ベッドのダニを徹底的に退治!「生きているダニ」「死骸と糞」のダブル対策

イエダニ すのこベッド

最近はベッドで寝る人が増えてきましたが、梅雨など湿度が高い時期にはダニが大繁殖してしまう事があります。

ダニに噛まれると言った被害はもちろんですが、ダニの死骸やフンを吸い込むことで、

  • アレルギー性湿疹
  • アトピー性皮膚炎
  • 気管支喘息

を引き起こす要因になります。

日本でアレルゲンとなるダニの種類には、チリダニ科の「コナヒョウヒダニ」と「ヤケヒョウヒダニ」の2種類がいるので、こいつらの対策をしっかり取る事が大切です。

ヤケヒョウダニとコヒョウダニ

これらのダニの死骸や糞に含まれるタンパク質がアレルギーの原因となり、大部分のダニアレルギーの患者さんは、これらのアレルゲンに感作されています(血液中にダニに対するIgEが存在する状態)。これらのダニは、室内でヒトの皮膚片(垢、フケなど)やカビ類などを餌として繁殖します。しかし、しばしばニュースで取り上げられるマダニとは違って、これらのダニは吸血することはありません。

認定NPO法人(特定非営利活動法人)アレルギー支援ネットワークより引用)

特に喘息などのアレルギー症状がある人は、今すぐにでも行動に移すようにしましょう。

そこでこの記事では、

  • ダニが繁殖する原因
  • マットレスのダニを防止する方法
  • ダニ退治するおすすめグッズ
  • ダニを防止するベッドの選び方

を詳しくご説明したいと思います。

ダニが繁殖する原因

雨

暑い季節になると、人間も活発に行動しますが、気になるのがベッドに住みついているダニの存在です。

ダニが繁殖する環境要因には、

  • 温度
  • 湿度
  • 住処

の4つが挙げられます。

皮脂

ダニは人間が住んでいるだけで必要な餌を確保する事が出来ます。

例えば、人間のフケや皮脂、それに食べかすなどです。

ベッドは寝ているだけでフケや皮脂がこびりつきますし、マットレスの上でお菓子などを食べると、その食べこぼしがダニの餌となって一気に増殖する可能性があります。

また、犬や猫などのペットを飼われている家では、ペットの毛の中にダニが住み着くこともあります。

ダニが住み着くとペットも皮膚炎などを起こして可愛そうなので、ペットのためにもダニ予防をしっかりとしましょう。

温度

夏

ダニが繁殖しやすい温度は、25度前後と言われています。

日本では梅雨場を迎える時期から、秋の途中までがダニが繁殖しやすい温度と言えます。

また、最近の住宅は密閉性が良く、室温が外気に影響されにくくなっていますし、ベッドの中は更に保温性が保たれていますよね?

