- マットレスの寝心地が苦手・・・
- 布団が敷けるベッドを探している!
- マットレスと布団は寝心地が違う?
ベッドはマットレスを敷くのが一般的ですが、硬めの布団の寝心地が快適に感じる方はたくさんいらっしゃいます。
私はベッドショップオーナーで、睡眠・寝具指導士、寝具ソムリエの資格を持っていますが、ベッドで布団寝するには、フレームと布団の選び方が大切だと考えています。
そこでこの記事では、布団が使えるベッドの特徴や布団の選び方、布団が敷けるベッドのおすすめ商品をご紹介します。
この記事を読めば、ベッドでも快適に布団寝をする事が出来ますよ。
- 布団が敷けるベッドフレームの特徴
- 敷布団の選び方とおすすめ
- 布団が敷けるおすすめベッド10選!
- 1位.6段階高さ調節 コンセント付超頑丈天然木すのこベッド Walzza ウォルツァ
- 2位.販路限定/ベッド チェストベッド 大容量収納ベッド/センペール2
- 3位.棚・コンセント付きデザインすのこベッドCamilleカミーユ
- 4位.ホテルダブルクッション 脚付きマットレスボトムベッド
- 5位.【新】すのこ ベッド 木製 日本製 国産 宮付 ひのき 香凛 かりん
- 6位.国産頑丈チェスト収納ベッド Heracles ヘラクレス
- 7位.国産頑丈すのこ跳ね上げ式大容量収納ベッド Long force ロングフォルス
- 8位.総桐すのこベッド Kirimuku キリムク
- 9位.カントリー調 すのこベッド 大容量ベッド下収納 『Ecru』 エクル
- 10位.デザインボードベッドロング Girafy ジラフィ
- まとめ
布団が敷けるベッドフレームの特徴
布団が敷けるベッドの特徴には、
- 床板がすのこ
- 床板の強度がある
- 値段は少し高い
があります。
1.床板がすのこ
湿気が多い日本では、マットレスや布団を載せる「床板」がすのこになっているベッドの人気が高くなっています。
すのこは板と板の間に隙間があるので、そこから空気が入り込み湿気を取り除いてカビの繁殖を抑えてくれますし、寝具の中もサラサラで快適な寝心地です。
この通気性が、布団を使うためには重要になってくるのです。
布団は通気性が悪い
スプリングマットレスはコイルが入っているため、空気の通りが良く湿気にくい性質です。
一方、敷布団は中綿がぎっしり詰まっているので、マットレスと違い通気性が悪く、通常のベッドではすぐに湿気てカビが生えます。
そのため布団を敷くには、すのこベッドかあるいは床板がすのこ仕様になっている必要があります。
2.床板の強度がある
また床板の強度も重要なポイントです。
一般的なベッドはマットレスを使用する前提で作られているのですが、マットレスは体重を分散して床板に伝える事が出来ます。
しかし敷布団は耐圧分散性が低いため、荷重が一点に集中して床板がひび割れを起こしやすいのです。
「布団が敷ける=耐荷重が高い」は間違い
ここで勘違いして欲しくないのは、「布団が敷けるベッド≠耐荷重が高い」と言う事です。
実際に布団が敷けるベッドでも、耐荷重は通常のベッドと変わらないものもたくさんあります。
何故かと言うと、床板以外のフレームには敢えて強度を持たせていないからです。
床板以外の部材に強度は必要ない
耐荷重が高いベッドは床板だけでなく、フレームも強固ですが、布団が敷けるベッドではフレームの強度は必要ありません。
床板を補強したり、梁を多くすれば布団は問題なく使えるのです。
むしろフレームまで手を加えると、部材も太く強度のあるものを使用するために、価格が高くなったり、重量が重たくなるなどデメリットも出てきます。
3.値段は少し高い
「布団が敷けるベッド」は床板を強固にしているので、マットレス専用のベッドと比べると価格は少し割高の傾向にあります。
