畳ベッドのカビ

畳ベッドのカビでアレルギーや水虫に!カビを予防する方法&対処方法

畳ベッドを購入したけれども、布団を敷きっぱなしにしているとあっという間にカビが生えてしまいます。

畳の目にまで黒カビが生えてしまうと、除去するのも結構厄介になるので、日ごろからカビを防止するようにしましょう。

そこでこの記事では、

  • カビが与える健康への悪影響
  • カビを防止する方法
  • カビの除去方法
  • カビにくい畳ベッドの選び方とおすすめ商品

について詳しくご説明したいと思います。

カビが与える健康への悪影響

夏になると、咳が止まらないと言った方はいらっしゃらないでしょうか?

もしかすると、それは畳ベッドに生えたカビが原因かもしれません。

人体に悪影響を及ぼすカビ菌には、白癬菌、カンジダ菌、アスペルギルス菌、アルテルナリア、クリプトコッカス、マラセチア、トリコスポロンと言ったものがあります。

その中でも主な症状としては、

  • アレルギー反応
  • 皮膚疾患

の2つが出てくるケースが多いと言われています。

アレルギー反応

カビは成熟すると胞子をまき散らすようになります。

その胞子を吸い込むことで、「夏型過敏性肺炎」や「アスペルギルス症」と言ったアレルギー症状を引き起こす事があります。

夏型過敏性肺炎

夏型過敏性肺炎

夏型過敏性肺炎とは、その名の通り夏になると症状が出てくるアレルギー疾患です。

トリコスポロンなどの真菌を吸い込むことで発症する肺炎の一種で、咳と微熱が続きますが、秋になると症状が治まってきます。

夏型過敏性肺炎も軽傷の間は、夏しか咳が出ませんが、慢性化すると四六時中咳に悩まされる事になります。

そのため、診察を受けて薬を処方してもらうと同時に、徹底的にカビを除去する事が大切です。

アスペルギルス症

アスペルギルス症

アスペルギルス症とは、アスペルギルスと言うカビ菌に対してアレルギー症状が出る疾患です。

「気管支喘息」の基礎疾患がある方や、過去に肺の疾患を患った人が発症しやすい病気で、慢性的な咳や喘鳴、息切れと言った症状があります。

カビの除去をする事はもちろんですが、空気清浄機などで新鮮で綺麗な空気を取り込むことで症状を和らげる事が出来ます。

皮膚疾患

カビが皮膚に付着する事で発症する病気としては、「マラセチア」や「水虫」が有名です。

マラセチア

マラセチアと呼ばれる真菌に感染することで発症する病気で、皮脂を好んで増殖します。

胸や背中など顔以外に多くニキビが出来ると、マラセチアが原因の事が多いと言われています。

水虫

水虫を医学用語では、白癬(はくせん)と呼んでいます。

皮膚がボロボロになったり、湿ってジュクジュクになるケースもあります。

一般的には足や手などに多く発症しますが、頭や爪などに水虫が出来る事もあります。

病院で塗り薬をもらい、症状が治まってからも1ヶ月程度薬を塗布する事で根絶する事が出来ます。

カビを防止する方法

カビは一度大量発生すると、エアコンのフィルターや換気扇など、至る所に胞子が付着してしまいます。

そのため畳ベッドのカビだけ綺麗にしても、アレルギーを完全になくすことが難しいので、カビの発生を防止する事が何より大切です。

畳ベッドのカビを防止する主な方法としては、

  • 布団を片づける
  • 布団を定期的に干す
  • 換気をする
  • 畳を陰干しする

と言った対策が有効です。

布団を片づける

布団を片づけている

「ベッドだから寝具は敷きっぱなしで良い」と考えがちですが、これは危険です。

寝ている間に人はコップ一杯分の汗をかくと言われています。

マットレスであれば中が空洞になっているので、通気性が良く湿気にくいので、敷きっぱなしにしても大丈夫です。

しかし、畳ベッドでは通常布団を敷きますが、布団の中綿は通気性が悪いので、寝汗を吸ったままにするとすぐにカビが生えてしまいます。

出来る限り毎日、布団を片づける事で、風通しが良くなり、カビの繁殖を抑える事が出来ます。

布団を定期的に干す

布団を干している

布団は天気の良い日には、天日干しをするようにしましょう。

また、数カ月に1回程度で良いので、丸洗いする事で、カビの餌となる汗や皮脂汚れなどを除去する事が出来ます。

換気をする

換気

部屋の湿度が高いと、カビが繁殖しやすくなります。

そのため、毎日窓を開けて新鮮な空気を取り込むようにしましょう。

畳を陰干しする

畳の陰干し

畳の材料であるい草は吸湿性に優れている素材です。

そのため、ある程度は寝汗を吸い取りますが、そのまま放置しておくと、湿気てカビが生えてしまいます。

畳ベッドの畳は取り外せるようになっているので、陰干しをして湿気を追い出すようにしましょう。

カビの除去方法

