カーテンのサイズの測り方|幅・丈の採寸手順

明るいリビングでカーテンの幅と丈を測る女性
  • カーテンの幅は、窓枠とカーテンレールのどちらを測る?
  • 掃き出し窓・腰高窓の丈は何cmにすればよい?
  • レースカーテンやA・Bフックでサイズは変わる?

カーテンのサイズは、取り付け済みのカーテンレールを基準に「幅」と「丈」を測り、注文する仕上がりサイズに調整するのが基本です。窓ガラスや窓枠だけを測ると、幅が足りない、裾が床に擦れるといった失敗につながります。

一般的なヒダ付きカーテンなら、幅はレールの長さに約5〜7%のゆとりを加えます。丈は、掃き出し窓なら床より約1cm短く、腰高窓なら窓枠の下より15〜20cm長くするのが一つの基準です。ただし、フラットカーテンや特殊な縫製では指定方法が異なるため、購入する商品の採寸案内を優先してください。

  • 幅:左右の固定ランナー間を測り、商品指定のゆとりを加える
  • 丈:ランナーの穴の下を起点に、窓の種類に合わせて決める
  • レース:ドレープより1〜2cm短めを基本にする
  • 注文前:片開き・両開き、A・Bフック、枚数表記を確認する

カーテンのサイズを測る前に準備するもの

採寸には、金属製のメジャー、メモ、必要に応じて脚立を用意します。丈が長い窓では、メジャーをまっすぐ下ろせるよう、可能なら2人で測ると確認しやすくなります。

採寸はカーテンレールを取り付けた後に行ってください。レールがない状態で窓枠を測っても、取り付け位置によって必要な丈が変わります。今掛けているカーテンも、縮みやフックの調整があるため、採寸の基準にはしません。

カーテンの幅の測り方|固定ランナー間を測る

一般的な機能性レールでは、左右の端にある固定ランナーのリング中心から中心までを測ります。レール本体の端から端、窓枠の幅、カーテンの生地幅とは違うため注意しましょう。

カーテンレールの左右の固定ランナー間を測り、注文幅を計算する方法を示した図

幅は実測値に約5〜7%のゆとりを加える

ヒダ付きの一般的なカーテンでは、レール幅の約1.05〜1.07倍を仕上がり幅の目安にします。これはカーテンを閉めたときの突っ張りを避け、中央のすき間を抑えるためのゆとりです。

計算例:固定ランナー間が180cmの場合

180cm × 1.05 = 189cm

両開きなら、仕上がり幅は片側約94.5cm。幅100cmの既製カーテンが2枚で1組の商品なら、合計200cmなので候補になります。

ただし、1.05倍・1.07倍はすべての商品に共通する決まりではありません。フラットタイプでは見せたいウェーブ量に応じてさらに幅を取ることがあり、オーダー品には独自の計算方法があります。注文画面に記載された「仕上がり幅の指定方法」を必ず確認してください。

片開き・両開きで必要な枚数を確認する

両開きは左右2枚に分けるタイプ、片開きは1枚を左右どちらかへ寄せるタイプです。「幅100cm×2枚」は通常、1枚の幅が100cmで2枚入りという意味ですが、「幅200cm・両開き」のオーダー品は2枚合計で200cmを示す場合があります。

「1枚あたりの幅」なのか「1窓あたりの合計幅」なのかを確認し、片側の必要寸法だけで注文しないようにしましょう。

装飾レール・出窓は測る位置が違う

木製ポールなどの装飾レールは、キャップの付け根から付け根までを測る方式があります。リングランナーを使う場合など、レールによって基準が異なるため、設置されているレールの仕様を確認してください。

出窓でレールが窓に沿って曲がっている場合は、直線距離ではなく、レールに沿って左右の固定ランナー間を測ります。角のある出窓では、区間ごとに測って合計すると間違いを防ぎやすくなります。

カーテンの丈の測り方|窓の種類で決める

一般的なフックで吊るすカーテンは、固定ランナーの穴の下から、裾を止めたい位置までを測ります。掃き出し窓、腰高窓、出窓では、仕上がり丈の決め方が異なります。

掃き出し窓は床上約1cm、腰高窓は窓枠下15〜20cm、出窓は窓台上約1cmを目安にする採寸図

掃き出し窓:床まで測って約1cm引く

ベランダや庭に出入りできる掃き出し窓では、ランナーの穴の下から床までを測り、約1cm短い丈を基本にします。裾が床に擦れるのを防ぎ、開閉しやすくするためです。

例えば床までの実測が200cmなら、仕上がり丈は199cmが目安です。床の段差やカーペットの厚み、窓の左右での高さの違いも確認しましょう。

腰高窓:窓枠の下から15〜20cm長くする

床まで届かない腰高窓は、ランナーの穴の下から窓枠の下端までを測り、15〜20cm程度加えるのが一般的です。窓枠より下まで布を垂らすと、光や視線の入り込みを抑えやすくなります。

例えば窓枠の下まで120cmなら、仕上がり丈は135〜140cmが候補です。ただし、窓の下に机や収納家具がある場合は、家具に干渉しない丈を優先してください。

出窓:窓台の上で止めるなら約1cm引く

出窓の窓台までカーテンを下ろす場合は、ランナーの穴の下から窓台まで測り、約1cm短くすると裾が擦れにくくなります。窓台を覆って床まで垂らすスタイルでは、希望する裾位置まで測ってください。

出窓はレールの位置や取り付け方がさまざまです。窓台の内側に収めるのか、窓全体を外側から覆うのかを先に決めましょう。

ドレープとレースカーテンの丈はどう変える?

