- フロアベッドはどんな人に向いている?
- 床板やマットレスの置き方はどう選ぶ?
- 購入前に確認したい注意点は?
フロアベッドは、床に近い位置へ寝床を設ける低いベッドです。高さを抑えやすいため視線を遮りにくく、寝室をすっきり見せたい方に向いています。
私はベッドショップオーナーで、睡眠環境・寝具指導士、睡眠・寝具インストラクター、寝具ソムリエの資格を持っていますが、フロアベッドは見た目の低さだけでなく、床板・マットレスの置き方・外寸・連結方法などを確認して選ぶことが大切です。
この記事では、フロアベッドの選び方とおすすめ7商品を中心に、購入前に知っておきたいポイントを分かりやすく紹介します。
フロアベッドとは?

フロアベッドは、一般的な脚付きベッドより床に近い位置へマットレスを置く構造のベッドです。
- 寝床を低くしやすい
- 部屋に圧迫感を出しにくい
- 囲み型やフラットなタイプがある
- 棚・コンセント・照明付きの商品もある
ローベッドとの違い

フロアベッドとローベッドはどちらも低いベッドですが、一般的にフロアベッドはフレームを床に近い位置へ設置する構造が多く、ローベッドには脚付きなど床から少し離れた商品もあります。
ただしメーカーによって名称の使い方は異なるため、「フロア」「ロー」という商品名だけで判断せず、床から床板までの高さや構造を確認しましょう。
フロアベッドで後悔しない6つの選び方

- 使用人数と部屋に合うサイズを選ぶ
- 床板とベッド下の構造を確認する
- マットレスの置き方を確認する
- サイドフレームの構造を確認する
- 宮棚・コンセントなど必要な機能を選ぶ
- 連結方法と組み立て方法を確認する
1.使用人数と部屋に合うサイズを選ぶ

フロアベッドはシングルから大型サイズまで幅広くあります。
- 一人用:シングル・セミダブルなど
- 二人用:ダブル・クイーンなど
- 複数人用:連結タイプ・ワイドキングなど
使用人数だけで決めず、体格・寝返りのしやすさ・部屋の広さも考えて選びましょう。
また、マットレス寸法とベッドフレーム外寸は同じとは限りません。購入前に寝室を採寸し、ドアや収納家具の開閉、通路を妨げないか確認してください。
2.床板とベッド下の構造を確認する

床に近いフロアベッドは、床板周辺の空気の通り道を確認することが大切です。
すのこ床板は板と板の間に隙間があり、空気の通り道を確保しやすい構造です。ただし、すのこだからカビが生えないわけではありません。
寝室の換気、マットレス裏側の乾燥、必要に応じた除湿対策も行いましょう。
3.マットレスの置き方を確認する

フロアベッドには、フレームの内側へマットレスを置く囲み型と、床板の上へ載せるフラットなタイプがあります。
- 囲み型:マットレスがずれにくく、低い見た目にしやすい
- フラットなタイプ:マットレスの交換や位置調整をしやすい商品がある
構造によってマットレスを載せたときの高さや見た目が変わるため、商品写真だけでなく断面や寸法も確認しましょう。
4.サイドフレームの構造を確認する

フロアベッドは商品によってフレームの組み方や補強方法が異なります。
購入時には、サイドフレームの接合方法、開き止め部材の有無、耐荷重などを確認しましょう。
素材名や見た目だけで強度を判断せず、商品ごとの仕様を確認することが大切です。
5.宮棚・コンセントなど必要な機能を選ぶ

スマートフォン・時計・眼鏡などを枕元に置く方は、宮棚やコンセント付きが便利です。
- 棚付き:枕元に小物を置きたい
- コンセント付き:スマートフォンを充電したい
- 照明付き:枕元に補助照明が欲しい
- ヘッドレス:ベッド全長を抑えたい
機能が増えるほどヘッドボードが大きくなる場合もあるため、必要なものだけを選びましょう。
6.連結方法と組み立て方法を確認する

2台を並べて使う場合は、フレーム同士をどのように固定するか確認します。
固定金具・連結ベルトなど商品によって方法が異なり、分割のしやすさも変わります。
また、大型サイズや連結タイプは部材が多くなるため、梱包サイズ・搬入経路・必要人数・組立設置サービスの有無も確認しておくと安心です。
フロアベッドに合わせるマットレスの選び方