そこまで大きな価格差はありませんが、若干高くなっている事は覚えておいてください。
敷布団の選び方とおすすめ
布団が敷けるベッドは、敷布団で寝る事が出来ますが、寝心地に関しては注意が必要です。
と言うのも、畳と違い布団が使えるベッドはクッション性が低い「板」の上に布団を敷くからです。
敷布団によっては底付き感を感じたり、腰や背中が痛くなる原因にもなりかねません。
そのため敷布団を選ぶ時には、十分厚みがあるものを選ぶ事が大切です。
目安は、
- 体重40㎏未満:5cm以上
- 体重40㎏~70㎏:7cm以上
- 体重70㎏以上:10cm以上
となっています。
おすすめの敷布団「ボリューム布団6点セット FLOOR フロア 羊毛混タイプ」
サイズ | 敷布団の厚み | 価格 |
シングル~キング | 15cm | 20,369円~ |
布団が敷けるベッドには、「FLOOR フロア 羊毛混タイプ」がおすすめです。
布団の厚みが15cmと分厚いので、底つき感がなくしっかりした寝心地になっています。
羊毛は保温性が高く、しっかりとした寝心地ですし、放湿性も高いので寝具内が蒸れる事もありません。
掛布団やシーツなども揃っているので、新生活を始める方には最適です。
布団が敷けるおすすめベッド10選!
それでは布団が敷けるおすすめのベッドフレーム10個を、人気ランキングで紹介したいと思います。
1位.6段階高さ調節 コンセント付超頑丈天然木すのこベッド Walzza ウォルツァ
耐荷重600kg 6段階高さ調節 コンセント付超頑丈天然木すのこベッド Walzza ウォルツァ
サイズ | 耐荷重 | 価格 |
セミシングル~ダブル | 600kg | 48,739円~ |
耐荷重600㎏と抜群の強度を持っているすのこベッドが、Walzza ウォルツァです。
ベッドの上で飛び跳ねても大丈夫なくらい頑丈なベッドを探している方には、Walzza ウォルツァがおすすめです。
桟や梁がしっかりしていて、部材も分厚く強度があるので、とにかく頑丈で寿命も長いのがメリットです。
これから何十年も使えるベッドですよ。
2位.販路限定/ベッド チェストベッド 大容量収納ベッド/センペール2
販路限定/ベッド チェストベッド 大容量収納ベッド/センペール2
サイズ | 価格 |
シングル~セミダブル | 25,552円~ |
センペール2は、布団で寝られる収納ベッドです。
フレームカラーがおしゃれで、特にウォールナットブラウンと社シャビーグレーが人気です。
耐荷重が600kgと頑丈なので、長く愛用したい方におすすめです。
3位.棚・コンセント付きデザインすのこベッドCamilleカミーユ
棚・コンセント付きデザインすのこベッドCamilleカミーユ
サイズ | 価格 |
シングル~ダブル | 36,786円~ |
Camilleカミーユは、スタイリッシュなデザインが魅力のすのこベッドです。
直線的なフレームに円錐状の脚を組み合わせていて、北欧家具のようにシンプルで暖かみのあるデザインに仕上がっています。
床板は天然木を使用したすのこ仕様なので、寝具内に溜まった湿気を吸収してサラサラとした寝心地になっています。
4位.ホテルダブルクッション 脚付きマットレスボトムベッド
サイズ | 価格 |
セミシングル~キング | 22,428円~ |
ホテルダブルクッションは、ベッド本体とマットレスに分かれている脚付きマットレスです。
布団で使う場合には、「ボトムベッドのみ」を選ぶことで、ベッド本体をベッドフレーム替わりに使用出来ます。
こちらの商品の一番の魅力は、布団でも快適な寝心地を得られることです。
ベッド本体にボンネルコイルマットレスが内蔵されているので、薄いせんべい布団でも質の高い睡眠を得られます。
「布団の寝心地が好きだけど、腰が痛い・・・」と言う方は、是非お試し下さい!