カビは防止するのが大切ですが、もしも黒いカビが出てきてしまったら、すぐに除去するようにして下さい。

畳ベッドでカビが生えるのは、ほとんど「い草」の部分になります。

有効なカビ除去方法としては、

  • 消毒用エタノールを使う
  • お酢を使う
  • 重曹・酸素系漂白剤を使う

の3つがあるので、ご説明したいと思います。

消毒用エタノールを使う

畳ベッドを触って、ジメジメしているようであれば、カビが繁殖している可能性が高いと言えます。

そんな時には、エタノールで除菌をするようにしましょう。

無水エタノールと消毒用エタノールの2種類がありますが、畳ベッドの除菌には消毒用エタノールを使用するようにします。

消毒用エタノールを使ったカビ除去方法の手順は、

  1. 消毒用エタノールを畳に吹きかけて5分程度放置する
  2. 歯ブラシでカビをこすって落とす
  3. 硬く絞った雑巾でカビとエタノールを水拭きをする
  4. 乾いた雑巾で乾拭き・扇風機などで乾燥させる

となっています。

カビを除去するのも大切ですが、最後にしっかりと乾燥させないとかえってカビが増殖するので注意しましょう。

お酢を使う

お酢

お酢には除菌効果がありますし、カビの嫌な匂いも取ってくれる優れものです。

お酢を使ったカビの除去方法は、

  1. お酢を10倍程度に薄める
  2. 雑巾に湿らせて、畳の目に沿ってカビをふき取る
  3. 硬く絞った雑巾で水拭きをする
  4. 乾いた雑巾で乾拭きして、乾燥させる

となっています。

注意点としては、新品の畳には適していない事です。

新しい畳をお酢でこすると、イ草の色が抜けてしまうので注意が必要です。

重曹・酸素系漂白剤を使う

重曹

お掃除の便利グッズとして、浸透してきた「重曹」ですが、畳ベッドのカビ取りにも使う事が出来ます。

酸素系漂白剤と組み合わせる事で、黒カビなど頑固な汚れも綺麗にする事が出来ます。

手順としては、

  1. 酸素系漂白剤と重曹を、1:1の割合で混ぜてペースト状にする
  2. 作ったペーストを、綿棒で畳の黒カビの上に載せて5分程度放置する
  3. 硬く絞った雑巾でペーストと黒カビをふき取る
  4. 乾いた雑巾で乾拭きして、乾燥させる

となります。

黒カビを落とすには最適な方法ですが、畳の色まで落とす可能性が高いので、必要最低限の場所に使用するようにしましょう。

カビにくい畳ベッドの選び方とおすすめ商品

畳ベッドをこれから購入される方は、予めカビにくい畳ベッドを選ぶことをおすすめします。

特に、赤ちゃん・小さなお子様がいらっしゃるご家庭の場合、喘息などの疾患を予防する意味でもおすすめです。

カビにくい畳ベッドの選び方としては、

  • 収納畳ベッドは注意
  • 床板がすのこになっている
  • 美草畳を使用している

の3点になります。

収納畳ベッドは注意

収納畳ベッド

畳ベッドの場合、布団を収納するスペースを確保したいので、収納機能付きを選ぶ方も多いと思います。

しかし、カビ予防の観点からは注意が必要です。

と言うのも、畳の下に収納がある事で、空気が通りにくくなりますし、収納庫の中にも湿気が籠りやすいからです。

そのため、収納畳ベッドを購入するのであれば、収納庫の中に除湿剤を入れたり、畳の下に除湿シートを敷くなど湿気対策を行うようにしましょう。

床板がすのこになっている

床板がすのこになっている畳ベッド

畳ベッドの中には、畳を載せる床板がすのこになっている商品もあります。

通常の張り板と異なり、通気性が良くなっているので、ある程度カビ予防に効果が期待出来ます。

床板がすのこになっている畳ベッドには、【泰然】たいぜんがあります。

美草畳を使用している

カビ予防で一番おすすめなのが、セキスイが開発した「美草畳」を使用している畳ベッドです。

美草畳は、樹脂に無機材料を配合して作られた人工の畳で、水や汚れに強いだけでなく、カビやダニが非常に繁殖しにくい素材になっています。

日本アトピー協会が推薦している商品なので、衛生的な環境で畳ベッドを使用したい方におすすめです。

美草畳を使用している畳ベッドには、【Sagesse】サジェス夢水花 ユメミハナ布団が収納できる・美草・小上がり畳連結ベッド【Komero】コメロ花水木 ハナミズキがあります。

畳ベッドのカビまとめ

畳ベッドのカビは、胞子をまき散らす事で、アレルギー症状や皮膚疾患などの引き起こす可能性があります。

そのため、布団を片づけたり畳を陰干しするなど、カビ予防が大切になってきます。

畳ベッドのい草にカビが繁殖した場合には、

  • 消毒用エタノール
  • お酢
  • 重曹・酸素系漂白剤

などを使用して、除去するようにしましょう。

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