- 一人暮らしベッドの相場は?
- 安いベッドのおすすめが知りたい!
- シングルよりも小さいサイズはある?
一人暮らしの方にとってベッドは必須アイテムですが、一般的にどれくらいベッドにお金をかけているか【相場】が気になりますよね?
出来るだけ安いベッドを探している方も多いと思いますが、一度購入すると10年程度使用出来るので極端に低価格の商品だと後悔する事になります。
私はベッドショップオーナーで睡眠・寝具指導士、睡眠・寝具インストラクター、寝具ソムリエの資格を持っていますが、学生の一人暮らしでは4万円、社会人なら7万円を目安に人気ベッドから選ぶのをおすすめしています。
そこでこの記事では、一人暮らしベッドの相場やおすすめ商品、サイズ、マットレスの選び方についてご紹介します。
この記事を読めば、一人暮らしを快適に過ごせるベッドを見つける事が出来ますよ。
一人暮らしベッドの相場とおすすめ商品
また社会人は7万円を目安に、マットレスをワンランク上にして仕事の疲れを取るようにしましょう。
一人暮らしに人気が高いベッドには、
- 引き出し式収納ベッド
- 跳ね上げ式ベッド
- フロアベッド
- 脚付きマットレス
- ロフトベッド
があるので、それぞれの特徴と相場、おすすめ商品をご紹介します。
1.引き出し式収納ベッド
引き出し式収納ベッドは、サイドに引き出しが付いていて衣類などを収納するのに適しています。
収納力は高くありませんが、値段が安く使い勝手に優れています。
相場は3万円~6万円程度なので、学生の一人暮らしでも安心して購入する事が出来ます。
引き出し式収納ベッドのおすすめ
販路限定/ベッド 棚コンセント 収納付き Ever X エヴァー エックス
29,161円~
引き出し式収納ベッドのおすすめとしては、男性にはEverエヴァーとGeneralジェネラルが、女性には『AMI』アミとFleurフルールが、また組み立てが簡単なLacomitaラコミタもあります。
中でもおすすめがEver X エヴァー エックスで、キャスター付引き出しがなので開閉にストレスを感じません。
ヘッドボードには、前板付きの棚と2口コンセントが付いていてスマホやタブレットを同時に充電可能。
カラーバリエーションが10色もあるので、男女問わずおすすめです。
跳ね上げ式ベッド
跳ね上げ式ベッドは床板をガス圧で跳ね上げて、その下の収納庫に大容量の荷物を収納出来るベッドです。
スーツケースや布団も丸ごと収納出来るので、狭い部屋や荷物が多い方におすすめです。
相場は6万~10万円程度なので、大学生の一人暮らしには高いかもしれません。
ただ、収納力はタンス1個分程度あるので、タンスとベッド両方購入するよりは割安です。
跳ね上げ式ベッドのおすすめ
66,141円~
跳ね上げ式ベッドのおすすめとしては、No-MosノーモスやBERG ベルグがあります。
中でもProstor プロストルは、すのこ仕様で湿気やほこりに強く、値段も安いのでおすすめです。
フロアベッド
フロアベッドは、狭い部屋でも視覚的に広く見せる事が出来るベッドです。
荷物を収納出来ないので、洋服やバッグなどが多い女性よりも、男性に人気が高くなっています。
使用している部材も少ないので、相場は2万円~5万円と低価格になっています。
フロアベッドのおすすめ
販路限定/ベッド 棚コンセント付き ロータイプ/S kyline2
18,536円~
フロアベッドの人気商品としてはSKYlineスカイ・ラインやW.coRe ダブルコアがあります。
中でもS kyline2は、低価格でありながらも2口コンセントや桐の床板を使用するなど、細部にまでこだわっています。
特に都会的なシャビーグレーのフレームは、人気が高くなっています。
脚付きマットレス
脚付きマットレスは、マットレスに脚が付いているだけのシンプルなベッドです。
女性には分割タイプが人気ですが、体格ががっしりしている男性だと分割タイプは寝心地が良くないので、一体型がおすすめです。
相場は3万円~10万円で、マットレスによって値段が大きく異なっています。
脚付きマットレスのおすすめ
脚付きマットレス 選べる7つの寝心地!すのこ構造 ボトムベッド
32,751円~
脚付きマットレスのおすすめは、こちらの「ボトムベッド」タイプです。
従来の脚付きマットレスは、マットレスのローテーションや交換が出来ないので、寿命が短いデメリットがありました。
しかし「ボトムベッド」はベッド本体にマットレスを載せているので、値段が安い上に寝心地も良く、口コミでも人気が高い商品です。
ロフトベッド
ロフトベッドは部屋を立体的に使えて、下段のスペースに大容量の荷物を置くことが出来ます。
ソファーやテレビ台はもちろん、机やテーブル、チェストなど置けるので一人暮らしの強い味方です。
相場は5万円~8万円程度で、木製よりもパイプ製の方が安くなっています。
ロフトベッドのおすすめ
おしゃれな部屋実現高さが選べる棚・コンセント付シンプルロフトベッド
40,970円~
ロフトベッドのおすすめは、こちらの「おしゃれな部屋実現高さが選べる棚・コンセント付シンプルロフトベッド」です。
高さがミドル・ハイ・スーパーハイの3種類から選べるので、部屋の間取りや天井の高さ、ベッド下に何を置くかで決めましょう。
枕元には2口コンセントも付いているので、スマホで恋人や友達とラインをしたりするにも便利でよ。
一人暮らしのベッドの大きさは?
