- ベッドパッド・シーツ・敷きパッドはどの順番?
- 除湿シートはマットレスの上?下?
- 敷きパッドとベッドパッドは両方必要?
ベッド周りには、シーツ・ベッドパッド・敷きパッド・除湿シートなど似たアイテムが多く、「どの順番で敷けば良いの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
私はベッドショップオーナーで、睡眠環境・寝具指導士、睡眠・寝具インストラクター、寝具ソムリエの資格を保有していますが、大切なのは、それぞれの役割を理解して、直接肌に触れるもの・マットレスを守るもの・湿気対策に使うものを正しい位置に配置することです。
この記事では、ベッドパッド・シーツ・敷きパッド・除湿シートの基本的な敷く順番と、それぞれの役割・使い方を分かりやすく解説します。
まず結論|ベッドパッド・シーツ・敷きパッド・除湿シートの順番
基本的な重ね方は、次のように考えると分かりやすいです。
- ベッドフレーム・床板
- 除湿シート(必要な場合)
- マットレス
- ベッドパッド
- シーツ
- 敷きパッド(使う場合は一番上)
つまり、除湿シートはマットレスの下、ベッドパッドはマットレスの上、シーツはベッドパッドの上、敷きパッドは一番上が基本です。
ただし、除湿シートは製品によって「マットレスの下」「敷布団の下」「マットレスの上」など推奨位置が異なる場合があります。
また、敷きパッドは製品によって「シーツの上に敷く」「シーツ代わりに使える」といった仕様があります。
最終的には、各商品の取扱説明書・商品表示を確認してください。
ベッドアイテム4種類の役割

ベッド周りでよく使うのは、次の4種類です。
- ベッドシーツ
- ベッドパッド
- 除湿シート
- 敷きパッド
それぞれ役割が異なるため、順番だけでなく用途も理解しておきましょう。
1.ベッドシーツの役割と敷き方
シーツは、マットレスやベッドパッドを汚れから守り、肌が直接マットレスに触れないようにするための寝具です。
寝汗・皮脂・ほこりなどがマットレスへ直接付着しにくくなるため、洗えないマットレスを清潔に保つうえで役立ちます。
ベッドシーツの種類
ベッドシーツには、
- ボックスシーツ
- フィットシーツ
- ポケットシーツ
- フラットシーツ
などがあります。
マットレスへの付け外しのしやすさを重視するなら、ボックスシーツが使いやすいでしょう。
素材は、綿・ポリエステル・麻・シルクなどさまざまです。肌触り・吸湿性・乾きやすさ・洗濯のしやすさで選びましょう。
シーツはベッドパッドの上

ベッドパッドを使う場合は、ベッドパッドの上からシーツをかぶせるのが基本です。
こうすると、ベッドパッドとマットレスをまとめて覆いやすくなります。
シーツの洗濯頻度は固定しなくて良い
シーツの洗濯頻度は、季節・発汗量・体質・室温などによって変わります。
「夏は週1回、冬は2週間に1回」と一律に決める必要はありません。
汚れ・汗・においが気になる前に洗えるよう、使用状況に合わせて定期的に洗濯しましょう。
2.ベッドパッドの役割と敷き方
ベッドパッドは、マットレスの上に敷いて使用する中材入りの寝具です。
主な役割は、
- 寝汗や皮脂汚れがマットレスに移るのを抑える
- マットレス表面の汚れを防ぐ
- 寝心地を少し調整する
ことです。
ベッドパッドはマットレスの上

ベッドパッドは、マットレスの上に敷きます。
四隅にゴムバンドがあるタイプは、マットレスへ引っかけて固定します。
その上からシーツをかぶせると、ベッドパッドがずれにくく、見た目もすっきりします。
抗菌・防臭・防ダニ加工は補助機能
抗菌・防臭・防ダニ加工は衛生管理を補助する機能ですが、それだけでカビやダニを防げるわけではありません。
寝具を清潔に保つためには、洗濯・乾燥・換気と組み合わせることが大切です。
ベッドパッドの洗濯頻度
ベッドパッドも、発汗量や季節によって汚れ方が変わります。
洗濯可能な商品であれば、汗やにおいが気になる前に定期的に洗いましょう。
必ず洗濯表示に従ってください。
3.除湿シートの役割と敷き方
除湿シートは、寝具周辺の湿気を吸収するために使う補助アイテムです。
特に、
- 梅雨時や夏場など湿度が高い
- 冬場に床面が冷えやすい
- マットレスを直置きしている
- 収納付きベッドで湿気が気になる
といった環境では、選択肢の一つになります。
除湿シートはマットレスの下が基本