5位.【新】すのこ ベッド 木製 日本製 国産 宮付 ひのき 香凛 かりん
【新】すのこ ベッド 木製 日本製 国産 宮付 ひのき 香凛 かりん
サイズ | 耐荷重 | 価格 |
シングル~ダブル | 100~150kg | 43,206円~ |
『香凛 かりん』は、国産檜を使用したすのこベッドです。
檜は「天然のアロマ」とも呼ばれているほど香り成分が豊かで、リラックス効果・殺菌効果・防虫・防ダニ効果があります。
JIS規格もクリアしているので、しっかりとした作りで布団でも安心してご使用頂けます。
6位.国産頑丈チェスト収納ベッド Heracles ヘラクレス
サイズ | 耐荷重 | 価格 |
セミシングル~ダブル | 600kg | 71,059円~ |
Heracles ヘラクレスは、布団が敷けるチェストベッドです。
丈夫な作りの「ボックス構造」で、2杯の引き出しにはスライドレールが付いていて、開閉がスムーズです。
10分程度で組み立てを完成出来るので、搬入後すぐにお使い頂けます。
7位.国産頑丈すのこ跳ね上げ式大容量収納ベッド Long force ロングフォルス
すのこ跳ね上げ式大容量収納ベッド Long force ロングフォルス
サイズ | 耐荷重 | 価格 |
セミシングル~セミダブル | 600kg | 115,201円~ |
Long force ロングフォルスは、布団を部屋干し出来る跳ね上げ式すのこベッドです。
収納庫は大容量の荷物を収納する事が出来るので、クローゼット代わりとして使用可能。
布団を敷きっぱなしにするとカビが生えやすいですが、Long force ロングフォルスならすのこを「M」字型に折りたたむ事で、そのまま部屋干しが出来ます。
耐荷重も600㎏と非常に強固に作られているので、長く愛用したい方におすすめです。
8位.総桐すのこベッド Kirimuku キリムク
サイズ | 耐荷重 | 価格 |
セミシングル~ワイドK280 | 120kg | 33,781円~ |
風通しが特に優れているのが、Kirimuku キリムクの総桐すのこベッドです。
数ある材木の中でも一番吸放湿性に優れている桐を使用している上に、ヘッドボードや収納がないため、全方向から空気が入り湿気の心配が一番ないベッドと言えます。
サイズもダブル~ワイドキングまで幅広く揃っているので、サラサラと快適な寝心地が欲しい方におすすめのベッドですよ。
9位.カントリー調 すのこベッド 大容量ベッド下収納 『Ecru』 エクル
カントリー調 すのこベッド 大容量ベッド下収納 『Ecru』 エクル
サイズ | 価格 |
ショート丈セミシングル~セミダブル | 28,709円~ |
『Ecru』 エクルは、カントリー調が女性に人気のベッド下収納ベッドです。
床板は強度に優れたすのこを使用しているので、マットレスも布団も使えます。
棚とフットボードは板壁スタイルで、パイン材の木目が暖かみのあるデザイン。
ベッドの高さは調整可能なので、ベッド下には大容量の荷物を収納出来ます。
10位.デザインボードベッドロング Girafy ジラフィ
サイズ | 価格 |
シングル~ダブル | 32,131円~ |
Girafy ジラフィは、長さ210cmと通常サイズよりも15cm長いロングベッドです。
Girafy ジラフィは基本的に布団で寝るために開発されたベッドで、デザインや高さも布団に合うように出来ているので、おしゃれな布団生活を送れますよ。
ロングベッドなので、180cm以上ある高身長の男性におすすめです。
まとめ
布団が敷けるベッドの特徴は、
- 床板がすのこ
- 床板に強度がある
- 価格が少し高い
の3点です。
寝心地が硬く底つき感が出やすいため、敷布団は分厚い羊毛混がおすすめです。
布団はマットレスに比べて通気性が悪いので床板が「すのこ」になっていないとカビが生えやすくなりますし、マットレスのように体重を分散出来ないので強度を持たせる必要があります。