カーペットの手入れ|ラグの洗い方・掃除・シミ取り

ラグ・カーペットの洗い方と掃除
  • ラグにジュースをこぼした!シミを広げずに落とすには?
  • このカーペットは洗濯機やコインランドリーで洗える?
  • 臭いやダニ、湿気が気になる。ふだんは何をすればいい?

カーペットの手入れとラグの手入れは、掃除機をゆっくりかける・汚れをすぐ取る・洗濯表示に合わせて洗うのが基本です。汚れを放置せず、乾燥まできちんと行うと、清潔に使いやすくなります。

この記事では、シミ取り、洗濯機やお風呂での洗い方、コインランドリー、干し方、大掃除の順番まで、分かりやすく解説します。

  • ふだん:掃除機をゆっくりかけ、裏側や床も掃除する
  • シミ:こすらず吸い取り、素材に合う方法で手当てする
  • 洗濯:洗濯表示と商品説明を見て、洗う方法を決める
  • 乾燥:中までしっかり乾かしてから敷き直す

カーペット・ラグの手入れは「掃除機・シミ取り・洗濯」の3つが基本

まずは毎日の汚れをためないこと。こぼした飲み物はすぐに吸い取り、洗えるラグは洗濯表示に従って洗いましょう。水洗いできないものは、無理に洗わずクリーニングや陰干しで手入れします。

カーペット・ラグの手入れの3つの基本を示した図

掃除する前に素材と洗濯表示を確認

同じラグでも、毛足や裏面の加工によって手入れ方法が違います。特にウールやシルクなどは水洗いに向かない製品があるため、先にタグと商品説明を見てください。

年末の大掃除でまとめて洗いたい場合は、後半の「大掃除の手順」も参考にしてください。

ふだんの掃除機のかけ方|ゆっくり丁寧に

カーペットは1㎡あたり20秒以上を目安に

カーペットは繊維の間にほこりが残りやすい敷物です。掃除機のヘッドを急いで動かさず、1㎡あたり20秒以上を目安に、ゆっくり吸い取りましょう。

ほこりやダニ由来の汚れが気になる場所は、少なくとも3日に1回を目安に丁寧な掃除を。人がよく歩く場所や食べこぼしが多い場所は、汚れに応じて回数を増やします。

毛並みと裏側もチェック

掃除機はラグの毛並みを傷めない強さで使います。毛足が長い場合は、回転ブラシの使用可否も確認してください。

ときどきラグをめくり、裏側と床も掃除しましょう。新しいラグから出る「遊び毛」は、無理に引っ張らず、掃除機で少しずつ取り除きます。

カーペットのシミ取り|飲み物・油・原因不明の汚れ

飲み物をこぼしたら、最初に乾いた布やキッチンペーパーで吸い取ることが大切です。こすると汚れが広がり、繊維の奥に入りやすくなります。

カーペットのシミを落とす4つの順番を示した図

ジュース・お茶・しょうゆなどの汚れ

まず乾いた布で水分を吸い取ります。水や薄めた中性洗剤を使える素材なら、洗剤を含ませた布でシミの外側から内側へ軽くたたきましょう。

その後、水を含ませて固く絞った布で洗剤を拭き取り、乾いた布で水分を取ります。始める前に、目立たない場所で色落ちしないか試してください。

油汚れ・何のシミか分からない場合

油分がある汚れは、水だけでは落ちにくいことがあります。素材が洗剤に対応しているか確認し、少量ずつ手当てしてください。

何が付いたか分からないシミや、色落ちしやすいラグは、自己判断で洗剤を重ねないほうが安心です。落ちない場合はクリーニング店に相談しましょう。

ベンジンや除光液などの強い溶剤は、裏面の加工や繊維を傷めることがあるため、家庭でのシミ取りにはおすすめしません。

臭い・ダニ対策|掃除機と湿気対策を組み合わせる

臭いが気になるときは原因を確認

食べこぼしや湿気が残ると、ラグに臭いが付きやすくなります。まず掃除機をかけ、汚れた部分を手入れして、風通しのよい場所で乾かしましょう。

重曹を使う方法もありますが、素材や裏面加工によっては残留や変色の心配があります。重曹をまく前に、商品のお手入れ方法を確認してください。使えない場合は無理に試さないでください。

