- 家族で転勤するけどベッドのおすすめは?
- 引っ越しするから組み立てが簡単なベッドが欲しい!
- 単身赴任だけどベッドは必要?
転勤族は引っ越しが多いので、間取りの関係でベッドの買い替えを余儀なくされたり、単身赴任では一人でベッドを組み立てる必要があります。
また、夫婦やご家族一緒の転勤に一体型の大型ベッドを選ぶと後悔しかねません。
私はベッドショップオーナーで、睡眠・寝具指導士、睡眠・寝具インストラクター、寝具ソムリエの資格を持っていますが、転勤族ベッドは組み立てやすさとサイズが重要だと考えています。
そこでこの記事では、転勤族がベッドを使うメリット・デメリットや、単身赴任・夫婦・家族の転勤ベッドの選び方に加えておすすめ商品をご説明します。
分解・解体しやすいおすすめベッドもたくさんご紹介するので、楽しみにして下さいね。
転勤族がベッドを使うメリット
転勤をするにあたり、「布団の方が持ち運びが便利だから」と言う理由だけでベッドを止めるのは考え物です。
と言うのも転勤が決まると、新しい環境に身を置かなければいけません。
緊張感は高く、些細な仕事でも全力で取り組んで、早く新しい仲間に認めてもらいたいですよね?
そんな高い緊張感の中での生活は想像以上に疲弊するので、マンションに帰宅した時にはバタッと倒れこむように眠る事もあるでしょう。
そんな時にベッドであれば、
- 布団を片づけなくて良い
- マットレスが睡眠の質を上げてくれる
- 布団を片づけるスペースが要らない
- 和室でも洋室でも使える
と言ったメリットがあります。
1.布団を片づけなくて良い
疲れて帰ってから布団を敷くのは面倒ですし、朝も片づけに時間を取られます。
ベッドであれば、億劫な布団の片付けが必要なくなります。
2.マットレスが睡眠の質を上げてくれる
ベッドのメリットは、布団に比べて耐圧分散性や寝返りのしやすさ、通気性に優れている事です。
特にポケットコイルのように点で体を支えるマットレスは、体にフィットしやすく睡眠の質を上げる事が出来ます。
>>「マットレスは硬いほうが良い」は危険!適度な硬さで耐圧分散を重視
3.布団を片づけるスペースが要らない
布団を敷くには和室が必要ですし、片づけるには押し入れも不可欠です。
一方、ベッドは洋室でも和室でも設置する事が可能です。
最近の住宅は洋式化していて、和室や押し入れが年々減少しているため、布団よりもベッドの方が間取りの心配をせずに、たくさんの物件から選ぶ事が出来ます。
4.和室でも洋室でも使える
布団を快適に使用するには畳が必要ですが、新居に毎回和室があるとは限りません。
ベッドであれば、和室でも洋室でも設置できるので、新居を選ぶ幅を広げる事も出来ます。
間違っても、硬いフローリングに布団を敷いて寝て、体を痛める事は避けてくださいね。
転勤族がベッドを使うデメリット
では逆に転勤が多い人がベッドを使うデメリットについて考えていきましょう。
良く聞く事としては、
- ベッドの運搬費用が必要
- 間取りやベッドの大きさによっては入らない可能性もある
- 引っ越しの際に傷が付くことがある
があります。
1.ベッドの運搬費用が必要
引っ越し料金は、ベッド1台当たりの料金が追加されます。
布団であれば他の荷物と一緒にカウントされますが、ベッドがあると引っ越し料金が1万円以上高くなります。
とは言え、通常転勤の際には会社が引っ越し費用を負担してくれるケースがほとんどです。
2.間取りやベッドの大きさによっては入らない可能性もある
ベッドサイズが大きいと、間取りによってはベッドが入らない可能性があります。
特に注意したいのが、クイーンベッドやキングベッドと言った大型ベッドを引っ越し先でも使う時です。
キングベッドは通常連結タイプなので、分解すれば問題なく搬入する事が出来ます。
しかし、クイーンベッドは一体もののケースも多く、その場合にはドアの高さや、エレベーター、間取りなどの搬入経路を考えてから物件を選ぶ必要があります。
