- シングルベッド2台くっつける方法は?
- 2台くっつけた時の隙間や寝心地は?
- 2台くっつけるメリットは?
新婚夫婦にはダブルベッドやクイーンベッドも良いですが、将来的に赤ちゃんが欲しいならシングルベッド2台くっつけるのがおすすめです。
家族3人が【川】のに字に寝れますし、添い寝をするのも簡単です。
但し、隙間対策や寝心地を考えないと後悔する可能性があります。
私はベッドショップオーナーで、睡眠・寝具指導士の資格を保有していますが、シングルベッド2台くっつける際には、
- 隙間パッド
- マットレスバンド
- 分厚い敷きパッド
の3点で隙間対策する事をおすすめしています。
そこでこの記事では、シングルベッド2台くっつける際のメリット、デメリットと対策方法に加えて、おすすめ連結ベッドををご紹介します。
シングルベッド2台くっつける7つのメリットとは?
シングルベッドは一番の売れ筋商品のため、デザインが豊富ですし量産されているため安価なものがたくさんあります。
また通常のマンションはシングルベッドを運べる前提で設計されているため、レイアウトを変更する時や、引っ越しの際も移動するのが簡単です。
そこで新婚夫婦や家族3人のご家庭ではmシングルベッドを2つくっつけるケースが多いのですが、メリットとしては、
- 夫婦でスキンシップが取りやすくなる
- 高級感が出る
- 大型ベッドを購入するより経済的
- 将来分割する事も出来る
- シーツ・カバー類も豊富にある
- 赤ちゃんが産まれても川の字で寝れる
- 赤ちゃんがいても落下の危険性が少なくなる
と言った事があります。
1.夫婦でスキンシップが取りやすくなる
シングルベッドを別々に独立して置くよりも2つをくっつけた方がスキンシップが取りやすくなりますよね?
エッチの回数も増えるでしょうし、何よりもパートナーの愛情を肌で感じられるのが最大のメリットです。
2.高級感が出る
シングルベッド1台だと普通ですが、2台くっつける事で普段あまり目にしない大型ベッドになるので高級感が一気に増します。
ホテルに泊まった時のように開放感に溢れて、非日常を味わえるのもメリットの一つです。
3.大型ベッドを購入するより経済的
大型ベッドを購入すると10万円近く出費が嵩みますが、お互いのシングルベッドを持ち寄るだけでしたら、搬送する手間だけで済みます。
浮いたお金は、将来結婚・出産した時の費用に充てる事も良い方法ですよね。
4.将来分割する事も出来る
結婚したての頃は2台をくっつけるのもおすすめですが、将来子供が成長したら分割して使う事も出来ます。
生活環境に合わせてくっつけたり離したり出来るので、利便性に富んでいます。
5.シーツ・カバー類も豊富にある
シングルベッド用のシーツ・カバー類は、クイーンベッドやキングベッド用に比べると色や柄など種類が豊富なので好みのものを選べるのもメリットです。
6.赤ちゃんが産まれても川の字で寝れる
また赤ちゃんが産まれても、親子3人仲良く川の字になって寝れるのもメリットです。
これがダブルベッドやクイーンサイズベッドであれば、お父さんだけ別のベッドで寝ないといけないので、ちょっと悲しいですよね?
7.赤ちゃんがいても落下の危険性が少なくなる
赤ちゃんが大人用ベッドで寝る時には、
- 生後18か月まではベビーベッドや布団、フロアベッド
- 生後18か月以降は大人用ベッドにベッドガードを付ける
と言ったようにベッドからの転落防止を一番に考えなければいけません。
セミダブルベッドやダブルベッドで添い寝をすると、サイズが小さいので落下の危険性が高いですが、シングルベッド2台なら比較的安心して添い寝が出来ます。
>>赤ちゃんの転落・落下防止にベッドガードを使用するのは待って!!
