- ロフトベッドは階段と梯子どっちが良い?
- ロフトベッドは何歳から使える?
- 階段付きロフトベッドのメリット・デメリットは?
ロフトベッドは子供や一人暮らしに人気ですが、その中でも上り下りしやすいのが階段付きロフトベッドです。
しかし、階段付きは梯子付きロフトベッドと使い勝手が異なるので、メリット・デメリットを把握しないと後悔する事になります。
私はベッドショップオーナーで睡眠・寝具指導士、睡眠・寝具インストラクター、寝具ソムリエの資格を持っていますが、階段付きロフトベッドは小学校低学年の子供や女性におすすめと考えています。
そこでこの記事では、階段付きロフトベッドのメリット・デメリット、そしておすすめ商品をご紹介します。
階段付きロフトベッドのメリット
階段付きロフトベッドのメリットには、
- 上り下りが楽
- 転落の危険性が少ない
- 小さな子供でも使える
- スカートでも安心
- 階段をおしゃれにコーデ出来る
- 強度がある
があります。
1.上り下りが楽
梯子での上り下りも初めは楽しくて苦にならないですが、段々面倒くさくなってきます。
スマホや本を落とした時、宅配便がやってきた時、夜中トイレに行く時など、やむを得ず降りなければいけない事は日常生活の中に結構あります。
こんな時でも階段付きなら、スムーズに上り下りが出来ます。
2.転落の危険性が少ない
ロフトベッドで一番怪我をしやすいのが、梯子の上り下りをしている時と言われています。
特に小学生は足元を良く確認もしないで勢いよく駆け上がろうとして、足を滑らせて転落する事が良くあります。
その点ステップ幅がしっかりある階段であれば、安全に上り下り出来ます。
3.小さな子供でも使える
SG規格によると、ロフトベッドの使用開始年齢は5~6歳以上となっているため、4歳以下の子供に使わせることは出来ません。
(二段ベッド及びロフトベッドのSG基準より引用)
しかし5~6歳の幼稚園児でも一人で梯子を上るのは、かなり難しいと言えます。
階段なら少し慣れれば小さな子供でも使う事が出来ます。
4.スカートでも安心
女性の一人暮らしでもロフトベッドは人気ですが、友達や彼氏が家に来た時などスカート姿で梯子を上り下りするのは抵抗がありますよね?
階段付きロフトベッドなら、洋服を気にすることなくロフトベッドを使う事が出来ます。
5.階段をおしゃれにコーデ出来る
ロフトベッドの階段下にはスペースがあるので、観葉植物や小物を置いておしゃれにコディネート出来ます。
6.強度がある
梯子タイプのロフトベッドと比べると、ベッド幅が長く骨組みが多いので階段付きロフトベッドの方が安定感と強度があります。
階段付きロフトベッドのデメリット
一方、梯子付きロフトベッドと比べると、階段付きロフトベッドには、
- 価格が高くなる
- 梯子タイプよりも場所を取る
- 組立て・設置が大変
- 天井が低いと使えない
と言ったデメリットもあります。
1.価格が高くなる
梯子に比べると階段の方が部材を多く使用するので、どうしてもベッドの値段は高くなってしまいます。
2.梯子タイプよりも場所を取る
梯子タイプは、シングルベッドの大きさがあれば部屋に入りますが、階段付きロフトベッドはベッドの横に階段が来るのである程度広い部屋でないと置くことが難しくなります。
ベッドの長さは大体2m程度ですが、それに階段の幅が30㎝~40㎝程度必要になってきます。
ベッドフレームの幅は変わらないですが、長さ方向を確認してから購入しましょう。
3.組立て・設置が大変
またロフトベッドの多くは組立設置サービスが付いていないため、ご自身で行う必要があります。
部品点数はそれ程多くないですが、背の高い方2人が協力しないと歪んで組みあがる恐れがあるので注意しましょう。
4.天井が低いと使えない
階段付きロフトベッドは、立ったまま寝床に行くのである程度天井の高さがないと歩きにくくなります。
普通の天井の高さに階段付きロフトベッドを置くと、成人男性には使いにくいかもしれません。
階段付きロフトベッドの選び方
階段付きロフトベッドは、
- サイズ
- 素材
- 機能
- マットレス
- 組み立てるスペース
をチェックしながら選びましょう。
1.サイズ
種類にもよりますが、階段付きロフトベッドのサイズは長さ250~260cm、幅1m程度です。
一般的な六畳一間は261cm×352cmなので、計算上はギリギリ入りますがロフトベッドの組み立てが出来ない可能性があります。
また、見落としがちな事として高さがあります。
フレームは床からの高さが約180cmですが、それとは別にマットレスから天井までどれくらいゆとりがあるかを必ず確認して下さい。
小学生の座高は70cm~80cm程度、大人は90cm~1m程度あるので、マットレスの上に座った時に頭を打たない程度の高さは必要です。
