ベッドが寒いのは窓やフローリングからの冷気が原因。寒さ対策で冬を乗り切る!

寒い冬ベッドの豆知識

冬になると、寒さで寝付きが悪くなる事はないでしょうか?

寝具が寒い状態では、手足が冷えて寝つきが悪くなりますし、縮こまってしまうので睡眠の質も悪化します。

私はベッドショップオーナーで、睡眠・寝具指導士、睡眠・寝具インストラクター、寝具ソムリエの資格を持っていますが、寝具の冷え対策は毛布や布団も大切ですが、窓や床からの冷気をシャットアウトするのが大切だと考えています。

そこでこの記事では、5つの効果的な寒さ対策をご紹介します。

寝つきが劇的に良くなるので、真冬になる前からベッドの防寒をして下さいね。

ベッドが寒い原因

寒い冬の景色

ベッドが寒くなる原因は、毛布や布団と言った寝具以外にも、

  1. 窓からの冷気
  2. 床がフローリング
  3. ヘッドボードが付いていない
  4. フロアベッドや二段ベッドの下は寒い
  5. すのこベッドを使っている

と言った事が考えられます。

それぞれ対策方法をご紹介するので参考にして下さいね。

1.窓からの冷気

寝具の冷えは、ベッドの置く位置が関係している事があります。

部屋の広さなどでベッドの置ける場所は限られますが、窓際に置いている人が多いのではないでしょうか?

しかし窓は外気が入りやすいので、外の冷気がベッドに伝わる事になります。

もちろん窓から離れた場所に移動させた方が良いのですが、他に置き場所がない事もありますよね?

窓からの冷気対策


窓際にしかベッドを置けない場合は、カーテンを断熱タイプに変えるだけでも冷気が伝わりにくくなります。

またカーテンの裾を床につけるように調整すると、冷気が部屋に入ってこなくなります。

断熱フィルムを貼る


 また窓ガラスに「窓ガラス断熱シート」を貼ると、冷気の伝わり方がかなり違ってきます。

その他の対策としては、ベッドを窓から少し離して設置するのもおすすめです。

冷気は下に行く性質があるので、10cm幅の隙間を開ける事で窓からの冷気がベッドの上ではなく床へと降りてくれます。

2.床がフローリング

寝室はフローリングが多いと思いますが、冬は底冷えをして冷たくなります。

そのため、フローリングの上に保温効果の高い敷物を敷くようにしましょう。

絨毯やラグを冬用にするのも良いですが、一番お勧めなのがコルクマットを敷くことです。

コルクマットは厚みがあるだけでなく、中に空気がたくさん含まれているので断熱効果に優れています。

特に小さな子供がいるご家庭では、怪我防止や防音対策にもなるのでおすすめですよ。

おすすめのコルクマット


安物のコルクマットはすぐに劣化してボロボロになりますが、タンスのゲンコルクマットはPE樹脂が配合されているので耐久性に優れています。

冬はぽかぽかで、夏はさらさらした肌触りが気持ちいいですよ。

3.ヘッドボードが付いていない

ヘッドレスすのこベッド

寒さに弱い人は、ベッド購入時にヘッドボードを付ける事をおすすめします。

私も経験があるのですが、マットレスを高価なものにしたせいでベッドフレームにお金をかけられなかったことがあります。

夏場は気にならないですが、冬になると頭の方から冷気が流れ込んできて熟睡出来ませんでした。

ヘッドボード自体の役割は、小物を置いたりデザイン性を出したりするものですが、それと同時に頭からの冷気をシャットアウトする効果もあるのです。

ヘッドボードがない時は壁につける

ヘッドボードがないタイプのベッドをご使用されている場合には、頭の部分は窓から離れた壁にくっつけて下からの冷気が伝わらないようにしましょう。

4.フロアベッドや二段ベッドの下は寒い

フロアベッド

暖かい空気は上に行き、冷たい空気は下に溜まる性質があります。

そのため、床に近いフロアベッドで寝ると暖房を付けてもなかなかベッドが温まりません。

同様の理由で、二段ベッドの下段も寒い思いをする事になります。

フロアベッドで寝ている場合には、エアコンをガンガンに効かせればそのうち温まりますが、厄介なのが二段ベッドです。

下段に寝ている子供は寒いのに、上段の子供は暖かいのでエアコンを使うのを嫌います。

季節によっては、上段と下段の温度差が10度を超える事もあるので、どちらの子供も快適に眠れるようにする事が大切です。

サーキュレーターを使う


 その場合には、サーキュレーターを使って部屋の空気を攪拌しましょう。

扇風機でも良いですが、サーキュレーターの方が直線的で強い風なので、温度差をなくすのに適しています。

サーキュレーターは夜寝る時にも使用するので、静音タイプで首振り機能が付いているものがおすすめです。

5.すのこベッドを使っている

すのこベッドCamilleカミーユ

すのこベッドは余分な湿気が溜まらないので、サラサラとして快適に睡眠を取る事が出来ますが、冬はすのこの隙間から冷気が上がってきて寒い事があります。

布団に入った瞬間に寒いと感じない為には、床からの冷気を遮断するために敷布団側を温めるのがおすすめです。

ベッドパッドを敷く

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サイズ価格
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ベッドパッドをシーツの下に敷く事で、下からの冷気を遮断出来ます。

ベッドパッドは汗ばむ季節には、寝汗を吸収してくれますし、冬場は寒さ対策にも使えて便利なので、一枚用意しておくと使い勝手が良くなりますよ。

敷きパッドを敷く


また直接肌に触れる敷きパッドをあったか仕様にするのもおすすめです。

快適に睡眠を取れる寝床内環境の温度は33度程度ですが、敷きパッドを使う事で寝冷えをしなくて済みます。

アルミシートを敷く


電気代をかけずにぽかぽかとした寝心地にしたい方は、「アルミシート」を活用するのもおすすめです。

中綿が体温を蓄熱保温して、アルミシートが体温を反射する事で、抜群の保温効果をもたらしてくれます。

100均などで購入できるアルミシートでも効果はあるのですが、湿気が溜まりやすくカビの原因になるので、敷きパッドになっているタイプがおすすめですよ。

電気毛布を使う


 背中を温めるためには、電気毛布も効果的です。

電気代がもったいないと感じるかもしれませんが、最近の電気毛布はエコ仕様なので、1日使用しても1円程度とほとんど電気代はかかりません。

電気毛布を買うお金がもったいないからと言って、エアコンをつけっぱなしにして寝る方がよほど電気代の無駄遣いをしてしまいますよ。

寒いベッドまとめ

ベッドの寒さ対策には

  • 窓からの冷気対策をする
  • フローリングからの冷気をシャットアウトする
  • 頭の部分は窓から離れた壁にくっつける
  • サーキュレーターを使う
  • ベッドパッド・敷きパッドを敷く
  • アルミシート・電気毛布を使う

と言った方法が有効です。

何が原因になって寒さを感じているかは状況によって違うので、考えられる原因はすべて対策をしましょう。

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著者情報
だんな

ベッドショップのオーナー
睡眠・寝具インストラクターの有資格者
質の高い睡眠と、インテリア性を兼ね備えたベッドの情報を発信中。
5年前に自身も頸椎を痛めてから、本気で寝心地の良い枕やマットレス選びを考える。
兵庫県生まれ、大阪育ちの根っからの関西人。
>>だんなのプロフィールはこちら!

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