- 布団が敷けるおしゃれなベッドが欲しい!
- ローベッドは布団が使える?
- ベッドで敷布団を使う時の注意点は?
ベッドには敷布団が使えるタイプもありますが、注意点を知らずに購入して後悔する方も多くいらっしゃいます。
私はベッドショップオーナーで、睡眠・寝具指導士の資格を持っていますが、ローベッドでは分厚い敷布団を使う事を推奨しています。
そこでこの記事では、敷布団が使えるローベッドの特徴やメリット・デメリット、おすすめ商品ご紹介します。
この記事を読めば、きっとお気に入りの布団が使えるローベッドを見つけられますよ。
ローベッドに敷布団は使える?
ベッド使用時にはマットレスが一般的ですが、寝心地が良い敷布団があればそれを使いたいですよね?
結論から言うと、ローベッドに敷布団を使用しても問題ありません。
但し・・・
- 敷布団が薄いと体を痛めやすい
- 万年床にするとカビが生える事もある
- 敷布団が使えるローベッドを選ぶ
の3点には注意が必要です。
1.敷布団が薄いと体を痛めやすい
フローリングに布団を敷いた事がある方は分かると思いますが、薄手の敷布団だとフローリングの感触があって痛いですよね?
敷布団は、本来畳の上で使用されるためのものです。
畳はイ草の弾力性に加えて、編み込むことで中に空気が入り込みクッション性があります。
しかしベッドの床板はクッション性がほとんどないので、寝心地が悪く体の節々を痛める原因になります。
2.万年床にするとカビが生える事もある
ローベッドはベッド下に空間があるためカビにくいですが、敷布団を使う時は週に1回の頻度で天日干ししましょう。
というのも、マットレスと違い布団は通気性が悪いので、万年床にするとカビやダニが繁殖する原因になるのです。
3.敷布団が使えるローベッドを選ぶ
多くのローベッドは、マットレス専用になっています。
マットレスは横になった時に、荷重を分散出来るので、床板の強度が低くてもフレームが壊れる事はありません。
しかし、布団では腰やお尻など重たい部分に荷重が集中するため、強度が低い床板では高確率でヒビ割れを起こします。
>>割れやすいベッドの板の特徴と床板が割れた時の修理・交換方法
そのためスペックを確認して「敷布団が使えるローベッド」を選ぶことが大切です。
ローベッドに敷布団を使うメリット
ローベッドに敷布団を敷くメリットには、
- 布団を洗濯できる・干せる
- 布団を毎日片づける必要がない
- 畳に敷くよりもカビにくい
- 掃除しやすい
があります。
1.布団を洗濯できる・干せる
布団を使う一番のメリットは、丸洗いや天日干しが出来る事です。
洗い立ての布団はふかふかで清潔なので、気持ちよく睡眠を取れますよ。
2.布団を毎日片づける必要がない
「布団を使う=毎日の上げ下ろしが必要」が一般的ですが、ローベッドであれば毎日の布団の上げ下ろしから解放されます。
夜は布団を出して敷き、朝起きたら片づけるという作業は、足腰に負担がかかりますし、年を取ったらぎっくり腰になる方もいます。
もちろん時々布団を干す事は大切ですが、畳で使う事を考えると格段に楽です。
3.畳に敷くよりもカビにくい
畳の上に布団を敷きっぱなしにすると、湿気で畳も布団もカビの温床になります。
一方、ローベッド自体は通気性が良いので、湿気対策も簡単です。
4.掃除しやすい
ローベッドは収納がないので、ベッド下を掃除しやすいメリットがあります。
特にお掃除ロボットであれば、自動で掃除してくれるのでかなり楽です。
>>ルンバでベッド下は掃除できる?ルンバの高さ約9cm+1cmの隙間が目安!
