が通る事で、湿度が下がるので、ダニの増殖を抑える事が出来ます。

同時にカビ予防にもなるので、ダニの餌を少なくする効果もあります。

ほこりガードが付いている

ほこりガード付き二段ベッド

喘息の子供が一人であれば、上段に寝かせるようにすれば良いですが、二人とも喘息のご家庭も多いと思います。

そう言った場合には、「ほこりガード」が付いている二段ベッドを選ぶようにしましょう。

抗菌・防ダニ加工のマットレスを選ぶ

防ダニ・抗菌・防臭加工のマットレス

二段ベッドの中でも一番子供が接しているのが、マットレスです。

そのためマットレスを選ぶときには、抗菌・防ダニ加工が施されているものを選ぶようにしましょう。

低ホルムアルデヒドの二段ベッドにする

低ホルムアルデヒド

 

喘息はアレルゲンの吸入だけでなく、タバコの煙やホルムアルデヒドを吸い込むことでも、喘息発作を引き起こします。

そのため、二段ベッドは低ホルムアルデヒド製品を選ぶようにしましょう。

喘息におすすめの二段ベッド

喘息の子供でも安心してご使用頂ける二段ベッドとしては、Redondoレドンドがあります。

モダンデザイン・棚・コンセント付きアカシア材二段ベッドRedondoレドンド

アカシア材二段ベッド Redondo レドンド

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Redondoレドンドは、アカシア材を使用した二段ベッドになります。

床板はすのこ仕様なので、カビやダニの繁殖を抑える事が出来ます。

また、上段の床板には「ほこりガード」が付いているので、下段の子供もアレルゲンに悩まされる事がありません。

マットレスもメッシュ生地の脱着タイプなので、常に衛生的な環境にする事が出来ます。

また専用のベッドパッドとシーツがあるので、小まめに洗濯をする事で衛生的な環境を整える事が出来ます。

二段ベッドの喘息対策方法

チェック項目

二段ベッドに喘息の子供を寝かせる時には、

  • 喘息の子供を上に寝かせる
  • 布団や毛布は丸洗いする
  • シーツは小まめに変える
  • 布団乾燥機を使う
  • 床だけでなく寝具も掃除機をかける
  • 防ダニスプレーを使う

と言った対策を取る事が大切です。

喘息の子供を上に寝かせる

二段ベッドの梯子

二段ベッドでは、下段に寝ると上からほこりが落ちてくることがあります。

また、床から高さ30㎝以内は、「ほこりゾーン」と呼ばれていて、ダニの死骸や糞、花粉などのアレルゲンがたくさん浮遊しています。

そのため、喘息の子供は二段ベッドの上段に寝かせるようにして下さい。

布団や毛布は丸洗いする

洗濯機で丸洗い

布団や毛布は、1週間に1回は洗濯機で丸洗いする事が大切です。

丸洗いした寝具は、天日干しの後に掃除機をかける事でダニの死骸を除去する事が出来ます。

シーツは小まめに変える

洗い立てのシーツ

シーツや枕カバーは、2,3日に1回は洗濯するようにしましょう。

直接肌に触れるため、ダニの餌となるフケや垢がたくさん付着しています。

小まめに交換して、ダニの繁殖を抑えるようにしましょう。

布団乾燥機を使う

布団乾燥機

ダニの駆除に効果が高いものとして、「布団乾燥機」があります。

布団やマットレスの湿気を飛ばすだけでなく、高音になる事でダニを駆除する事が出来ます。

温度設定が可能な布団乾燥機では、ダニが死滅する60度以上にして下さい。

床だけでなく寝具も掃除機をかける

布団クリーナー

布団乾燥機を使用した後や、洗濯をした後には、必ず掃除機をかけるようにしましょう。

布団乾燥機や丸洗いはダニを死滅させる事が出来ますが、そのまま放置すると生きているダニの餌になって、増殖を繰り返してしまいます。

また、床や二段ベッドの隙間などにほこりが溜まっていると、ダニの巣窟となるので、寝具に掃除機をかける時に一緒に吸い取るようにして下さい。

防ダニスプレーを使う

子供が寝る時にぬいぐるみをどうしても離さないケースや、子供が二人とも喘息のご家庭いらっしゃると思います。

そう言った時に効果が高いのが、「防ダニスプレー」です。

アレルギーの方が肌に触れても大丈夫ですし、スプレーしてから24時間後のダニ致死率は8~9割あります。

二段ベッドの床板やマットレス、ぬいぐるみなどにスプレーするだけで、喘息のアレルゲンとなるダニを駆除してくれます。

二段ベッド喘息まとめ

二段ベッドに喘息の子供を寝かせる時には、アレルゲンとなるダニ対策が不可欠です。

二段ベッドの床板は「すのこ」になっているタイプを選び、マットレスは防ダニ・抗菌仕様のものにしましょう。

また、二段ベッドの上からのほこりが気になる場合には、防ダニスプレーをする事で、喘息発作を抑える事が出来ます。

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