一般的なベッド用除湿シートは、マットレスと床板の間に敷くタイプが多くあります。
床板側にたまりやすい湿気を吸収する補助として使います。
ただし、製品によって推奨位置が異なるため、必ず商品説明を確認してください。
除湿シートだけでカビを完全に防げるわけではない
除湿シートは湿気対策に役立ちますが、敷くだけでカビを完全に防げるわけではありません。
マットレスを定期的に持ち上げる、寝室を換気・除湿するなどの対策と組み合わせましょう。
>>ベッドの湿気対策10選|カビを防ぐ方法と湿気に強いベッドの選び方
干す頻度は商品表示に従う
除湿シートは湿気を吸い続けると吸湿力が低下します。
「1か月に1回」と一律に決めず、吸湿センサー・商品表示・寝室の湿度に合わせて乾燥させましょう。
天日干し不可の商品もあるため、取扱表示を確認してください。
4.敷きパッドの役割と敷き方
敷きパッドは、肌に直接触れる寝具で、季節に合わせて寝心地を調整する目的で使われます。
夏用・冬用・オールシーズンタイプなどがあります。
夏用敷きパッド
夏用は、接触冷感素材や吸汗速乾素材などを使用した商品があります。
暑い時期の蒸れ・べたつきを抑えたい方の選択肢になります。
冬用敷きパッド
冬用は、フランネルやマイクロファイバーなど、暖かく感じやすい素材を使用した商品があります。
寝床に入ったときの冷たさを和らげたい方に向いています。
敷きパッドは一番上

敷きパッドは肌に直接触れて使うため、一番上に敷くのが基本です。
シーツと併用する場合は、
マットレス → ベッドパッド → シーツ → 敷きパッド
の順番になります。
ただし、商品によっては「シーツ代わりに使用可能」と記載されているものもあります。
敷きパッドの洗濯頻度
敷きパッドは直接肌に触れるため、汗や皮脂が付きやすい寝具です。
洗濯可能な商品であれば、使用状況に合わせてこまめに洗いましょう。
夏・冬で固定の頻度を決めるより、発汗量や使用環境を基準にする方が実用的です。
ベッドパッドと敷きパッドの違い
名前が似ていますが、役割は異なります。
| アイテム | 主な役割 | 敷く位置 |
| ベッドパッド | マットレス保護・寝汗対策・寝心地調整 | マットレスの上、シーツの下 |
| 敷きパッド | 季節に合わせた肌触り・温度感の調整 | 一番上 |
ベッドパッドは「マットレスを守る」、敷きパッドは「肌触り・季節対策」と考えると分かりやすいです。
シーツと敷きパッドは両方必要?
必ず両方必要とは限りません。
敷きパッドを使わない場合は、シーツだけでも問題ありません。
敷きパッドを使う場合は、シーツの上に重ねる方法が一般的ですが、商品によってはシーツ代わりに使えるものもあります。
洗濯頻度・肌触り・見た目の好みで選びましょう。
除湿シートは必要?

除湿シートはすべてのベッドに必須ではありません。
ただし、
- 湿度が高い寝室
- マットレス直置き
- 床面が冷えやすい
- 収納付きベッド
- マットレス裏面に湿気を感じる
といった環境では、湿気対策の補助として検討しても良いでしょう。
マットレス直置きの場合はこちらも参考にしてください。
>>マットレスの直置きはNG?カビ・湿気対策と正しい使い方を専門家が解説
ベッドアイテムの敷く順番まとめ
基本の順番は次の通りです。
- ベッドフレーム・床板
- 除湿シート(必要な場合・商品表示に従う)
- マットレス
- ベッドパッド
- シーツ
- 敷きパッド(使う場合)
「マットレスを守るものは下、肌に触れるものは上」と覚えると分かりやすいです。
ただし、除湿シートや敷きパッドは製品によって推奨する位置・使い方が異なるため、最終的には取扱説明書を確認してください。