人間にとって住みやすい温度と言うのは、ダニにとっても快適な温度になります。

湿度

ダニが繁殖するには65%以上の湿度が必要と言われていますが、人は寝ている間に大量に汗をかいて、汗を吸った寝具はダニが好む湿度の高い状態になります。

冬場など乾燥している時にはダニは繁殖しにくいですが、梅雨時などは湿度も温度も高いので一気に増殖する事があるので注意しましょう。

住処

マットレス

ダニも人間と同じで住処がないと活動的になる事が出来ません。

ダニにとって最高の住処になるのが、枕や布団、マットレス、毛布と言った寝具になります。

それ以外にも絨毯やぬいぐるみ、畳なども繁殖しやすい住処になる事がありますよ。

マットレスのダニを防止する方法

チェック項目

ダニを退治する時に大切な事は、「生きているダニ」と「ダニの死骸や糞」の両方を除去する事です。

生きているダニを死滅させても、餌となる死骸や糞があれば、そのうち増殖します。

また、死骸や糞を綺麗にしても、生きているダニがいる限り一時的な効果しかありません。

そのためベッドのダニ対策としては、

  • ベッドパッドやシーツを敷いて定期的に洗う
  • 布団乾燥機で50度以上にして死滅させる
  • 布団クリーナーで掃除をする

と言った方法を取るようにします。

ベッドパッドやシーツを敷いて定期的に洗う

綺麗なシーツ

基本的なダニ予防としては、シーツを小まめに洗濯する事です。

必ずマットレスの上にはベッドパッドやシーツを敷くようにして、このベッドパッドやシーツも定期的に丸洗いする事が基本です。

目安としては夏場は汗を大量にかくので1週間に1回、冬場はそれほどでもないので2週間に1回洗濯をするようにしましょう。

こうする事で、生きているダニも死骸や糞も一掃する事が出来ます。

但し、あくまでシーツに住み着いているダニにしか効果はありませんので、次に紹介する対策も行いましょう。

布団乾燥機で50度以上にして死滅させる

布団乾燥機

布団乾燥機があればダニ退治に最も有効な手段となります。

ダニは50度以上の環境下では死滅する事が分かっているのですが、布団乾燥機はその温度を超える環境にする事が出来ます。

高温で一気に乾燥させて、ダニを一網打尽にする事が出来るので、ぜひ試してみてください。

この時、マットレスや布団の表側だけでなく裏側にも熱が伝わるようにすると効果的です。

マットレスの両面共、布団乾燥機をかけても良いですし、大きな袋に入れた状態で乾燥させるとより効果が高くなります。

スチームアイロンをかける

スチームアイロン

通常スチームアイロンの温度は100度と高温になっています。

50度で死滅するダニにとっては、まさにうってつけの対策方法ですが、注意点もあります。

スプリングマットレスやウレタンマットレスには使用不可

まず、スプリングマットレスやウレタンマットレスに使用してはいけません。

スプリングマットレスにスチームをかけると、中までスチームが浸透してしまい、湿気を取り除くのが困難になるばかりか、カビやダニの繁殖を助けてしまいます。

また、ウレタンマットレスに水分を与えると「加水分解」してしまい、ボロボロになってしまいます。

スチームアイロンを使用する際には、薄手の布団やマットレスの側生地にだけ使用して、必ず乾かすようにしましょう。

布団クリーナーで掃除をする

布団クリーナー

布団乾燥機でダニを死滅させた後は、ダニの死骸や糞を取り除くために掃除機をかけます。

この時、布団乾燥機と掃除機の順番を間違えないで下さい!

先に掃除機をかけても、生きているダニはマットレスの繊維にしがみ付きながら、次第に奥へと逃げていくだけです。

生きているダニを掃除機で吸引する事はほとんど不可能ですが、死滅したダニや糞を吸い取って綺麗にする事は出来ます。

通常の掃除機でも十分効果がありますが、布団クリーナーであればUV照射でダニを死滅させることが出来るので更に効果的です。

大切な事は表面だけではなく、裏側もしっかりと掃除機をかける事です。

マットレスの場合ダニが潜んでいるのは湿気の溜まりやすい裏側になるので、必ず裏面の掃除を忘れないようにして下さい。

ダニ退治するおすすめグッズ

ダニ予防は、とにかく部屋の風通しを良くして湿気がこもらないようにするのが大切ですが、手っ取り早くダニを駆除できるグッズを使うのも良いでしょう。

ダニ取りシート

日本製ダニ捕り

ゲット!ダニ捕りシート 10枚セット レギュラーサイズ 日本製 【ダニ取りシート】【ダニ取りマット】日本アトピー協会推薦品

こちらのダニ取りシートでマットレスの表面と裏面に置くだけでダニを捕獲してくれます。

ダニスプレーなどは殺虫効果がありますが、寝具に使うのは気が引けますよね?

特に赤ちゃんや小さな子供がいるご家庭ではあまりお勧めできるものではありません。

こちらの商品は、日本アトピー協会も推奨していて安全かつ確実にダニを減らしてくれますよ。

ホテルのダニ対策にも効果的「アース製薬 ダニアース防ダニスプレー」

アース製薬 ダニアース防ダニスプレー ハーブ 250mL

アース製薬 ダニアース防ダニスプレー ハーブ 250mL

マットレスや枕にスプレーをするのは気が引けるかもしれませんが、こちらの防ダニスプレーはアレルギーテスト済みなので安心ですよ。

スプレーしてから24時間後のダニ致死率は、なんと8~9割に登るそうなので、かなりのダニに効果が期待できます。

1回吹きかけるだけで1ヶ月効果が持続するので、気になった時にプシュッとしてみましょう。

自宅のベッドだけでなく、ホテルに宿泊するベッドに吹きかけるのにも最適です。

ファブリーズでダニは殺せる?

ファブリーズ

テレビの宣伝では、布団やマットレスにファブリーズを吹きかけて除菌していますよね?

