ローベッドの通気性は抜群!但しフロアベッドの通気性は・・・

ローベッド

ベッドを選ぶ時に、「通気性」に焦点を当てると、衛生的な睡眠環境を整える事が出来ます。

通気性の良いベッドでは、カビやダニが繁殖しにくいだけでなく、寝具内もサラサラと快適な寝心地になります。

通気性の良いベッドと言うと、「すのこベッド」を思い浮かべる方が多いと思いますが、実はローベッドの通気性もかなり優れています。

但し、ローベッドと良く似ている「フロアベッド」も同じように捉えてしまうと、後悔する事になりかねません。

そこでこの記事では、

  • カビ・ダニがもたらす健康被害
  • ローベッドが通気性に優れている理由
  • フロアベッドは通気性が悪い
  • フロアベッドの湿気対策

について詳しくご説明したいと思います。

カビ・ダニがもたらす健康被害

人は寝ている間にコップ一杯分の汗をかくと言われています。

その汗は、マットレスの裏面と床板との間に溜まってしまいます。

この湿気を放置しておくと、カビやダニが繁殖するのですが、どちらも甚大な健康被害があるのでご説明したいと思います。

カビがもたらす健康被害

マットレスのカビ

カビが発生すると、胞子を家じゅうにまき散らします。

その胞子を吸い込むことで、

  • 肺や気管支に異常をきたす「肺アスペルギルス症」
  • 臓器を侵す「侵襲性肺アスペルギルス症」
  • 皮膚のかゆみや痛みとなる「カンジダ症」
  • アレルギー性鼻炎
  • 結膜炎
  • アトピー性皮膚炎
  • 気管支ぜんそく

など様々な健康被害を受ける事になります。

ダニがもたらす健康被害

ヤケヒョウヒダニの雄と雌

ヤケヒョウヒダニの雄と雌

ダニがもたらす健康被害で一番甚大なのが、「喘息」です。

喘息のうち、9割はダニが原因と言われているので、喘息の症状がある方は、ダニ対策が必須となります。

家の中にいるダニは、主に「ヤケヒョウダニ」と「コヒョウダニ」の2種類です。

どちらもマダニのように人間を咬む事はありませんが、糞や死骸に含まれているたんぱく質を吸い込む事で喘息を誘発します。

そのため、喘息を誘発しないためには、ダニの駆除だけでなく死骸や糞の除去も大切になってきます。

カビとダニが好む環境

暑い夏

カビとダニは全く異なる生物ですが、好む環境は類似しています。

特に高温多湿の環境下で爆発的に増殖をしますが、具体的には、

  • 温度が20度~30度
  • 湿度が65%以上

の環境を好みます。

またどちらも人間のフケや垢を餌とします。

カビ・ダニ予防には湿度コントロールが大切

湿度コントロール

カビやダニが繁殖しないようにするためには、寝具を清潔に保つと同時に、湿度コントロールが大切になってきます。

特にジメジメとしたマットレスや布団を放置と、あっという間にカビやダニの温床となってしまいます。

そのため、カビやダニの繁殖を抑えるためには、通気性の良いベッドを使う事が大切になってきます。

ローベッドが通気性に優れている理由

ローベッドは数あるベッドの中でも、すのこベッド同様に通気性に優れています。

その主な理由としては、

  • 床板がすのこ状になっている
  • 脚がある
  • 収納がない

の3つがあります。

床板がすのこ状になっている

通気性が良いすのこローベッド

ローベッドの床板は、すのこベッドのように板と板の間に隙間があります。

この隙間を空気が通る事で、湿気によるカビやダニの繁殖を抑えてくれます。

脚がある

ローベッドはフロアベッドと違い、脚が付いています。

長さは15㎝程度と短めですが、フロアベッドのようにフレームで囲まれていないため、通気性に優れています。

収納がない

収納がないローベッド

ベッド下に収納が付いているベッドの場合、マットレスの下から空気が入り込まないため、通気性が悪くなってしまいます。

しかし、ローベッドは収納機能がないので、下からも空気がたくさん入るように出来ています。

>>ローベッドはこちら!

