ベッドのフローリング傷防止|床の傷・凹みを防ぐ方法とおすすめグッズ

賃貸向けベッド床傷防止ガイド
  • ベッドを置くとフローリングに傷や凹みができない?
  • 賃貸なので退去時の床の傷が心配…
  • ベッドの脚にはフェルト・シリコン・コルクのどれがいい?
  • フロアベッドは床をどう保護すればいい?

ベッドは長期間同じ場所に置くことが多く、脚やフレームに荷重が集中するため、床材や使い方によっては傷・擦れ・凹みが生じることがあります。

特に注意したいのが、ベッドを移動するときの「引きずり」です。脚の裏に砂や硬いゴミが挟まっていると、わずかな移動でも傷の原因になります。

私はベッドショップオーナーで、睡眠環境・寝具指導士、睡眠・寝具インストラクター、寝具ソムリエの資格を保有しています。

フローリングの傷防止は、脚付きベッドならフェルトやシリコン、床との接触面が広いフロアベッドなら保護マットなど、ベッドの構造に合わせて選ぶことが大切です。

この記事では、ベッドによる床の傷・凹みを防ぐ方法と、傷防止グッズの使い分け、賃貸で確認したいポイントまで解説します。

ベッドでフローリングに傷・凹みができる5つの原因

ベッドによる床傷・凹み5つの原因

  1. ベッドを床の上で引きずる
  2. 脚の裏に砂・ホコリなどが挟まる
  3. 細い脚に荷重が集中する
  4. フレームと床が直接こすれる
  5. ベッドの湿気でカビや痛みが発生する

傷と凹みは原因が違う

傷は、ベッドを引きずったり、脚と床の間に硬い異物が入り込んだりしたときに起こりやすくなります。

凹みは、ベッド本体・マットレス・寝ている人の重さが脚など狭い面積に集中することで生じる場合があります。

そのため、傷対策では「床との摩擦を減らす」、凹み対策では「荷重をできるだけ広い面で受ける」のが基本です。

ベッドの種類別|おすすめのフローリング傷防止方法

ベッド別フローリング傷対策ガイド

脚付きの木製ベッド

脚裏にフェルトやシリコン製の保護材を取り付け、床との直接接触を減らします。細い脚で凹みが心配な場合は、接触面積を広げられる保護パッドも検討しましょう。

フロアベッド・収納付きベッド

フレーム枠など広い部分が床に接するタイプでは、接触するフレーム部分にフェルトを貼る、またはベッド下に保護マットを敷く方法が向いています。

移動するときは引きずらず、可能であれば複数人で持ち上げて動かしましょう。

フロアタイプは本体が床に近い低いベッドです。傷防止には、本文のフェルトやマットなどの対策もあわせて使ってください。

モダンライト・コンセント付き国産フロアベッド JOINT WIDE ジョイントワイド

モダンライト・コンセント付き国産フロアベッド JOINT WIDE ジョイントワイド

モダンライト・コンセント付き国産フロアベッド JOINT WIDE ジョイントワイド

国産のフロアベッドです。ライトとコンセント付きで、セミシングルからワイドKまで幅広いサイズがあります。

ロースタイルステージベッド コンセント付き すのこ ローベッド 組立品

ロースタイルステージベッド コンセント付き すのこ ローベッド 組立品

ロースタイルステージベッド コンセント付き すのこ ローベッド 組立品

すのこ床板にコンセント付きの、低めのステージタイプのベッドです。シングルからクイーンまで選べます。

パイプベッド

脚先に樹脂キャップが付いている商品でも、全ての床材を完全に保護できるとは限りません。キャップの摩耗・割れ・外れを確認し、必要に応じて保護材を追加しましょう。

パイプベッド インダストリアル ポケットコイルマットレス付き

パイプベッド インダストリアル ポケットコイルマットレス付き

パイプベッド インダストリアル ポケットコイルマットレス付き

インダストリアル調のパイプベッドです。ポケットコイルマットレス付きなので、フレームとマットレスを別々に探す手間がありません。

キャスター付きベッド

キャスター付きベッドの場合、キャスターがロックされている時に動かすと傷がつきやすくなります。

そのため、移動するときは必ずキャスターのロックを外しましょう。

ベッドの傷防止グッズ|フェルト・シリコン・マットの使い分け

ベッド床傷防止グッズ比較ガイド

種類 向いているベッド 特徴
フェルト 木製・フロアベッド 薄く目立ちにくい。摩耗・剥がれを点検
シリコン・ゴム系 脚付きベッド クッション性や滑り止めを期待しやすい
保護シート・マット フロア・収納付き 広い範囲をまとめて保護
コルクマット 幅広いベッド 床面を広く保護しやすい