そのため、ダニにも効果があると思っている方も多いと思います。

しかしファブリーズは「消臭・除菌効果」に限定されていて、殺菌効果はありません。

そのため、除菌する事で餌となるカビなどの繁殖を抑えて、間接的にダニ予防する事は出来ますが、根本的な解決にはなりません。

日々のメンテナンスと言う意味では良いですが、大量にダニが繁殖してしまった時には、ダニ退治用のスプレーを使用しましょう。

ダニを防止するベッド(マットレス・ベッドフレーム)の選び方

チェック項目

これからベッドを購入予定の人は、ダニ対策が出来ている寝具を選ぶことが大切です。

特にアレルギーやアトピー性皮膚炎、喘息などの疾患がある方は、出来るだけ清潔な睡眠環境を整えるようにしましょう。

>>喘息の方のベッド選び8つのポイント&おすすめすのこベッド5選

ベッド選びで出来るダニ対策としては、

  • マットレスは防ダニ加工のものを選ぶ
  • 通気性の良いマットレスを選ぶ
  • 床板がすのこになっているベッドフレームを選ぶ
  • 高さがあるベッドフレームにする

の4点があります。

マットレスは防ダニ加工のものを選ぶ

海外製の安いマットレスはほとんどが防ダニ対策がされていませんが、フランスベッドなど日本製マットレスは防ダニ加工が施されているものが多くあります。

マットレス自体が防ダニになっていると、ダニの住処がなくなるので繁殖率を一気に下げる事が出来ますし、仮に繁殖しても掃除機をかけるだけで簡単に減らす事が可能です。

通気性の良いマットレスを選ぶ

通気性の良いマットレス

実はマットレスによって、通気性が良いものと悪いものがあります。

通気性の悪いマットレスを選んでしまうと、梅雨時などは湿気が中にこもってしまうのでダニの繁殖の要因となってしまうので、出来る限り通気性に優れたマットレスを選ぶようにしましょう。

例えば人気の高いマットレスとしては、ボンネルコイルマットレスとポケットコイルマットレスの2種類がありますが、ボンネルコイルマットレスは通気性に優れていますが、ポケットコイルマットレスはコイル一つ一つが袋に入っているので通気性はあまり良くありません。

マットレスのスペックを確認して、通気性に優れている商品を選ぶようにしましょう。

床板がすのこになっているベッドフレームを選ぶ

通気性の良いすのこベッド

マットレスの通気性と同様に、ベッド自体の通気性を良くする機能が「すのこ」になります。

床板がすのこ状になっている事で、マットレスの間に空気の通り道が出来て、湿度を下げる事が出来ます。

高さがあるベッドフレームにする

フロアベッドなど床からの高さが低いベッドでは、ダニが繁殖しやすい上に、アレルギー物質を吸い込む量も増えてしまいます。

ダニなどの影響を受けにくい高さは床から30㎝と言われているので、気になる方はベッドの高さも考慮して選ぶようにして下さい。

>>標準的なベッドフレームの高さは?高さ調整出来るベッドのおすすめもご紹介

ダニを寄せ付けないおすすめのベッド

ダニを寄せ付けないおすすめのすのこベッドとしては、『香凛 かりん』があります。

 

ひのきすのこベッド『香凛 かりん』

ひのき すのこベッド 高さ調節可能『香凛 かりん』

価格円~

数あるベッドの中でもおそらく最高にダニを寄せ付けないと思われるベッドが『香凛 かりん』になります。

すのこベッドで収納などが付いていないので空気が非常に通りやすく湿気に強い仕様となっています。

また、使用されている木材が「檜(ひのき)」なのですが、檜には天然の防虫・防ダニ成分が含まれています。

高さも変える事が出来るのです、高く設定する事でより床からマットレスにダニが入り込まないようにする事も可能です。

使用するマットレスを「国産ボンネルコイルマットレス」にする事で、防ダニ加工されていますし、マットレス自体の通気性にも優れています。

ダニはどこからでも入り込んでくるので、徹底したダニ対策をしたいのであれば、かなりおすすめのベッドとマットレスですよ!

>>ダニに強いすのこベッドはこちら!

ベッドのダニまとめ

梅雨時になるとベッドにダニが大繁殖する事があります。

ダニに噛まれると言った被害はもちろんですが、ダニの死骸やフンを吸い込むことで、

  • アレルギー性湿疹
  • アトピー性皮膚炎
  • 気管支喘息

を引き起こす要因にもなるので、マットレスを中心にダニ対策を行うようにしましょう。

また、ベッドやマットレスを買い替える人は、防ダニ加工が施されているものや、通気性の良いベッドを選ぶようにして下さい。

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