ダニ対策は「ほこりを取る」「湿気をためない」

ダニは高温多湿の環境で増えやすいとされています。掃除機でほこりを取り、部屋の換気や除湿を行いましょう。洗えるラグなら、表示に従って洗うことも手入れの一つです。

ただし、洗濯や掃除機だけでダニを完全になくせるわけではありません。また、室内を乾燥させすぎると、肌やのどの負担になることもあります。適度な湿度を保ちましょう。

洗えるラグの見分け方と洗い方|洗濯機・お風呂・手洗い

まず洗濯表示を見る

洗えるかどうかは、洗濯表示と商品の説明で判断します。「洗えるラグ」と書いてあっても、洗濯機ではなく手洗い専用の場合があります。

  • 洗濯おけの記号:家庭で洗えることを示します。中の数字は使える水温の上限です。
  • 手が入った洗濯おけ:手洗いができることを示します。
  • 洗濯おけに×:家庭での水洗いはできません。

ウール・シルク・レーヨンなどのラグは、水洗いで縮みや風合いの変化が起きるものがあります。素材名だけで決めず、洗濯表示を優先しましょう。

洗濯機で洗うとき

洗濯機に対応したラグは、商品の説明に従って折りたたみ、指定があれば洗濯ネットに入れます。洗濯機の「毛布」「大物洗い」など、使用できるコースを確認してください。

ラグが洗濯槽に無理なく入るか、洗濯機の取扱説明書で確かめましょう。ドラム式不可のラグを、ドラム式で洗わないことも大切です。

お風呂・手洗いで洗うとき

手洗いできるラグなら、浴槽などで水を含ませ、対応する洗剤でやさしく押し洗いします。こすりすぎず、洗剤が残らないよう十分にすすぎましょう。

水を吸った大きなラグは重くなります。持ち上げられるか、干す場所があるかも、洗う前に確認してください。洗う頻度は使用状況と汚れ具合に合わせます。

ホットカーペットやい草は別扱い

ホットカーペットのヒーター本体は、基本的に家庭用ラグと同じようには洗えません。カバーだけ洗える機種もありますが、コインランドリーや乾燥機を使えない場合があります。必ずお手持ちの取扱説明書に従ってください。

い草の上敷きにも、水洗いできない商品があります。濡らして洗う前に表示を確認しましょう。

コインランドリーとクリーニングはどう選ぶ?

コインランドリーは「洗濯機可」が前提

自宅の洗濯機に入らないラグでも、洗濯機で洗える表示があれば、コインランドリーが候補になります。ただし、店舗の設備がラグに対応しているかも確認してください。

乾燥機は、四角の中に丸がある「タンブル乾燥」の記号を確認します。×が付いていれば使えません。乾燥機が使える場合も、温度などの指定を守りましょう。

食用油などが多く付着した布製品は、洗った後でも乾燥機の熱で発火する危険があります。油が染み込んだものは乾燥機に入れず、専門店に相談してください。

洗えないラグや落ちないシミはクリーニングへ

洗濯おけに×があるもの、ウールなど水洗いに不向きなもの、広い範囲のシミは、クリーニング店に相談しましょう。

丸いクリーニング記号があっても、どの方法で洗えるかは記号によって違います。素材と洗濯表示を伝え、取り扱えるか確認してください。年末は早めに相談すると安心です。

干し方と湿気・カビ対策|中まで乾かす

日なたか日陰かは洗濯表示で決める

洗ったラグは、表示に合った方法で干しましょう。自然乾燥の記号では、縦線がつり干し、横線が平干し、斜め線が日陰干しを示します。

陰干し指定なら、風通しのよい日陰に干してください。大きなラグは空気が通るように掛け方を工夫し、表面だけでなく中まで乾いてから床に戻します。

床との間の湿気にも注意

フローリングの上にラグを敷きっぱなしにすると、床との間に湿気がたまることがあります。定期的にめくり、裏側と床の状態を確認しましょう。

濡れた床に敷き直さないことも大切です。カビが広く発生している場合は、無理にこすって広げず、専門のクリーニングや買い替えを検討してください。

年末の大掃除の順番と、古いカーペットの捨て方

大掃除は床まできれいにする

年末の大掃除では、ラグだけでなく、普段は見えない床のほこりや湿気も確認しましょう。次の順番なら、洗い直しや敷き直しの手間を減らせます。

年末の大掃除でラグ・カーペットを手入れする順番を示した図

  1. 家具を動かし、ラグの下の床も掃除する
  2. ラグに掃除機をゆっくりかける
  3. シミがあれば、素材に合う方法で手当てする
  4. 洗濯表示を見て、洗うかクリーニングに出すか決める
  5. 洗ったラグを中までしっかり乾かす
  6. 床が乾いてから敷き直す

