キングサイズベッドで眠るのは、高級ホテルに泊まるような高揚感がありますし、広々とした快適な寝心地は睡眠の質を向上します。
日本人は慢性的に寝不足で、平均睡眠時間も先進国の中で特に短いですが、睡眠時間が短いと成人病の発症率や肥満率が高くなります。(日本人の平均睡眠時間は「世界最短」より引用)
そう言った健康志向も手伝って、最近ではキングサイズベッドのように「広めのベッド」が人気となっています。
では、その「キングサイズベッドを置くためには、寝室は何畳必要か?」を、この記事では詳しくご説明します。
キングサイズベッドの大きさ
ベッドサイズは国産か外国産かによって大きさが若干異なりますが、一般的な国産のシングルサイズは90~100cm×195cm。
そしてご夫婦二人や、親子3人で眠れるキングサイズベッドは、180~200cm×195cmとほぼ正方形です。
サイズ的にはシングルサイズ2台分の大きさが、キングサイズベッドです。
但しこれはマットレスサイズなので、ヘッドボードなどが加わるとワンサイズ大きくなります。
キングサイズベッドを6畳・8畳に置いた間取り
それでは、キングサイズベッドを6畳や8畳の間取りに置くとどのようなレイアウトになるのでしょうか?
6畳の寝室では他の家具は置けない
一般的な間取りとして多い6畳ですが、6畳の広さは255cm×340cmです。
キングサイズベッドを置くこと自体は問題ありませんが、図のようにベッドを置くと他の家具を置くスペースはほとんどありません。
また引き出しタイプは、サイドに50cm程度のスペースが必要なので、更に狭くなります。
場合によっては「クローゼットの扉が開かない」「ドアがベッドに干渉する」と言った事態も想定出来るので、予め実寸を測定する必要があります。
収納ベッドなら跳ね上げ式ベッドがおすすめ
6畳の間取りにキングサイズの収納ベッドを置きたい場合は、跳ね上げ式ベッドを2台並べるのがおすすめです。
引き出し式収納ベッドやチェストベッドの場合、引き出しの開閉に50cm程のスペースが必要ですが、跳ね上げ式ベッドなら壁にくっつけても開閉可能です。
8畳の寝室ではツインルームにも出来る
一方、8畳の大きさは340cm×340cmと正方形で、キングサイズベッドを置くのに十分な間取りですし、シングルベッド2台に分割してツインルームにも出来ます。
更にドレッサーやタンスなどの家具も1台であれば、問題なく置けます。
クローゼットや扉が開ききらないと言った事態も、基本的には心配ありません。
「キングサイズベッドを置いて、ドレッサーやちょっとしたサイドボードを置きたい」、あるいは「クローゼットや収納もきちんと使いたい」とすれば、最低でも8畳の間取りが必要です。
組み立てるスペースも必要
また注意点として、組み立て・設置スペースがあります。
通常キングサイズベッドは部屋の中で組み立てますが、梱包を外して部材を広げて組み立てるので、広さ的には8畳がギリギリです。
そのため他の大型家具を搬入する前に、キングサイズベッドの組み立て・設置を行うようにしましょう。
一体型は、搬入経路の確認も忘れずに!
キングサイズベッドの場合、「シングルベッド2台を連結したタイプ」と「キングサイズベッド一体型」の2種類があります。
連結タイプであれば搬入は問題ありませんが、マットレス一体型のキングサイズベッドでは、搬入経路の確認は必要不可欠です。
特にマンションの2階以上に持ち込む際には、足場を組み、クレーンで持ち上げ、リビングなどの大きな窓を外して入れなければいけない事もあります。
ベッドやマンションによって必要となる搬入スペースが変わるので、詳細は直接マンションの管理人に問い合わせましょう。
キングサイズベッドの寝心地
キングサイズベッドは夫婦2人で使用するのに十分な余裕がありますし、小さな子供を加えて家族3人で寝る事も出来ます。
但し子供が寝返りを始めると、キングサイズベッドでも寝心地は狭くなります。
子供が成長したら分割も出来る
また、連結タイプのキングサイズベッドであれば、将来子供が成長した時にシングルベッド2台に分割して使用する事も出来ます。
片方を子供部屋に置いて、もう片方はお父さんかお母さんのベッドとして使用出来るので、無駄になりません。
逆にクイーンサイズベッドは「セミシングルベッド2台分」なので、子供をつくる予定があるならキングサイズベッドがおすすめです。
家族4人、5人ならワイドキングサイズベッドが必要
一方、家族4人や5人で使用するのであれば、キングサイズベッドでは狭すぎます。
その場合には「ワイドキングサイズ」と言って、ベッド幅が200cm以上のベッドにする必要があります。
ワイドキングサイズベッドは、シングル・セミダブル・ダブルの3種類を組み合わせて1台のベッドにするので、最大で280cmの幅に出来ます。
280cmあればご家族4人でもゆったり寝る事が出来ますし、子供が小さければ5人でも大丈夫ですよ。
おすすめのキングサイズベッド5選!