フロアベッドは通気性が悪い

フロアベッド

ローベッドと良く混同してしまうベッドとして、「フロアベッド」があります。

どちらも「ロータイプのベッド」と言う点では同じなのですが、通気性は真逆になっているので注意が必要です。

フロアベッドの場合、

  • フレーム枠で囲まれている
  • ベッド下にスペースがない

と言う特徴があるので、通気性は悪いタイプのベッドになっています。

フレーム枠で囲まれている

フロアベッドの床板

フロアベッドは、床板が全てフレーム枠で覆われています。

そのため、空気が入り込む余地がなく、湿気が溜まりやすくなっています。

ベッド下にスペースがない

フロアベッドはローベッドと違い、脚がありません。

床板と床とは10㎝程度しか離れていないため、湿った空気がすぐに飽和状態になり、結露してしまうので注意しましょう。

フロアベッドの湿気対策

チェック項目

フロアベッドは通気性が悪いので、湿気対策が必須となります。

主な対策方法としては、

  1. マットレスを定期的に立てかける
  2. 布団乾燥機を使う
  3. 部屋の換気を小まめにする
  4. 除湿シートをマットレスの下に敷く
  5. ベッドパッドを使う
  6. 床板がすのこになっているフロアベッドを選ぶ
  7. 通気性の良いマットレスにする

があるので、ご説明したいと思います。

1.マットレスを定期的に立てかける

マットレスを立てかけている

一番湿気が溜まりやすいのが、マットレスの裏側です。

梅雨時など湿度も温度も高い状態では、1週間もするとカビが生える事があります。

そのため、使用しない時には小まめにマットレスを立てかけて、乾燥させるようにしましょう。

立てかけるだけでも十分湿気対策になりますが、扇風機を当てると更に効果がアップします。

2.布団乾燥機を使う

布団乾燥機

布団乾燥機があるご家庭は、是非活用してください。

布団乾燥機を使う事で、マットレスや床板、更には布団や毛布に溜まった湿気を飛ばす事が出来ます。

また、60度以上に設定する事で、ダニを死滅させることも出来ます。

3.部屋の換気を小まめにする

換気をしている

マットレスを立てかけたり、布団乾燥機を使う時間がない方は、部屋の換気だけでも行ってください。

部屋の換気を行う事で、マットレスの上から空気が入り込みます。

特に冬場に加湿器を使用する方は、小まめに窓を開けて新鮮な空気を取り込むようにしましょう。

4.除湿シートをマットレスの下に敷く

快眠さらさら除湿シート

詳細はこちら!

4,553円~

寝汗を効果的に除去する方法として、「除湿シート」があります。

シリカゲルなどの乾燥材が入っているので、寝汗を効果的に吸い取ってくれます。

天日干しする事で繰り返し使用出来るので、フロアベッドには欠かせないアイテムです。

5.ベッドパッドを使う

日本製・洗える・抗菌防臭防ダニベッドパッド

詳細はこちら!

5,845円~

夏場はどうしても汗を多くかくので、シーツだけでは全ての寝汗を吸収する事が出来ません。

そのためマットレスとシーツの間にベッドパッドを敷くようにして下さい。

抗菌・防ダニ加工が施されているベッドパッドであれば、カビやダニの繁殖を抑えてくれるのでおすすめです。

6.床板がすのこになっているフロアベッドを選ぶ

すのこフロアベッド

北向きの部屋や、日当たりが悪い間取りにフロアベッドを置く際には、床板がすのこになっているタイプを選ぶようにして下さい。

すのこタイプのフロアベッドでも、湿気対策は必要ですが、頻度を減らす事が出来ます。

7.通気性の良いマットレスにする

通気性の良いマットレス

フロアベッドでは、マットレスの選び方も重要なポイントとなってきます。

主要なマットレスには、

  • ボンネルコイルマットレス
  • ポケットコイルマットレス
  • マルチラススーパースプリングマットレス
  • デュラテクノマットレス

と言った種類がありますが、通気性はそれぞれ異なってきます。

ポケットコイルマットレスは注意

ポケットコイルマットレスの構造

この中で注意が必要なものは、ポケットコイルマットレスです。

ポケットコイルマットレスは、中のコイル一つ一つが袋に入っているため、通気性が悪くなっています。

値段も手ごろで、耐圧分散性に優れていますが、フロアベッドでは避けた方が良いでしょう。

どうしてもポケットコイルマットレスの寝心地が好きな方は、国産ポケットコイルマットレスやプレミアムポケットコイルマットレスのように、抗菌・防ダニ加工が施されているものがおすすめです。

>>フロアベッドはこちら!

ローベッド・フロアベッドの通気性まとめ

ローベッドは、

  • 床板がすのこ状になっている
  • 脚がある
  • 収納がない

と言う特徴があるので、通気性が非常に優れています。

しかし、フロアベッドは、

  • フレーム枠で囲まれている
  • ベッド下にスペースがない

ために、通気性は悪くなっています。

カビやダニは健康被害も甚大なので、湿気対策を万全にするとともに、床板がすのこ状になっているフロアベッドを選ぶようにして下さい。