ドレープ(厚手)とレースを二重に吊るす場合、レースをドレープより1〜2cm短くすると、正面から見たときにレースの裾が見えにくくなります。

例えばドレープの仕上がり丈が199cmなら、レースは197〜198cmが候補です。ただし、両方のレールの高さが違う場合は、それぞれのランナーを起点に採寸してください。単純に同じ寸法から引くと、仕上がりがそろわないことがあります。

Aフック・Bフックで丈が変わる?

フックの種類は、カーテン上部がレールをどの程度覆うかに関係します。Aフックはレールを見せる吊り方、Bフックはカーテン上部でレールを隠しやすい吊り方です。

AフックとBフックの吊り位置とドレープ・レースカーテンの丈の違いを示した比較図

ここで区別したいのが、ランナーの穴から裾までの「カン下寸法」と、布地の上端から裾までの「総丈」です。フックの仕様によって総丈が変わることがあるため、注文欄がどちらの寸法を求めているか確認してください。

天井付けのレールやカーテンボックスでは、Bフックにすると上部の布が天井などに当たり、開閉しづらくなることがあります。ダブルレールのレース側や装飾レールではAフックが選ばれることが多く、取り付け位置に合う仕様を優先しましょう。

既製カーテンのサイズが合わないときの選び方

幅は閉めたときの不足を避ける

既製カーテンは幅100cmなどの規格品が中心です。レール幅180cmで必要な仕上がり幅が約189cmなら、幅100cm×2枚の合計200cmが候補になります。反対に、必要な仕上がり幅が210cmある窓に幅100cm×2枚では、閉めたときに余裕が足りません。

幅が足りない場合は、幅の大きい規格品かオーダー品を選びましょう。幅が大きすぎる場合はヒダが密になり、開いたときに布がたまりやすくなります。

丈はアジャスターフックだけで調整しきらない

アジャスターフック付きなら多少の丈調整ができる商品がありますが、調整できる範囲は商品ごとに異なります。丈が大きく違うものを選び、フックの調整だけで合わせるのは避けましょう。

既製サイズが合わない場合は、丈直しやオーダーカーテンも選択肢です。遮光性を重視する部屋では、短すぎる丈や中央のすき間ができないかも確認してください。

注文前に確認したい採寸チェックリスト

  • カーテンレールは取り付け済みか
  • 幅は固定ランナー間、またはレール指定の位置で測ったか
  • 幅のゆとりは購入する商品の指定に合わせたか
  • 丈はランナーの穴から、床・窓枠・窓台まで測ったか
  • ドレープとレースをそれぞれのレールで測ったか
  • 片開き・両開き、1枚幅・合計幅、A・Bフックを確認したか

採寸値は「幅180cm、ランナーから床200cm」のように、実測値と注文予定サイズを分けてメモしておくと安心です。商品ページで仕様を確認してから、最終的な仕上がりサイズを決めましょう。

カーテンのサイズの測り方に関するよくある質問

カーテンの幅は窓枠を測ればよいですか?

通常のフック式カーテンは、窓枠ではなくレールの固定ランナー間を測ります。装飾レールや出窓はレールの仕様に合う測り方を確認してください。

カーテンの幅は何cm余裕を持たせますか?

一般的なヒダ付きではレール幅の約5〜7%を加える方法があります。フラットカーテンやメーカー独自仕様では異なるため、注文時の指定方法を優先してください。

カーテンの丈は床から何cm空けますか?

掃き出し窓では、床までの実測から約1cm引いた仕上がり丈が基本です。床材の厚みや段差も確認してください。

レースカーテンはドレープと同じ丈でもよいですか?

レースはドレープより1〜2cm短くすると、正面から裾が見えにくくなります。ただし、レールの高さが異なる場合はそれぞれの位置から測ってください。

カーテンレールがまだない場合はどう測りますか?

レールの取り付け位置で必要な幅と丈が変わるため、先にレールを取り付けてから採寸するのが確実です。先に購入する場合は、レールの設置位置を確定してから注文仕様を確認してください。

まとめ|幅はレール、丈はランナーから測る

カーテンの採寸は、「幅はレールの固定ランナー間」「丈はランナーの穴から裾の位置まで」と覚えると分かりやすくなります。掃き出し窓は床上約1cm、腰高窓は窓枠下15〜20cmを基本に、家具や窓の形に合わせて調整してください。

最後に、注文する商品の幅の指定方法、枚数、フックの種類を確認すれば、サイズ違いによる買い直しを減らせます。

著者情報
だんな

ベッド・家具通販セラピスのオーナー
睡眠環境・寝具指導士、寝具インストラクターの有資格者
質の高い睡眠と、インテリア性を兼ね備えたベッドと家具の情報を発信中。
5年前に自身も頸椎を痛めてから、本気で寝心地の良い枕やマットレス選びを考える。
兵庫県生まれ、大阪育ちの根っからの関西人。
>>だんなのプロフィールはこちら!

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