ローベッドに敷布団を使うデメリット
逆に敷布団を使うデメリットとしては、
- ローベッドを置くスペースが必要
- 腰痛・肩こりがある人、お年寄りには不向き
- かさ高のある敷布団が必要
- 敷布団が使えるベッドが必要
があります。
1.ローベッドを置くスペースが必要
ベッドを置くには、それなりのスペースが必要です。
6畳の部屋にシングルサイズのローベッドを置くと、部屋の3分の1~4分の1がデッドスペースになります。
ローベッドは収納機能がないので、衣類を片づけるチェストが別に必要かもしれません。
2.腰痛・肩こりがある人、お年寄り、体重が重たい人には不向き
ローベッドの床板は畳と比べるとクッション性が低いですし、敷布団はマットレスと比べると耐圧分散性がないので、腰痛や肩こりがある方や、関節が固いお年寄りは止めた方が良いでしょう。
また、体重が重たい人も自重で底付き感が出るのでお勧めできません。
逆に、女性や子供、若くて健康体の男性あれば、ほとんど問題になりませんよ。
3.かさ高のある敷布団が必要
ある程度かさ高があり、弾力性に優れた敷布団の方が、睡眠や健康のためには良いでしょう。
ボリューム布団6点セット FLOOR フロア 羊毛混タイプ
サイズ | 敷布団の厚み | 価格 |
シングル~キング | 15cm | 20,369円~ |
ボリューム布団6点セットは、敷布団・掛布団・枕・カバー類が入った布団セットです。
羊毛が入っているため、弾力性・保温性・吸湿性に優れているのが特徴。
敷布団のかさ高が15cmと極厚なので、ローベッドやすのこベッドでも快適に睡眠が取れます。
4.敷布団が使えるベッドが必要
購入時は、敷布団が使えるローベッドを選ぶ必要があります。
ローベッドにはマットレス専用と、布団対応の2種類があります。
敷布団が使えるローベッドは床板に強度があり、荷重が一か所に集中してもひび割れしにくくなっています。
敷布団が使えるおしゃれなローベッド5選!!
ローベッドは本当におしゃれなデザインが多いのですが、その中でもすのこ仕様で布団が使える人気ローベッドを5つ紹介しますね。
デザインボードベッド Stone hold ストーンホルド
サイズ | カラー | ステージタイプ | 価格 |
シングル~ダブル | ブラック | ステージレイアウト、フルレイアウト | 32,131円~ |
Stone hold ストーンホルドは、ヘッドレスタイプのローベッドです。
ヘッドレスとブラックフレームで、スッキリした印象の中にアクセントを付けてくれます。
脚はお部屋のインテリアに合わせて、スチール製と木製の2種類から選べます。
ローベッド 北欧デザインベッド Kaleva カレヴァ
サイズ | カラー | ステージタイプ | 価格 |
シングル、セミダブル | ダークブラウン、ライトブラウン | ステージレイアウト、フルレイアウト | 52,181円~ |
Kaleva カレヴァは、パイン材使用の北欧風ローベッドです。
落ち着いた雰囲気とシンプルデザインが、寝室をリラックスした雰囲気にしてくれます。
脚の長さは20cmですが、別売り品で15cm脚、8cm脚を購入出来ます。
ウォルナットブラウン モダンデザインローベッド E-go イーゴ
サイズ | カラー | ステージタイプ | 価格 |
セミダブル | ウォールナットブラウン | ステージレイアウト、フルレイアウト | 47,400円~ |
E-go イーゴは最先端デザインで、人気が高いローベッドです。
ベッド幅はセミダブルサイズの120cmで、ヘッドボードはフラットパネルです。
ヘッドボードの高さを変えられて、布団使用時には低めに調整した方が調和がとれます。
ウォルナットブラウン 棚・コンセント付きモダンデザインローベッド Tschues チュース
サイズ | カラー | ステージタイプ | 価格 |
セミダブル、クイーン | ウォールナットブラウン | ステージレイアウト、フルレイアウト | 45,947円~ |
Tschues-チュースは棚・コンセント付きの、モダンデザインローベッドです。
フレーム幅は120cm幅と、160cm幅の2種類があり、一人暮らしでもご夫婦にもおすすめです。
ヘッドボードには棚とコンセントが付いているので、寝る前にスマホの充電をするのにも便利で、カラーは褐色がモダンな印象を与えるウォールナットブラウンになっています。
モダンデザインローベッド FRANCLIN フランクリン
サイズ | カラー | ステージタイプ | 価格 |
クイーン、キング | ウォールナットブラウン | ワイドステージ、ナローステージ、フルレイアウト | 57,985円~ |
FRANCLIN フランクリンは、クイーン・キングサイズに特化した大型ローベッドです。
木目の質感を醸し出す加工素材は上品な印象で、背面まで綺麗に仕上げてあります。
ウォールナット柄とスチール脚の組み合わせが、クールに仕上がっています。
まとめ
ローベッドで敷布団を使うメリットには、
- 布団を洗濯できる・干せる
- 布団を毎日片づける必要がない
- 畳に敷くよりもカビにくい
- 掃除しやすい
があり、デメリットには、
- ローベッドを置くスペースが必要
- 腰痛・肩こりがある人、お年寄りには不向き
- かさ高のある敷布団が必要
- 敷布団が使えるベッドが必要
があります。