一人でベッドを動かす方法|床を傷つけないコツ

毛布を使って一人でベッドを動かす部屋のイメージ
  • 模様替えしたいけど、ベッドが重くて動かせない
  • 引きずって床に傷をつけるのが心配
  • 一人でベッドを移動できる方法を知りたい

模様替えや部屋の移動で、ベッドを動かすのに苦労する方は多くいます。一人暮らしでは手伝ってくれる人がいないことも多く、賃貸だと、床の傷や凹みも心配です。

私はベッドショップオーナーです。この記事では、一人でベッドを動かすときの準備、毛布・段ボール、軍手、台車、キャスター付きの移動キャリーを使う方法、動かしやすいベッドの選び方をまとめます。

  • まず軽くする:マットレスや布団、荷物を外し、フレームだけにします。引き出しや棚の中身も出しておきます。
  • 床を守る:脚の下に、厚手の毛布や段ボール、滑り止め付きの軍手を敷いて、引きずらずに動かします。
  • 無理はしない:フレームが重い、収納付き、階段や段差がある場合は、2人以上で動かすか、業者への依頼を検討してください。

ベッドを一人で動かす前の準備

動かす前に、次の3点を確認してください。

ベッドを動かす前の準備として、寝具を外す・通り道を片づける・少しずつ動かすことを示した図

寝具と荷物を外して、軽くする

マットレスや布団などの寝具は、必ず外します。フレームだけの状態のほうが軽く、安全に動かせます。引き出しや収納の中身も出してください。

通り道と足元を片づける

動かす先までの通路と、ベッドの周りを片づけます。コード類や小物が床にあると、つまずいたり、手や足を挟んだりする原因になります。

引きずらず、少しずつ動かす

ベッドを引きずると、床の傷や凹み、フレームの破損の原因になります。持ち上げるのは脚をわずかに浮かせる程度にとどめ、ゆっくり少しずつ動かしてください。重くて無理だと感じたら、そこで中止しましょう。

床の傷や凹みを防ぐ方法は、次の記事で詳しく解説しています。

▶ ベッドのフローリング傷防止|床の傷・凹みを防ぐ方法とおすすめグッズ

一人でベッドを動かす4つの方法

ベッドの種類や動かす距離によって、向く方法が変わります。

毛布・段ボール、軍手、台車、移動キャリーでベッドを動かす4つの方法を示した図

1.毛布・段ボールを使う


脚付きのベッドに向く方法です。厚手の毛布や段ボールは滑りやすく、床を保護しながら動かせます。毛布は汚れるため、不要なものを用意しましょう。

やり方

  1. 寝具を外し、ベッドフレームだけにします。
  2. 毛布や段ボールを、ベッドの脚の横に置きます。
  3. フレームを少しだけ持ち上げ、脚の下に毛布や段ボールを滑り込ませます。
  4. 全部の脚を載せたら、ゆっくり動かします。

注意点

薄手の毛布や段ボール1枚では、脚が食い込んで床に傷をつける場合があります。厚手のものや、重ねたものを使ってください。急いで動かすとずれて、床を傷つける恐れがあります。

2.軍手を使う


毛布・段ボールと似た方法で、ベッドの脚の下に軍手を敷いて動かします。毛布のように汚れを気にせず、費用も抑えられます。

注意点

  • 滑り止め付きの軍手を使う:滑り止め付きの軍手を、滑り止めが脚側になるように使うと、ベッドが軍手から外れにくくなります。滑り止めを床側にすると、動かなくなります。
  • 段差や長い距離には向かない:脚と接する面が小さく、外れやすいため、近距離の移動向けです。

3.台車を使う

台車を使うと、短時間で移動でき、多少の段差も越えやすくなります。ホームセンターや通販でも購入でき、ほかの荷物の移動にも使えます。

注意点

台車を使うのは、脚付きではなく、フレーム全体で支えるタイプのベッド向きです。ベッドをバランスよく載せる必要があり、動かしている途中でバランスを崩すと、ベッドや床を傷つける原因になります。台車に慣れていない方には難しいため、無理せず別の方法を選んでください。