特に階段付きロフトベッドは、天井が低いと歩く際も窮屈になるので注意しましょう。
2.素材
ロフトベッドの素材には木製とパイプ製(スチール製)の2種類があります。
木製は強度に優れていてきしみ音がしにくいメリットがありますが、金額は高くなります。
一方、パイプ製は強度が弱くなり寝返りする時に「ギシギシ」ときしみ音がしやすいので、極太のパイプロフトベッドやロータイプのロフトベッドを選びましょう。
>>【パイプベッドのきしみ】原因と対策&きしまないパイプベッド
3.機能
ロフトベッドでは、棚やコンセントがあるかどうかも重要です。
と言うのも、ロフトベッドは棚がないとわざわざ階段を下りる必要があります。
寝る際にスマホや本を見たい方は、宮付きがおすすめです。
棚があったとしても物を落っことす事もあるので注意は必要ですが、あった方が便利です。
4.マットレス
通常ロフトベッドには、マットレスが付いていないので、別に購入する必要があります。
この時注意が必要なことが厚みです。
一般的なスプリングマットレスは厚みが15cm以上あり、中にコイルが入っているので重さもあります。
しかしロフトベッドは、10cm程度の薄手で軽量マットレスでないとメンテナンスも出来ませんし、耐荷重を簡単に超えてしまします。
また小さな子供の場合、厚手マットレスを使用すると寝返りをした際にサイドガードを飛び越す恐れ危険性もあります。
階段付きロフトベッドにおすすめのマットレス『エヴァジュニア』
子供用マットレス【EVA】エヴァジュニア二段ベッドでも使える薄型マットレス
10,434円~
階段付きロフトベッドにおすすめのマットレスとして、『エヴァジュニア』があります。
サイズがショート丈セミシングル~通常丈シングルまであるので、子供から大人まで使用出来ます。
折りたためるので、汚れてしまった時など寝床から簡単に下ろせます。
5.組み立てるスペース
ロフトベッドはご自身で組み立てなければいけませんが、パーツが多いので6畳の間取りで組み立てるのは至難の業です。
6畳とは別の部屋に部材を運び、パーツごとに組み立ててから6畳の部屋で最終組み立てを行うのがおすすめです。
またフレームの歪みやきしみ音の原因になるので、組み立ては大人2人で行いましょう。
おすすめの階段付きロフトベッド4選!
それでは人気が高い階段付きロフトベッドをご紹介します。
1位.階段付きロフトベッド 北欧インテリア 6色
49,998円~
2位.CAGUUIA ロフトベッド シングル 階段付き 収納ラック
ハイタイプでおしゃれなのが、こちらのスチール製ロフトベッドです。
ステップは若干狭いですが、パネルをはめ込んでいるので見た目に綺麗ですし、反対側にはディスプレイや小物置きに便利な棚もあります。
耐震機能も備わっていて、大人の男性でもきしみ音が気になりません。
3位.階段付き木製ロフトベッド
73,677円~
階段付き 木製ロフトベッドは、優しい木の風合いが魅力のロフトベッドです。
安定性が抜群で、お部屋にあるだけでインテリアとしての役割も十分果たしてくれます。
階段下には観葉植物や衣装ケースを置けますし、高級感もあります。
4位.P PURLOVE ロフトベッド 階段付き
長さ方向に階段を設置するスペースがない方におすすめなのが、こちらのロフトベッドです。
手前に階段を配置するようになっていて、宮棚もないため全長は僅か205cmです。
耐荷重150kgと頑丈な上に、耐震性も備えている優れものです。
階段付きロフトベッドまとめ
ロフトベッドは、空間を有効活用できる人気のベッドですが、階段付きと梯子付きがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
階段付きロフトベッドのメリット:
- 上り下りが楽で安全
- 小さな子供や女性でも使いやすい
- 階段下を収納やディスプレイに活用できる
- 梯子タイプより安定感がある
階段付きロフトベッドのデメリット:
- 梯子タイプより高価
- 設置に広いスペースが必要
- 組み立てが大変
- 天井が低い部屋には不向き
階段付きロフトベッドの選び方:
- 部屋の広さと天井の高さに合ったサイズを選ぶ
- 木製かパイプ製か素材を選ぶ
- 棚やコンセントなどの機能性をチェック
- 薄くて軽量なマットレスを選ぶ
- 組み立てスペースを確保する
おすすめの階段付きロフトベッド:
- 階段付きロフトベッド 北欧インテリア 6色
- CAGUUIA ロフトベッド シングル 階段付き 収納ラック
- 階段付き木製ロフトベッド
- P PURLOVE ロフトベッド 階段付き
階段付きロフトベッドは、上り下りのしやすさや安全性を重視する方、小さな子供や女性がいる家庭におすすめです。