それでは、おすすめのキングサイズベッドを5つご紹介したいと思います。
1位.販路限定/棚・コンセント付き連結ベッド/ラトゥース2 Lautus2
販路限定/棚・コンセント付き連結ベッド/ラトゥース2 Lautus2
種類 | サイズ | 価格 |
フロアベッド | クイーン~ワイドK280 | 38,846円~ |
ラトゥース2 Lautus2は、カラーバリエーションが豊富なファミリーベッドです。
人気が高い4色から選べるので、お部屋のインテリアをワンランクアップしてくれます。
マットレス同士の隙間を極力なくしてあるので、子供が挟まるリスクを軽減してくれます。
宮棚にはコンセントに加えて前板もついているので、スマホがずれ落ちる心配もありません。
2位.親子で寝られる棚・照明付き連結ベッド【JointJoy】ジョイント・ジョイ
親子で寝られる棚・照明付き連結ベッド【JointJoy】ジョイント・ジョイ
種類 | サイズ | 価格 |
フロアベッド | セミシングル~ワイドK280 | 46,507円~ |
【JointJoy】ジョイント・ジョイは、家族3人~4人で寝るために設計されたフロアタイプのキングサイズベッドです。
床面からの高さが20cm~25cmと低いので、小さな子供と添い寝をしても安全です。
フレームが革張りなので、子供が体をぶつけても痛くないのもおすすめポイントです。
3位.頑丈すのこファミリーベッド SEIVISAGE セイヴィサージュ
頑丈すのこファミリーベッド SEIVISAGE セイヴィサージュ
種類 | サイズ | 価格 |
すのこベッド | ワイドK200~ワイドK280 | 125,318円~ |
SEIVISAGE セイヴィサージュは、高さを調整出来るファミリーすのこベッドです。
床板は頑丈なすのこ仕様で、耐荷重が600㎏と高く、子供達が暴れてもびくともしません。
2台のベッドは固定金具でしっかり連結するので、離れていく心配もありません。
ベッドの高さを6段階で調整出来るので、子供の転落が心配な時は低く、成長したら高くしてベッド下を収納スペースとして活用しましょう。
4位.高級ウォルナット材ワイドサイズ収納ベッドFenrirフェンリル
高級ウォルナット材ワイドサイズ収納ベッドFenrirフェンリル
種類 | サイズ | 価格 |
チェストベッド | ダブル~キング | 100,668円~ |
Fenrirフェンリルは、高級木材ウォールナットを使用した収納ベッドです。
ヘッドボードのタイプを照明付きの「ライトタイプ」と、棚と2口コンセントが付いている「スリムタイプ」から選べます。
2杯の引き出しはフルスライドレール付きで、奥にしまい込んだ荷物もしっかり確認できます。
ベッド下のデッドスペースにも収納スペースを設けてあるので、キングサイズベッドを最大限活用出来ます。
5位.高級ウォルナット材ツインベッドFidelioフィデリオ
種類 | サイズ | 価格 |
ツインベッド | S×2、S×SB、SB×2 | 177,355円~ |
2台のシングルベッドをツインとして使うなら、Fidelioフィデリオがおすすめです。
高級ウォールナット材を使用したベッドフレームは、寝室を一流ホテルさながらの雰囲気にしてくれます。
ヘッドボードには2段の棚と、ほこりカバー付きの2口コンセント、それに間接照明が付いています。
1年間の品質保証が付いているのも安心できるポイントです。
まとめ
キングサイズベッドは何畳必要かと言うと、置くだけであれば6畳でも大丈夫です。
但しクローゼットやドアの開閉、組み立てに支障が出る事もあるため、8畳以上の寝室がおすすめです。
マットレスが一体型のキングサイズベッドは搬入経路の確認も不可欠です。