ローベッドは高級感があるベッドですが、実はお掃除やお手入れも簡単にする事が出来ます。
ローベッドは基本的に通気性に優れているベッドですが、掃除を怠るとカビやダニが繁殖する事もあります。
そこでこの記事では、
- ベッドフレームのお掃除方法
- マットレスのお手入れ方法
- ベッド下はルンバで掃除が出来る
について詳しくご説明したいと思います。
目次
ベッドフレームのお掃除方法
ローベッドのベッドフレームの掃除方法は、他のベッドと変わりません。
但し使用されている素材によって異なるので、
- 木製ローベッド
- スチール製ローベッド
の2種類についてご説明したいと思います。
また、木製・スチール製に関わらず、メンテナンスは必要となるので、合わせてご紹介致します。
木製ローベッドのお掃除方法
一般的な木製ローベッドの掃除手順としては、
- 中性洗剤をぬるま湯で薄める
- 雑巾に染み込ませて、硬く絞る
- ベッドフレームを拭く
- 乾拭きをする
の4ステップになります。
この方法で、汚れを落とせますし、多少のカビであれば除菌する事も出来ます。
パイン材は乾拭きとワックス
ローベッドの中には、北欧調のベッドが数多くあります。
北欧ベッドでは、主にパイン材を使用していますが、パイン材の掃除では乾拭きが基本となるので注意してください。
と言うのも、パイン材は塗膜を作らない塗装をしているので、水拭きは厳禁です。
また、蜜蝋系のワックスを2~3年に1回程度塗っておくと、艶感が出て長持ちさせることが出来ます。
パイン材を使用しているローベッドとしては、Kaleva カレヴァ、Noora ノーラがあります。
スチール製ローベッドのお掃除方法
一方、スチール製のローベッドでは、軽く水拭きをして汚れを落とした後に、乾拭きしましょう。
木製に比べるとカビが生えにくくなっていますが、湿気を放置する事で錆の原因になるので、メンテナンスは必要です。
ローベッドのメンテナンス方法
ローベッドに限らず、全てのベッドは半年に一回程度、ネジの増し締めが必要です。
組み立てた時には、しっかりとネジを締めていても、時間の経過とともにネジは自然と緩んできます。
長年放置していると、フレームからきしみ音が聞こえてきたり、ひび割れや破損の原因にもなります。
安全性を確保するためにも、ネジの増し締めは必ず行うようにして下さい。
マットレスのお手入れ方法
次にマットレスのお手入れですが、大切な事は湿気・ダニ対策になってきます。
掃除の手順としては、
- シーツ・カバー類を外して洗濯機で洗う
- マットレスを立てかけて乾燥させる
- 掃除機で表裏・側面を綺麗に吸い取る
- 新しいシーツ・カバーをかける
の4ステップになります。
マットレスの場合、湿気は底面に溜まる事が多いので、裏面を重点的に乾燥させる事が大切です。
布団乾燥機がおすすめ
お家に布団乾燥機がある場合は、シーツを外した後に布団乾燥機で乾かすのが一番おすすめです。
湿気を飛ばすと同時に、60度以上の温度に設定する事で、ダニを死滅させる事も出来ます。
ダニは駆除・除去が大切
喘息などのアレルギーの9割はダニが原因と言われています。
但し、マットレスに住み着くダニは、咬む事は基本的にありません。
それよりも、糞や死骸を吸い込む事で、アレルギーを誘発します。
そのため、布団乾燥機で駆除した後には、必ず掃除機で丁寧に死骸や糞を除去するようにして下さい。
ベッド下はルンバで掃除が出来る
ローベッドで良く質問を受ける事として、「ルンバは使用出来ますか?」と言う事があります。
お掃除ロボット「ルンバ」の高さは92mmになっているのですが、一般的なローベッドのベッド下の隙間は15cmあります。
そのため、カーペットなどを敷いていても、問題なくルンバで掃除する事は可能です。
一方通常の掃除機の場合、ヘッド部分が大きいとベッド下に入らない場合もあるので、ヘッドの高さが10cm未満かどうか確認をしてみましょう。
ルンバが使えないローベッド
但し、中には10㎝の隙間しかないローベッドもありますし、オプションで8㎝程度の短い脚を購入できるローベッドもあります。
ルンバが使えないローベッドとしては、Neptuno ネプトゥーノ、Plutone プルトーネなどがあります。
ローベッド掃除まとめ
ローベッドの掃除・お手入れ方法としては、ベッドフレームは薄めた中性洗剤で拭いた後に、乾拭きをします。
但しパイン材に関しては、乾拭きとワックスを使用して、水拭きは控えるようにしましょう。
マットレスは定期的に立てかけるか、布団乾燥機で乾かした後に、掃除機でほこりやダニを吸い取ってください。
また、ローベッドの脚は15㎝程度あるので、一般的なタイプはお掃除ロボット「ルンバ」を使用する事が出来ます。