インフレやウッドショックで、木材の価格は年々高騰しています。
DIYしようと思っても、材料費が高いので躊躇する方も多いですが、不要になったベッドフレームがあれば部材を取り出してリメイクするのも楽しいですよ!
ベッドフレームの廃棄するお金を節約できる上、格安でウォールラックなどを手に入れられるので一石二鳥です。
ベッドフレームを再利用すると、大型の部材が手に入りますし、アイデア次第で再びその良さが際立つ事になります。
そこでこの記事では、
- ウォールラック
- デスク
- ソファー
- ベンチ
- 植物の植木台
に再利用した投稿と共に、どの部材を使用したか、ベッドフレームをDIYするメリットや方法をご紹介します。
ウォールラックにリメイク
こちらは床板の「すのこ」を取り出してウォールラックにしています。
ウォールシェルフに観葉植物
すのこを取り出し、針金で壁につるして観葉植物をディスプレイする事も出来ます。(ルームクリップより引用)
載せるものが軽ければ、吊るすのもおしゃれですよ。
すのこを立てかけるインテリア
こちらの方は、床板を取り外して壁に立てかけています。
ユーズド感がある事で、ヴィンテージスタイルのインテリアに仕上がっていますね。
(ルームクリップより引用)
デスクにリメイク
床板を分断して直接脚を付ければ、子供用のデスクに早変わりします。
高さを調整して固定をする事で、勉強机やローデスクとしても活用できます。
カラーボックスで固定
こちらは、ヘッドボードを取り外して左右のカラーボックスに差し込んでいます。
カラーボックスは2つ同じものを揃える事で高さを合わせやすいですし、子供が成長したら高く調整する事も出来ますね。
(ルームクリップより引用)
ソファーにリメイク
ロータイプベッドを半分に分断すれば、くつろぎのソファに変身させることもできます。
カバーをかけてクッションを置けば、快適なソファの出来上がりです。
座り心地が気になる方は、小さめのマットレスを敷くのもおすすめです。
(ルームクリップより引用)
大人用のベンチにリメイク
分断した床板にサイドフレームを付けることで、快適な大人用ベンチにもなります。
シックなデザインのカバーにクッションで、ゆったりとした時間を過ごしてみましょう。
足元に少しスペースがあるので、かごを置いて収納スペースとして活用してもいいでしょう。
植物の植木台
ベッドフレームそのものや、あるいは半分に分断して脚を付ければ、植木台として利用できるので、家庭菜園に活躍してくれますよ。
床板がすのこであれば、水が溜まらず清潔な植木台になりますよ。
DIYが得意な方は、積極的に再利用を!
ベッドフレームが不要になった場合には、有料の粗大ゴミセンターに回収してもらうよりも、DIYが得意な方であれば再利用を検討する方が賢明となります。
と言うのも、ベッドフレームを再利用する事で、
- 大型の材料を取り出せる
- 素材の特色を生かせる
- 子供と一緒に再利用出来る
- ホームセンターのDIYコーナーを活用する
と言ったメリットがあるからです。
1.大型の材料を取り出せる
ベッドフレームは素材が木材から鉄パイプまで様々ですが、基本的に大型の部材を取り出す事が出来ます。
ベンチやテーブルを制作しようとすると、材料費だけでも数千円~数万円しますが、その費用が無料で得られるのは大きなメリットです。
2.素材の特色を生かせる
ベッドフレームは、人やマットレスの荷重がかかる部分なので原則的に頑丈な素材で出来ています。
ベッドフレームに使用されている素材には、杉・桐・パイン材が多いですが、素材が持つ特性を生かす事でリメイクするものを考えるのも楽しいです。
杉
杉は建築物にも使用されているように、丁寧に使用すれば何十年と持つ素材です。
重量があるので、どっしりとしたテーブルなどに再利用すると良いでしょう。
桐
桐は世界的に見ても2番目に軽量となる素材なので、椅子やウォールラックなど持ち運びが必要なものにリメイクするのに最適です。
パイン材
パイン材は柔らかいので、加工しやすいのが特徴です。
そのため子供とDIYするのにおすすめの素材ですし、北欧家具にも使われている素材なので見た目にぬくもりを感じられます。
3.子供と一緒に再利用出来る
ベッドフレームは頑丈な素材のため棚を作ったり、子供用の椅子、机、ベンチ、テーブルなどに活用出来ます。
小学生くらいの男の子がいるご家庭であれば、一緒に工具を使って加工する事で楽しみながら物の大切さを教えられます。
また、子供にとっても自分が赤ちゃんの時に使っていたベッドフレームは思い出がたくさん詰まっています。
再利用する時に、ちょっとした傷や落書きを残しておく事で、その時の情景を家族そろって思い返すのもおすすめですよ。
4.ホームセンターのDIYコーナーを活用する
ホームセンターの中には、無料で工作室や工具を利用できるショップもあります。
例えばCAINZでは、
- 工作室
- ペイントルーム
- 溶接ルーム
- デジタル工房
- 金属加工ルーム
と言った施設を利用出来ます。
基本的にCAINZで購入した部材を使用するのが前提ですが、不要になったベッドフレームとCAINZの木材でDIYをしたい方にはおすすめの方法です。
特に小学生の子供がいるご家庭であれば、夏休みの工作にベッドフレームをリメイクする事で、面倒な宿題が終わるだけでなくお父さんとの大切な時間として、いつまでも思い出に残す事が出来ますよ。
ベッドフレームの再利用まとめ
ベッドフレームは頑丈に出来ているので、再利用するには最適です。
ウォールラックやデスク、ベンチなどにリメイクする事で、一味違ったインテリアを楽しむことが出来ます。
再利用方法は多岐にわたるため、利用したいシーンに応じて日曜大工などで加工すると良いので、子供たちと一緒にDIYしてみてはいかがでしょうか?