シリコン素材の傷防止グッズ


こちらは、シリコン素材で作られているクッション性の高い傷防止グッズです。

このタイプはベッドの脚に敷く事で、余計な傷を付けないで済みますし、脚の形に合わせてカットできるので、ベッドの種類に関係なく使用出来ます。

フェルト素材の傷防止グッズ


こちらは、フェルト素材の傷防止グッズです。

フロアベッドのようにフレーム枠が床に接するベッドに向いていて、四つ角とフレーム中央に張り付けて傷を防止します。

また、フェルトタイプは防音効果もあるので、フレームと床板のきしみ音があるベッドの防音対策にも使用出来ます。

フローリングだけでなく、畳の傷防止としても使えるので和室の方もご利用頂けますよ。

但しフェルトは消耗しやすいので、定期的に交換する事をおすすめします。

防水キズ保護シート


フローリングをより綺麗に保つのであれば、防水のキズ保護シートや滑り止め加工が施されているシートも効果的です。

保護シートは防水なので、飲み物をこぼした時やペットのおしっこ対策としても有効です。

このタイプは種類が豊富で、滑り止めの効果を持っているものや、逆に滑りやすい加工が施されているもの、ゴム製のシートなども販売されているので、使い勝手の良いものを選択しましょう。

一度貼り付ければ長期的にそのまま利用出来て、安いコストでも十分に傷防止を行えます。

フリーカットできる大きなシートも販売されているので、どのような形状の脚でも対応できる事も魅力的です。

コルクマットで傷を防止する


コルクマットを部屋に敷いて、その上にベッドを乗せる方法もあります。

安物のコルクはすぐにひび割れますが、PE樹脂が配合されているコルクマットであれば、弾力性・耐久性が高いのでフローリングの傷防止だけでなく、防音効果があり、赤ちゃんや子供の転倒による怪我防止も期待できます。

少し値段は高いですが、長く愛用出来るのでおすすめです。

※傷防止グッズは床材との相性、滑り止め性能、床暖房への対応などが商品ごとに異なります。使用前にメーカーの注意事項を確認してください。

賃貸でベッドを置くときに確認したい5つのポイント

賃貸のベッド設置5つのポイント

  1. 入居時からある傷を写真で残しておく
  2. ベッドを引きずらない
  3. 設置前に脚・フレームへ傷防止材を付ける
  4. 保護材のずれ・劣化を定期的に確認する
  5. 退去時の負担は契約内容も確認する

「傷が付いた=必ず全額自己負担」とは限らない

賃貸住宅の床の傷は、原因・程度・通常損耗に当たるかなどによって扱いが異なる場合があります。「ベッドを置いただけで必ず修繕費を請求される」と断定せず、賃貸借契約や退去時の取り扱いも確認しましょう。

マットレスをフローリングに直置きしてもいい?

マットレス直置きの注意点と対策

床の傷を避けるために、ベッドフレームを使わずマットレスを直接置く人もいます。ただし床とマットレスが密着すると底面の湿気が逃げにくくなるため、カビ対策が必要です。

直置きする場合はマットレスの仕様を確認し、立てかけ乾燥、除湿シートやすのこの活用、室内の除湿などを組み合わせましょう。

>>マットレスを直置きするときのカビ対策はこちら

ベッドのフローリング傷防止でよくある質問

ベッドの脚にはフェルトとシリコンのどちらがいい?

床材・脚の形・ベッドを動かす頻度で選びます。

目立ちにくさや貼りやすさならフェルト、滑りにくさやクッション性を重視するならシリコン系が候補です。

100均の傷防止フェルトでも大丈夫?

サイズ・厚み・粘着力がベッドに合えば使用できます。

荷重で極端に潰れていないか、剥がれていないかを定期的に確認しましょう。

ベッドの下にラグやカーペットを敷けば傷を防げる?

床との直接接触を減らす方法の一つです。

ただしホコリや湿気がたまりやすくなる場合もあるため、定期的に掃除・換気しましょう。

フローリングの凹みもフェルトで防げる?

傷防止には役立ちますが、凹みを完全に防げるとは限りません。

細い脚では、より面積の広い保護板・パッドで荷重を分散する方法も検討しましょう。

ベッドのフローリング傷防止まとめ

ベッドによるフローリングの傷を防ぐ基本は、床とベッドを直接こすらせないことです。

脚付きベッドにはフェルトやシリコン、接触面が広いタイプには保護シート・マットが使いやすくなります。凹みが心配なら、接触面積を広げて荷重を分散することも意識しましょう。

傷防止材は一度付けて終わりではありません。摩耗・剥がれ・ずれを定期的に確認し、ベッドを移動するときは床の上を引きずらないようにしましょう。