3.引っ越しの際に傷が付くことがある
安い引っ越し業者を使うと良くあるのが、ベッドや家具に傷をつけられることです。
こういった事態を避けるためにも、ネームバリューがあり口コミで評判が良い引っ越し業者を選びましょう。
単身赴任の転勤族ベッドの選び方&おすすめ
単身赴任の転勤でポイントとなるのは、「組み立てが簡単なベッド」です。
引っ越しをする際には、出来るだけ嵩張らないシンプルなデザインのベッドの方が運び出すのも楽ですし、余分な出費を抑える事も出来ます。
単身赴任では、ベッドの組み立て、設置を全て自分一人で行わなければいけないため、
- 脚付きマットレス
- 収納ベッド
- 折りたたみベッド
- すのこベッド
- ローベッド
の中でおすすめ商品をご紹介します。
脚付きマットレス
「質の高い睡眠を取りたい!」と言う方には、脚付きマットレス「ボトムベッド」がおすすめです。
通常の脚付きマットレスはマットレスに直接脚を取り付けるため、強度がイマイチでマットレスの交換も出来ません。
一方、脚付きマットレス「ボトムベッド」は、ベッド本体とマットレスが分れているのでマットレスの買い替えも可能ですし、価格も通常のベッドと比べると安くなっています。
おすすめの脚付きマットレス「ボトムベッド」
サイズ | 組み立て | 価格 |
セミシングル~キング | 10分程度 | 32,751円~ |
本体にマットレスを載せているシンプルなベッドですが、本体は2つに分かれるので引っ越しの際にも簡単に運ぶことが出来ます。
複数のマットレスから好みのものを選べるので、価格が安い割に寝心地にこだわりたい人にもおすすめです!
工具も一切不要なので、分解や組み立てが苦手な人でも問題ありませんよ。
収納ベッド
収納機能があると洋服を片づけるのに便利ですし、着替えの準備も手間取りません。
しかし通常の収納ベッドは、分解するのも組み立てるのも結構大変です。
そこでおすすめしたいのが、組み立てに3分しかかからないと言う収納ベッドや、ネジを8本しか使用しないチェストベッドです。
おすすめの収納ベッドLacomita ラコミタ
サイズ | 組み立て | 価格 |
シングル~ダブル | 3分程度 | 48,847円~ |
Lacomita-ラコミタは、組み立て・分解が非常に簡単な収納ベッドです。
工具は不要で、差し込むだけの簡単組み立てですが、静止荷重はなんと400kgをクリアしている頑丈設計です。
新しい入居先のマンションで一人寂しくベッドを組み立てるのは、正直かなり苦痛ですが、Lacomita-ラコミタならそんな苦痛から解放されますよ。
おすすめのチェストベッドAmarioアーマリオ
棚・コンセント付き大容量チェストベッドAmarioアーマリオ
サイズ | 組み立て | 価格 |
セミシングル~ダブル | 10分程度、組立設置サービス有り | 61,111円~ |
Amarioアーマリオは、最大800リットル収納出来るチェストベッドです。
4杯の浅型引き出し、1杯の深型引き出しに加えて、長物収納エリアには底板が付いているので引っ越ししたてのマンションでもほこりが付く心配がありません。
組み立てはネジを8本だけ使い10分で完成出来るので、転勤した初日から快適な寝心地を得られます。
折りたたみベッド
折りたたみベッドはキャスターが付いているので、移動もしやすく場所も取らないので転勤族には便利なベッドと言えます。
但し、折りたたみベッドは通常のスプリングマットレスが使用出来ないので、寝心地はある程度犠牲にしなければいけない事を覚悟してください。
折りたたみベッド 高反発マットレス使用 Mallow マロウ
サイズ | 組み立て | 価格 |
ショート丈セミシングル | ワンタッチ | 39,879円 |
Mallow マロウは、ブラックフレームが綺麗な折りたたみベッドです。
サイズはショート丈セミシングルなので、基本的には女性で転勤が多い方におすすめです。