シングルベッド2台くっつけるデメリットと対策方法
このようにシングルベッド2台をくっつけるのはたくさんのメリットがあるのですが、一方で注意しなければいけない事も幾つかあります。
主なデメリット・注意点としては、
- マットレスの間に隙間が出来る・離れる
- 境目の凹凸が気になる
- 高さが異なると不便
- 6畳だと部屋の多くのスペースが埋まってしまう
と言った事を考えなければいけません。
1.マットレスの間に隙間が出来る・離れる
2台のベッドをくっつけた時には、どうしても間に隙間が出来てしまいます。
特に注意しなければいけないのが、赤ちゃんと一緒に添い寝をするケースで、場合によっては赤ちゃんが隙間にはまってしまって窒息死する危険性すらあります。
例え隙間に挟まらなくても、隙間部分に子供が寝ると寝心地が悪くなるのでしっかりと対策を取るようにして下さい。
また、マットレスの隙間を解消しても、使用している間にマットレスが離れてしまっては意味がありません。
隙間パッド・マットレスバンドを使って対策をする
2台のマットレス間の隙間対策としては、
このような隙間用の専用パッドを入れて、更に2枚のマットレスをバンドで結束する事で解決できます。
2.境目の凹凸が気になる
隙間パッドを敷くと、境目が多少凸凹するのでその上からキングサイズのベッドパッドを敷くようにしましょう。
大人が境目に寝ると違和感を感じますが、体重が軽い幼児であればほとんど気になりません。
ベッドパッドの上からシーツをかければ、1台の大型ベッドとして使用する事も出来ます。
分厚いベッドパッドのおすすめ商品
8,363円~
こちらは厚手のベッドパッドになります。
抗菌・防臭・防ダニ加工が施されていますし、丸洗いできるので衛生的に使用出来ます。
3.高さが異なると不便
2台のシングルベッドの高さが違うと、結構厄介ですよね。
パートナー片方だけが一人暮らしをしているのであれば、もう一台同じ種類のシングルベッドを購入する事で高さを合わせる事が出来ます。
しかしお互いのシングルベッドを持ち寄った場合には高さが異なるので、どうしても段差が出来てしまいます。
多くの方は、段差をそのままにしてくっつけているのですが、低いベッドで寝ている方にとってはあまり心地が良いものではないですよね?
そこで低い方のベッドを底上げして高さを合わせる方法がおすすめになってきます。
方法は2つあって、
1つ目はマットレストッパーを使用する方法です。
マットレストッパーで底上げする
14,134円~
3cm~5cm程度の段差であれば、低い方のマットレスの上に薄手のマットレストッパーと呼ばれているウレタン素材のものを載せる事で段差がなくなります。
マットレストッパーと言うのはマットレスの寿命が近くなってきて寝心地が悪くなってきた時に、もう一枚クッションを設ける事で寝心地を改善するための商品です。
そのため、シングルベッドの寝心地が悪くなってきているのであれば、この方法がおすすめになってきます。
ベッドの脚を底上げする
もう一つの方法は、ベッドの脚を底上げするというものです。
ベッドの脚4本に写真のような底上げグッズを入れるだけなので、比較的安く簡単に高さ調整をすることが出来ます。
4.6畳だと部屋の多くのスペースが埋まってしまう
シングルベッドのサイズは長さが195cmで幅が100cm程度になっています。
6畳の部屋に2台置くと、図のように部屋の大半のスペースが埋まってしまいます。
8畳あればある程度部屋にも余裕がありますし、2台を離してホテルのツインベッドような置き方をする事も出来ます。
シングルベッド2台くっつけた時のサイズ
セミシングル | 幅80~85cm | 1人用 |
シングル | 幅90~100cm | 1人用 |
セミダブル | 幅120cm | 1人用 |
ダブル | 幅140cm | 2人用 |
クイーン | 幅160~180cm | 2人用 |
キング | 幅180~200cm | 3人用 |
ワイドキング | 幅200cm~ | 3人用 |
一般的なシングルベッドを2台くっつけた場合、キングサイズベッドの1台分の幅になることをご存知の方は多くないのではないでしょうか?
多くの人はシングルベッド2台分の幅をダブルベッドやクイーンベッドと勘違いしているのですが、実際にはキングベッドのサイズになっていて長さ195cm×幅200cmとなります。
シーツはシングルサイズ2枚かキングサイズ1枚
そのためシングルベッド2台をくっつける場合には、シングルサイズのシーツ2枚か、キングサイズのシーツを使用する事になります。
キングサイズベッドはシングルベッドに比べて、表示されているサイズの数字を見ただけでもかなり大きいことがわかります。
リアル店舗で実際のものを目にしたり試しに寝てみたりすれば、さらに大きいと感じるに違いありません。
これならパートナー同士で眠るには十分な広さでしょうし、場合によっては赤ちゃんや小さな子供を真ん中にして親子三人で眠る事も可能です。
また、中にはダブルベッドとシングルベッドをくっつけたり、セミダブルベッドとシングルベッドをくっつける方もいらっしゃいますが、その場合には幅が200cmを超える「ワイドキングベッド」と言うサイズになります。
布団のサイズも考えておく
シングルベッド2台をくっつけた時には、布団のサイズをどうするかも決めておく必要があります。
キングサイズの掛け布団もあるので、夫婦仲良く1枚の布団を分け合うのも良いですが、私としてはシングルサイズの掛け布団を2枚使う事をおすすめします。
と言うのも、別々の布団の方がお互いの寝相などを気にする必要がないですし、寒い時などは布団にくるまるようにして眠る事も出来るからです。
夫婦一緒に寝ると言っても、睡眠の質を高くしないと健康を損なう事もあるので、お互いのためにもシングルサイズを2枚用意した方が良いのではないでしょうか?
