ベッドのサイズ・寸法一覧表。1人・2人・3人に適したベッドの幅は？

ベッドサイズを正確に知っている人は、ほとんどいません。

特にセミダブルやクイーン、キングサイズは何人用ベッドか分からないですよね？

私はベッドショップオーナーで、睡眠・寝具指導士、睡眠・寝具インストラクター、寝具ソムリエの資格を持っていますが、ベッドサイズや何人用ベッドか知らずに購入すると、後悔する事が多いのでチェックしましょう。

そこでこの記事では、ベッドサイズと何人用ベッドかを一覧でご紹介しますので、購入する際に確認するようにしてください。

ベッドサイズ一覧表

メーカーによって若干違いはありますが、基本的には小さいものから

となり、中型として

大型になると

があり、大きさに関わらずマットレスの長さは195cmが一般的です。

ベッドにはマットレスが必要ですが、セミダブルとダブルはほぼ全てのメーカーで共通ですが、それ以外の大きさは幅に違いがあるので、購入前にスペックを確認しましょう。

長さが異なる「ロング」と「ショート丈」

通常のベッドの長さは195cmですが、身長が高い人もいれば低い女性や子供もいます。

そのため、メーカーによっては高身長用として10cm程度長い「ロング」や、逆に15㎝短い「ショート丈」があります。

身長の目安

ではどのくらいの身長の方が、ロングやショート丈がおすすめかと言うと、

となります。

一般的にベッドの長さは、「身長＋15cm」が最低必要と言われています。

そのため身長が180cm以上ある高身長の方は、ロングサイズが適切になってきます。

逆に身長が165cm未満の子供や女性であれば、ショート丈を検討するのも良いでしょう。

１人用ベッドサイズの違い

１人用ベッドには、

の3種類がありますが、どのサイズが自分にとって最適か分かりにくいですよね？

ベッドには快適に眠れる幅があり、一人用ベッドは「肩幅＋両サイド20cmずつ」となっています。

成人男性は肩幅が45cm前後なので、最低でも85cm幅のベッドが必要です。

そのため、男性はシングル以上がおすすめですが、女性や子供はセミシングルを検討しても良いでしょう。

セミシングルベッドは女性・子供用

女性の肩幅は41cm程度なので、幅が狭いセミシングルサイズでも問題ありません。

但しスポーツをしている方は、肩幅が広い傾向にあるので通常のシングルサイズがおすすめです。

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シングルは一般的な一人用ベッド

シングルは１人用ベッドの基本的なサイズで、特に広くも狭くもない無難な大きさです。

老若男女を問わず快適に眠れるサイズですし、日本の住宅はシングルベッドを設置した時にドアやクローゼットを開閉しやすいように出来ているので、一番間違いないサイズと言えます。

＞＞シングルベッドはこちら！

ワイドシングルはほとんどない

ワイドシングルはメーカーによっては設定されていないこともあるので、数や種類が極端に少なくなります。

またシーツや敷パッドも商品が少ないので、購入時は注意しましょう。

セミダブルはゆったりした寝心地

大柄な男性や、睡眠重視の方にはセミダブルがおすすめです。

寝返りが自由に出来てゆったりくつろげるので、仕事で疲れた体と脳をしっかり休める事が出来ます。

実際、一人暮らしの3割がセミダブルベッドを選んでいると言われているくらい、ポピュラーなサイズです。

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２人用ベッドサイズの違い

二人用ベッドには、

の2種類があります。

2人が快適に眠るためには「男性の肩幅＋女性の肩幅＋60cm」が必要ですが、男性の肩幅が45cm程度で、女性の肩幅が41cm程度なので、ダブルベッドだと少し狭く、クイーンベッドなら余裕があります。

また、セミダブルベッドに2人が寝るのはおすすめ出来ません。

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2人でセミダブルは狭すぎる

無理をすればセミダブルに２人で寝ることはできますが、寝返りが打てずに睡眠の質が大きく悪化します。

一晩恋人と寝るくらいなら良いですが、毎日だと良質な睡眠が取れないのでおすすめできません。

ダブルは一般的な2人用ベッド

ダブルは男女2人や親子2人で寝るのに人気のサイズです。

ただし、男女のカップル2人が寝るには146cm以上の幅が必要ですが、ダブルは140cm幅なので少し狭くなっています。

そのため、比較的細身のご夫婦に最適なサイズと言えます。

クイーンは2人がゆったり眠れる

クイーンは大人２人がゆったり寝られる幅がある上、マットレスも２分割されていることが多く相手の寝返りによる振動が伝わりにくいメリットがあります。

搬入経路を確認する必要はありますが、大抵のマンションでは問題なく設置出来ます。

そのため2人用としては理想的なサイズと言えます。

＞＞クイーンサイズベッドはこちら！

3人以上はキング、ワイドキングサイズがおすすめ

3人もしくは4人で寝る場合には、

が必要です。

親子3人はキング（乳幼児の子供）

キングサイズベッドと聞くとものすごく大きなイメージを持ってしまいますが、実際にはシングルベッド2台分です。

2台をくっつけるので大人二人で寝ると少し持て余す感じですが、小さな子供と親子3人で寝るには最適なサイズです。

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家族4人はワイドキングサイズ

家族4人（夫婦＋子供2人）で寝るなら、ワイドキングがおすすめです。

ワイドキングには幅が200～280cmとバリエーションがありますが、子供が成長する事を考えると初めから280cm幅のベッドを購入した方が良いでしょう。

＞＞ファミリーベッドはこちら！

ワイドキングベッド購入時の注意点

ワイドキングは横長に部屋を大きく占領しますし、通常はご自身で組み立てる事になります。

そのため、予め部屋のサイズとベッドサイズを確認して、組み立て可能なスペースを確保しましょう。

また、ワイドキングは分割されているので、マットレスの隙間対策が必須です。

隙間パッドやマットレスバンド、分厚いベッドパッドを準備するのが良いでしょう。

＞＞シングルベッド2台くっつける時の隙間対策＆おすすめの連結ベッド5選！

ベッドのサイズ・寸法まとめ

ベッドサイズは長さが95cmで、横幅が「セミシングル：80～85cm」「シングル：90～100cm」「ワイドシングル：110cm」「セミダブル：120cm」「ダブル：140cm」「ワイドダブル：150～155cm」。「クイーン：160～180cm」「キング：180～200cm」「ワイドキング：200cm以上」となっています。

ベッドにはさまざまなサイズがありますが、メーカーによって実際の寸法に違いがあるので、購入するときはスペックを必ず確認して下さい。