4.キャスター付きの移動キャリー(リフター)を使う


重いベッドを持ち上げるのが大変な場合は、ベッドの脚の下に差し込んで持ち上げ、キャスターで動かす専用の道具を使う方法もあります。ヘッド側とフット側の4か所に使うタイプが一般的です。

注意点

  • ベッド下に隙間が必要:ベッド下に隙間がない構造には使えません。
  • 寝具を外しておく:荷重がかかりすぎると、フレームが歪んだり、破損したりする恐れがあります。
  • 耐荷重を確認する:ベッド本体の重さが、道具の耐荷重に収まるか確認してください。
  • ゆっくり動かす:途中でフレームが歪んだり割れたりしないよう、ゆっくり作業してください。

動かしやすいベッドを選ぶ

模様替えや引っ越しが多い方は、これから買うベッドを、動かしやすいタイプにする方法もあります。

1.分割して運べる脚付きマットレス

脚付きマットレス 国産 分割型

脚付きマットレス 国産 分割型 組立設置サービス付き

マットレスを分割して運べる、国産の脚付きマットレスです。ヘッドボードや床板がなく、フレーム付きのベッドより動かしやすい構造です。選び方は、次の記事で詳しく解説しています。

▶ 脚付きマットレスの選び方|後悔しないポイントを解説

2.折りたたみすのこベッド

天然木折りたたみすのこベッド

天然木折りたたみすのこベッド

使わないときは折りたたんで片づけられる、天然木のすのこベッドです。動かす機会の多い方や、部屋を広く使いたいときに向いています。折りたたみベッド全体の比較は、次の記事をご覧ください。

▶ 折りたたみベッドおすすめ6選|後悔しない選び方とタイプ別比較

ベッドを一人で動かすことに関するよくある質問

ベッドは一人で動かせますか?

寝具を外した軽めのフレームなら、毛布や段ボール、軍手を使って動かせる場合があります。フレームが重い、収納付き、階段や段差を越える場合は、無理をせず2人以上で動かすか、業者への依頼を検討してください。

床を傷つけずにベッドを動かすには、どうすればいいですか?

引きずらず、脚の下に厚手の毛布や段ボール、滑り止め付きの軍手を敷いて、ゆっくり動かします。薄手のものだと脚が食い込んで、傷の原因になります。

重いベッドを動かすには、どんな方法がありますか?

まず寝具や荷物をすべて外して軽くします。それでも重い場合は、キャスター付きの移動キャリーなどが選択肢になります。耐荷重や、ベッド下の隙間が必要かどうかを確認してください。動かせないと感じたら、無理をしないことも大切です。

マットレスを一人で運ぶには、どうすればいいですか?

マットレスは、大きさや重さが商品によって大きく異なります。折り曲げられるかどうかも商品ごとに違うため、取扱説明書を確認してください。運ぶ前に、通路やドアの幅を測っておきましょう。重い場合は、2人以上で運びます。

収納付きベッドを動かすときの注意点は?

引き出しや収納の中身をすべて出し、引き出しは外すか固定してから動かします。重量があるため、一人での移動は無理をしないでください。

ベッドを一人で動かす方法のまとめ

ベッドを一人で動かすときは、寝具と荷物を外して軽くし、引きずらずに、毛布・段ボールや軍手などで床を守りながら動かします。重い場合や、階段・段差がある場合は、無理をしないでください。

  • 準備:寝具・荷物を外す。通り道と足元を片づける。
  • 方法:毛布・段ボール(脚付き向き)、軍手(近距離)、台車(フレーム型向き)、移動キャリー(重いベッド向き)。
  • 無理はしない:重い、収納付き、階段・段差がある場合は2人以上か業者を検討する。