連結ベッドおすすめ5選!
今あるシングルベッドにもう1台足すのではなく、新たにシングルベッド2台を購入する際には、連結ベッドを購入するのがおすすめです。
連結タイプのシングルベッドであれば、高さが異なることは当然ありませんし、ベッドフレームを金具などでしっかり固定するので、ベッドが離れていくこともありません。
また、将来分割して2台のシングルベッドとしても活用できるので、長く愛用する事が出来ます。
但し注意点としては、
- 2つのマットレスの間に隙間が出来ない
- 2つのマットレスが離れていかない
と言ったタイプの連結ベッドを選ぶことです。
連結ベッドで良くあるのがフレームにマットレスを載せるタイプですが、これだと使用している間にマットレスが離れていってしまい、隙間も出来てしまいます。
そのため、フレーム枠にマットレスをはめ込むタイプや、サイドフレームで2つのマットレスを挟み込むタイプを選ぶようにしてください。
私がおすすめする連結ベッドとしては、
- ラトゥース2 Lautus2
- 【JointJoy】ジョイント・ジョイ
- JointFamily ジョイント・ファミリー
- Serafiina セラフィーナ
- 『hohoemi』
の5種類があるので、ご紹介しますね。
販路限定/棚・コンセント付き連結ベッド/ラトゥース2 Lautus2
販路限定/棚・コンセント付き連結ベッド/ラトゥース2 Lautus2
38,846円~
ラトゥース2 Lautus2は、連結部の隙間を極力なくしてあるので、マットレスの隙間が気になりません。
乳幼児は念のため、隙間パッドを使った方が良いですが、2歳を過ぎれば分厚い敷きパッドだけでも問題ないでしょう。
2口コンセントが付いていて、カラーバリエーションも豊富で、価格も安いので、連結ベッドの中で最もおすすめの商品です。
親子で寝られる棚・照明付き連結ベッド【JointJoy】ジョイント・ジョイ
46,507円~
【JointJoy】ジョイント・ジョイは、セミシングルからワイドキングまで幅広いサイズが特徴の連結ベッドです。
赤ちゃんや小さなお子様がいらっしゃるご家庭におすすめの商品で、高さが低いフロアタイプなので落下による事故を防いでくれます。
また、フレームも革張りになっているので、やんちゃな子供がぶつかっても安心です。
マットレスをはめ込むタイプなので、隙間を気にせず家族一緒に寝る事が出来ますよ。
親子で寝られる収納棚・照明付き連結ベッド JointFamily ジョイント・ファミリー
親子で寝られる収納棚・照明付き連結ベッド JointFamily ジョイント・ファミリー
66,784円~
JointFamily ジョイント・ファミリーは、革張りフレームと収納棚が特徴のファミリーベッドです。
棚は照明と仕切り、コンセントがあるので、スマホやおむつ、時計など小物を置くのに便利です。
高さが低くフレームが革張りなので、子供が体をぶつけても怪我をしにくい仕様です。
ワイドレザーフロアベッド Serafiina セラフィーナ
55,757円~
Serafiina セラフィーナは、クイーン・キング・ワイドキングサイズの連結フロアレザーベッドです。
セミシングル・シングル・セミダブル・ダブルの4種類を連結させることが出来ますし、将来的には2つのベッドとして分割してご使用する事も可能です。
レザー仕様でふかふかのヘッドボードやフレームになっているので、お子様が出来た時に暴れまわってぶつかっても安心です。
ご夫婦でも、近い将来赤ちゃんを産みたい方におすすめの連結ベッドとなっています。
照明付き宮付き国産フロアベッド『hohoemi』
21,592円~
『hohoemi』は、床からの高さが20cmと非常に低いフロアベッドです。
赤ちゃんと添い寝をする時に一番注意が必要なのが、ベッドからの落下事故ですが、『hohoemi』なら床にカーペットを敷くだけで安全です。
2台の結合部分は金属プレートでしっかり固定するので、ベッドが離れていく心配もありません。
また連結時には外したサイドフレームを外側に重ねる事で、マットレス同士の隙間を最小限にする事が出来ます。
F4スターの低ホルムアルデヒド製品なので、新生児からご使用する事が出来ます。
まとめ
シングルベッド2台くっつけると隙間が出来たり、マットレスが離れていったり、高さが合わなかったりする事があるので隙間パッドやマットレスバンドなどを使って対策をするようにしましょう。
新たにシングルベッド2台を購入する時には、
- 2つのマットレスの間に隙間が出来ない
- 2つのマットレスが離れていかない
タイプの連結ベッドを選ぶようにしましょう。