古いカーペットは自治体の分別を確認

カーペットの捨て方は自治体によって違います。粗大ごみとして扱う地域もあり、小さく切れば普通ごみに出せるとは限りません。

処分する前に、お住まいの自治体のごみ分別ページで、品目・大きさ・出し方を確認してください。電気式のホットカーペットは、普通のラグとは分別が違う場合があります。

お手入れしやすい洗えるラグ・アンダーラグ

買い替えるなら、デザインだけでなく、洗い方も確認しておくと安心です。ここではセラピスに掲載している洗えるラグとアンダーラグを紹介します。

洗濯方法は商品ごとに異なります。購入前に商品ページの最新の取扱状況と洗濯条件をご確認ください。

転写プリントラグ(洗える)

転写プリントラグ(洗える)の商品画像

転写プリントラグ(洗える)

短い毛足で掃除機をかけやすいラグです。手洗いと、洗濯ネットを使った洗濯機洗いに対応しています。

日本製 格子柄ラグ(洗える)

日本製 格子柄ラグ(洗える)の商品画像

日本製 格子柄ラグ(洗える)

洗濯機で丸洗いできる格子柄ラグ。ネットに入れて洗い、ドラム式洗濯機は使用しないでください。

ふわもこラグ(洗える・アンダーラグ2点セットあり)

ふわもこラグ(洗える・アンダーラグ2点セットあり)の商品画像

ふわもこラグ(洗える・アンダーラグ2点セットあり)

ふんわりした毛足のラグですが、洗濯機での丸洗いに対応しています。ネットを使い、ドラム式と乾燥機は避け、陰干ししてください。

シャギーラグ(制菌・洗える)

シャギーラグ(制菌・洗える)の商品画像

シャギーラグ(制菌・洗える)

毛足のあるシャギーラグも、弱水流の洗濯機洗いか弱い手洗いに対応。洗濯ネットを使い、日陰でつり干しします。

洗えるラグ(厚み23mm・8色)

洗えるラグ(厚み23mm・8色)の商品画像

洗えるラグ(厚み23mm・8色)

厚みのあるタイプで、弱水流の洗濯機洗いまたは弱い手洗いに対応しています。洗濯ネットを使い、日陰でつり干ししてください。

アンダーラグ(単品)

アンダーラグ(単品)の商品画像

アンダーラグ(単品)

上に敷くラグとは別に使う下敷きです。家庭用洗濯機に対応しますが、ドラム式と乾燥機は使えません。上のラグは付属しません。

>>ラグ・カーペットはこちら!

カーペット・ラグの手入れに関するよくある質問

カーペットに掃除機をかける頻度は?

ほこりが気になる場所は、少なくとも3日に1回を目安に丁寧に掃除しましょう。1㎡あたり20秒以上、ヘッドをゆっくり動かすのがポイントです。

ラグにジュースをこぼしたら?

すぐに乾いた布で吸い取り、こすらないでください。水や洗剤が使える素材なら、目立たない場所で色落ちを試してから、シミの外側から内側へ軽くたたきます。

ラグは家の洗濯機で洗えますか?

洗濯おけの記号と商品の説明を確認してください。洗濯機可でも、ネットが必要だったりドラム式が使えなかったりします。洗濯機側の容量や使用条件も確認しましょう。

コインランドリーの乾燥機は使えますか?

タンブル乾燥の表示を確認し、×なら使わないでください。乾燥機に対応するラグでも、指定温度と店舗の利用条件を守りましょう。油が多く付着したものは乾燥機を避けてください。

古いカーペットは何ごみですか?

地域によって異なります。粗大ごみになる自治体もあるため、お住まいの自治体の分別ページで、カーペットの品目と出し方を確認してください。

カーペット・ラグの手入れのまとめ

カーペットの手入れは、普段の掃除機と、汚れたときの早めの対処が基本です。洗う前には必ず洗濯表示を確認し、洗った後は中まで乾かしましょう。

  • ふだん:掃除機をゆっくりかけ、裏側や床も掃除する
  • シミ:こすらず吸い取り、素材に合う方法で手当てする
  • 洗濯:洗濯表示と商品説明を見て、洗う方法を決める
  • 乾燥:中までしっかり乾かしてから敷き直す