一人暮らしベッドを購入する時に、一番初めに決める事が「ベッドの大きさ」です。
いえらぶ暮らしコラムが行ったアンケート調査によると、72%の人がシングルベッドを選んでいます。
次いで、セミダブルベッド、セミシングルベッドとなっています。
ベッドサイズ | 割合 | ベッドの長さ | ベッドの幅 |
セミシングルベッド | 4% | 195cm | 80~85cm |
シングルベッド | 72% | 195cm | 90~100cm |
セミダブルベッド | 18% | 195cm | 120cm |
それ以上 | 6% | 195cm | 120cm~ |
シングルベッドは種類が豊富
シングルベッドは、幅広いメーカーで取り扱われている主流サイズです。
大手家具メーカーの高単価な製品から、オンラインショップで販売されているリーズナブルな製品まで幅広い選択肢があります。
セミシングルのようなコンパクトベッドもありますが、男性は最低でもシングルサイズが必要です。
女性はもちろん、少しガタイが良いくらいの男性であれば、シングルベッドで問題なく寝る事が出来ます。
意外に多い!一人暮らしでセミダブルベッド
4人に1人が「セミダブルベッド」を選んでいます。
間取りや経済的に余裕がない場合はシングルベッドで十分ですが、社会人で恋人がいる方はセミダブルベッドもおすすめです。
アンケートでも、「ベッドは大きければ大きいほど良い」と書かれているように、広めのベッドで寝ると寝返りが自由に打てる事で睡眠の質を向上出来ます。
また彼女がお泊りした時に、シングルベッドだと身動きが取れないですが、セミダブルベッドにする事で少し余裕を作る事が出来ます。
女性の一人暮らしはセミシングルベッドもおすすめ
アンケートでは全体の4%に留まっていますが、女性におすすめなのが「セミシングルベッド」です。
一般的に快適に眠れるベッド幅の目安は、「肩幅+両サイド20cmずつ」と言われています。
女性の平均的な肩幅が41cmなので、実は女性にとってセミシングルベッドは一番無駄のないベッドと言えます。
サイズだけでなく、デザインも女性らしい可愛い商品が多いので必見ですよ!
マットレスの種類と選び方
ベッドの種類とサイズが決まったら、最後にマットレスを選びます。
寝心地の99%はマットレスで決まるので、睡眠の質が気になる方はマットレスに予算を使うのがおすすめです。
特に、社会人は健康管理も仕事の一つです。
質の高い睡眠を取りパフォーマンスを向上するためには、ご自身に適したマットレスを選ぶ事は必須と言えます。
ベッドに付属しているマットレスの種類には、主に
- ボンネルコイルマットレス
- ポケットコイルマットレス
- マルチラススーパースプリングマットレス
- ゾーンコイルマットレス
の4つがありますが、体重や健康状態によってマットレスを選ぶ基準が異なってきます。
マットレスの硬さは大きく分けて、
- ソフト(ポケットコイル各種)
- 普通(ボンネルコイル、ポケットコイル)
- 硬め(ボンネルコイル、マルチラススーパースプリング、ゾーンコイルマットレス各種)
の3種類がありますが、基本的にはご使用する方の体重を目安にするのが最も確かとなります。
ソフト(~体重50㎏)
硬さが「ソフト」のマットレスは、主に体重が40㎏未満の子供や細身の女性におすすめとなっています。
体重が軽い方が硬めのマットレスで寝ると反発力に体重が負けてしまい、腰や背中が浮いた状態で寝る事になります。
体重に比べて硬すぎるマットレスは疲労が抜けにくいだけでなく、筋肉が圧迫されるので痛みの原因になる事があるので注意しましょう。
普通(体重50㎏~80㎏)
体重が50㎏~80㎏の平均的な体格の成人男女は、普通の硬さが一番しっくりきます。
背骨のラインが綺麗なS字を描いて、重たい臀部や足が適度に沈み込むので体全体をマットレスが支えてくれます。
硬め(体重80㎏~)
体重が80㎏を超えるガッシリ体系の方は、硬めのマットレスで体重をしっかり支えるようにしましょう。
体重が重たい方が柔らかすぎるマットレスで寝ると、腰が「く」の字に折れ曲がってしまい圧迫するので腰痛の原因となるので注意して下さい。
(ベッドマットレスの選び方より引用)
アレルギーの方は抗菌・防ダニ加工が必須
喘息やアトピー性皮膚炎、花粉症などアレルギー症状の方は、マットレスを清潔に保つ事が大切です。
アレルギーの主な原因は、ダニの死骸や糞、花粉、ほこりを吸い込む事なので、マットレスは抗菌・防ダニ加工が施されている商品を選びます。
おすすめは国産ポケットコイルマットレスやプレミアムポケットコイルマットレス、マルチラススーパースプリングマットレスと言った商品です。
特にマルチラススーパースプリングマットレスは、衛生マットレスとして全日本ベッド工業会の認定を受けていますし、アトピーの方にも推奨されている高機能マットレスです。
相場は3万円~と高いですが、ベッドフレームのコストを下げても高性能なマットレスを選びましょう。
腰痛の方は耐圧分散性に優れているマットレス
人は寝ている姿勢の時に、体重の44%が腰にかかっています。
そのため腰痛や肩こりの方は、腰や肩の負担を分散してくれるマットレスを選びましょう。
平均的な体格の方であれば高密度ポケットコイルマットレスが良いですし、体重が重い方はマルチラススーパースプリングマットレスやゼルトスプリングマットレスがおすすめです。
相場は3万円~となっています。
一人暮らしベッドの相場と大きさまとめ
一人暮らしベッドの相場は大学生なら4万円・社会人なら7万円が目安です。
人気が高い種類には、
- 引き出し式収納ベッド
- 跳ね上げ式ベッド
- フロアベッド
- 脚付きマットレス
- ロフトベッド
があります。
大きさは、男性はシングルベッド以上が必要で、女性ならセミシングルでも大丈夫です。