置き場所を選びませんし、10cm厚の高反発ウレタンマットレスを使用しているので寝心地も快適です。
すのこベッド
すのこベッドは湿気が溜まりにくくカビの発生を抑えるるので、メンテナンスの手間がかからないのでおすすめです。
シンプルなすのこベッドは分解や組み立ても簡単ですし、ベッドフレームやマットレスの種類も豊富です。
おすすめのすのこベッド『香凛 かりん』
【新】すのこ ベッド 木製 日本製 国産 宮付 ひのき 香凛 かりん
サイズ | 組み立て | 価格 |
シングル~ダブル | 20分程度 | 43,206円~ |
『香凛 かりん』は檜で作られているすのこベッドです。
シンプルな構造でヘッドボードは完成品なので、分解や組み立てに手間がかかりません。
また、檜は天然の香り成分がリラックス効果を高めてくれるので、慣れない転勤生活でも熟睡させてくれますよ。
ローベッド
少しおしゃれにしたい人はローベッドが良いかもしれません。
デザイン性が高く高級感があるので、一人暮らしを満喫するのに適しているベッドです。
独身の方は転勤先で新しい出会いが待っているかもしれませんが、そんな時でも満足出来るベッドです。
おすすめのローベッドE-go イーゴ
サイズ | 組み立て | 価格 |
幅120㎝(セミダブル) | 40分程度 | 47,400円~ |
社会人としてかっこいい生活をするなら、人気ブランドもチェックしたいものです。
E-go イーゴは一人暮らし専用の人気メーカーの一つで、「かっこいい低さ」をコンセプトにしたベッドを作っています。
シンプルな中にも最先端のデザインを活かしているローベッドは、男性に圧倒的な人気がありますよ。
転勤族の夫婦・家族ベッドの選び方&おすすめ
転勤族の方には、夫婦や家族揃って引っ越される方も多いと思います。
そんな方は、部屋の間取りや広さが変わる事を意識して選びましょう。
睡眠は大事だからと、一体型のクイーンベッドなど大型ベッドにしてしまうと、次の部屋が狭いと入らないかもしれません。
そこでおすすめしたいのが、部屋のサイズに合わせて使えるキングサイズの分割ベッドです。
家族の引っ越しではキングベッドでみんな一緒に寝れますし、単身赴任になってもシングルベッド2台に分けて片方だけ持っていくことが出来ます。
またキングベッドは、ご夫婦でもお互いの睡眠を邪魔しないので、新生活で疲れやすい体を休める事が出来ます。
キングベッドと言うと余程広い部屋でないとおけないイメージがありますが、実際には6畳の寝室でも設置可能です。
販路限定/棚・コンセント付き連結ベッド/ラトゥース2 Lautus2
販路限定/棚・コンセント付き連結ベッド/ラトゥース2 Lautus2
サイズ | 組み立て | 価格 |
クイーン~ワイドK280 | 38,846円~ |
ラトゥース2 Lautus2は、コスパ抜群のファミリーベッドです。
人気が高い4色がラインナップしているので、お部屋のインテリアをワンランクアップ!
連結部の隙間を極力なくしてあるので、マットレスの隙間も気になりません。
赤ちゃんと添い寝をするのにおすすめ『hohoemi』
サイズ | 組み立て | 価格 |
シングル~ワイドK280 | 20分程度 | 21,592円~ |
赤ちゃんも一緒に引っ越すのであれば、高さを抑えた『hohoemi』がおすすめです。
床面からの高さが20cmと低いので、ベッドからの転落事故を防ぐ事が出来ます。
また、低ホルムアルデヒド仕様なので、肌が敏感な乳幼児でも安心。
転勤族ベッドまとめ
転勤族がベッドを使うメリットには、
- 布団を片づけなくて良い
- マットレスが睡眠の質を上げてくれる
- 布団を片づけるスペースが要らない
- 和室でも洋室でも使える
があります。
単身赴任の転勤族ベッドは、分解・組み立てが簡単なベッドがおすすめですし、家族や夫婦で転勤するなら分割出来る連結キングベッドが良いでしょう。
赤ちゃんが一緒に場合には、高さが低いフロアベッドが安心です。