フロアベッドだから特定の種類や硬さのマットレスを選ばなければならないわけではありません。
- 仰向け・横向きなど普段の寝姿勢
- 体格や体重
- 硬め・柔らかめなど寝心地の好み
- 寝返りのしやすさ
- 厚みと底付き感
- フレームの対応サイズ
体重だけで「ソフト・普通・硬め」と決めず、体格・寝姿勢・好みを合わせて選びましょう。
また、厚いマットレスを載せると寝床が高くなります。フロアベッドらしい低さを重視する場合は、フレームとマットレスを合わせた高さも確認してください。
フロアベッドおすすめ7選
ここからは、サイズ・床板・宮棚など特徴の異なるフロアベッドを紹介します。
棚・コンセント付きで使いやすい Skyline2 スカイライン2
棚・2口コンセント付きロータイプ Skyline2 スカイライン2
棚と2口コンセントを備えたロータイプです。枕元でスマートフォンや小物を使いたい方に向いています。床板には桐すのこが使われています。
照明付きで寝室を演出できる大型ローベッド
照明とコンセントを備え、ステージレイアウトも楽しめる大型ローベッドです。低く落ち着いた寝室を作りたい方や、大きめサイズを探している方の候補になります。
家族で使いやすい 床トコ ファミリーベッド
ワイドキングサイズを選べるファミリー向けのフロアベッドです。複数人で使う場合は、サイズだけでなく連結部分やマットレスの組み合わせも確認しましょう。
シンプルな宮付き SKY line スカイ・ライン

棚・コンセント付きフロアベッド SKY line スカイ・ライン
棚とコンセントを備えたシンプルなフロアベッドです。装飾を抑えながら、枕元の使いやすさも確保したい方に向いています。
照明付き Burlington バーリントン
モダンライト・コンセント付きローベッド Burlington バーリントン
ウォールナット調のフレームにコンセントと照明を組み合わせたタイプです。寝室を落ち着いた雰囲気にまとめたい方の候補になります。
二人で使いやすい コンセント・照明付きフロアベッド
セミダブル・ダブルを選べるフロアベッドです。枕元に照明とコンセントがあり、二人用の寝室で機能性も重視したい方に向いています。
ヘッドレスで開放的なロースタイルステージベッド
ヘッドレスのすっきりしたデザインが特徴です。ベッドの全長を抑えたい方や、ステージタイプの開放感を楽しみたい方に向いています。
フロアベッドのメリット・デメリット
メリット
- 視線を遮りにくく、部屋を広く見せやすい
- 低く落ち着いた寝室を作りやすい
- シンプルな構造の商品が多い
- 大型・連結タイプも選べる
デメリット
- ベッド下収納を確保しにくい
- 床板周辺に湿気が残らないよう手入れが必要
- 低い位置からの立ち座りが負担になる場合がある
- ベッド下を直接掃除しにくい構造もある
メリット・デメリットについては別記事で詳しく解説しています。
フロアベッドがおすすめの人

- 寝室を広く見せたい方
- 低いベッドが好きな方
- ベッド下収納をそれほど必要としない方
- シンプルな寝室を作りたい方
- 大型・連結タイプを探している方
年齢・性別だけで向き不向きを決めず、部屋の広さや立ち座りのしやすさ、収納の必要性などで判断しましょう。
フロアベッドが向かない場合

- ベッド下を収納スペースとして使いたい
- 低い位置から立ち上がるのが負担になる
- ベッド下まで頻繁に掃除したい
- 床付近の湿気が気になる
収納力を重視する場合は収納付きベッド、床との間に空間を確保したい場合は脚付きのローベッドやすのこベッドも比較しましょう。
フロアベッドについてよくある質問
フロアベッドはカビが生えやすいですか?
構造や寝室環境によって異なります。床に近い構造では湿気が残る場合があるため、床板の構造を確認し、換気やマットレス裏側の乾燥も行いましょう。
すのこ床板ならカビ対策は不要ですか?
いいえ。すのこは空気の通り道を確保しやすい構造ですが、寝室の湿度や使用状況によっては湿気が残ります。定期的な換気や乾燥も必要です。
フロアベッドとローベッドはどちらが良い?
低さを重視するならフロアベッド、床との間に空間を取りたい場合は脚付きローベッドも候補になります。商品によって構造が異なるため、高さ・床板・外寸を比較しましょう。
フロアベッドに厚いマットレスを使えますか?
対応サイズ・使用条件を満たしていれば使用できます。ただし厚いマットレスほど寝床が高くなるため、フロアベッドらしい低さを重視する場合は全体の高さを確認しましょう。
まとめ
フロアベッドは寝床を低くしやすく、部屋に圧迫感を出しにくいのが特徴です。
- 使用人数と部屋に合うサイズを選ぶ
- 床板とベッド下の構造を確認する
- マットレスの置き方を確認する
- フレームの構造を確認する
- 必要な機能だけを選ぶ
- 連結・組み立て方法を確認する
見た目だけでなく、設置スペース・床板・高さ・掃除や湿気対策まで確認して、自分の寝室に合うフロアベッドを選びましょう。






