- 一人用・二人用のこたつは、どのくらいの大きさを選べばいい?
- 部屋に置いたら狭くならないか心配。どこを測ればいい?
- 天板に合うこたつ布団のサイズが分からない。
こたつのサイズは「使う人数」「部屋に置ける広さ」「こたつ布団」の順に決めると失敗しにくくなります。天板だけを測るのではなく、布団を広げて座ったときの広さまで考えることが大切です。人数が同じでも、座る位置や部屋の家具によって使いやすい大きさは変わります。
私はベッド・家具ショップオーナーで、睡眠環境・寝具指導士の資格を保有しています。この記事では、こたつのサイズの選び方を、一人暮らし・二人暮らしの考え方、部屋の測り方、こたつ布団との組み合わせから分かりやすくまとめます。
- 人数:何人で、どの位置に座るかを先に決める
- 部屋:天板だけでなく布団と通り道の広さを測る
- 布団:天板の形と大きさに合うものを選ぶ
- 購入前:座り方・高さ・安全な使い方も確認する
こたつのサイズは「人数」「部屋」「布団」の3つで決める
最初に、普段使う人数を決める
こたつを選ぶときは、まず「普段は誰が、どこに座るか」を考えます。一人で使うのか、二人で向かい合うのか、横に並ぶのかによって、使いやすい天板の形が違うためです。
たまに来客があるからと大きなものを選ぶと、普段は通り道を圧迫することもあります。毎日の使い方を基準にして、必要な座る場所を確保するのが基本です。
次に、布団を広げられる場所を探す
こたつの天板が置けても、掛け布団がソファや収納家具にぶつかると使いにくくなります。天板の外側に布団が広がり、その周りに人が座る場所も必要です。
最後に、選んだ天板に合うこたつ布団があるかを確認します。特に円形や楕円形は、形が合わない布団を選ばないよう注意しましょう。

一人暮らし・二人暮らしのこたつのサイズ
一人暮らしなら、座る場所と作業スペースを考える
一人で使うなら、小さめの円形や正方形が候補になります。食事や飲み物を置く程度ならコンパクトな天板でも使いやすく、部屋の中央に置いたときも圧迫感を抑えやすい形です。
ただし、こたつで食事とパソコン作業を両方する場合は、置きたいものが天板に収まるかも確認してください。小さければ必ず便利というわけではありません。
二人暮らしなら、座る向きを先に決める
二人で向かい合って座るなら、正方形や円形も選択肢になります。横並びで座りたい場合や、それぞれが足を伸ばしたい場合は、長方形や楕円形のほうが使いやすいことがあります。
大切なのは、天板の上に置く物だけでなく、二人が同時に足を入れたときに窮屈にならないかを考えることです。座椅子を使う場合は、その分の場所も見込んでおきましょう。
円形・正方形・長方形・楕円の形の違い
円形は角がなく、周囲を回り込みやすい形です。どの方向からも座りやすいため、置く向きを固定したくない部屋にも合います。
正方形は四辺を均等に使えるので、向かい合って座る使い方に向きます。一方で、角の近くに家具があると通りにくくなることがあります。
長方形は横に並んで座りやすく、ソファの前にも配置しやすい形です。ただし、長い辺の分だけ部屋のスペースを使います。
楕円形は長方形のように横方向を使いながら、角のない柔らかな形にできます。細長い場所に置きたい場合にも候補になりますが、実際に通れるかは布団を広げた状態で判断しましょう。
「何人なら何cm」という決め方より、座る向きと使い方、部屋の余裕を合わせて考えるほうが確実です。
部屋に置くときに見ること
天板の大きさだけで判断しない
こたつのサイズ選びで見落としやすいのが、掛け布団の広がりです。天板の外側まで布団が出るため、天板だけが収まっても、部屋が狭く感じることがあります。
さらに、布団の外側に座る場所が必要です。こたつの横にソファや棚がある場合は、座ったときに体を動かせるかも考えましょう。
メジャーを使って、床で確かめる
購入前は、次の順番で床を測ると分かりやすくなります。
- こたつを置きたい場所を決め、天板の外形をメジャーで測る。
- マスキングテープなどで、床に天板の輪郭を仮に示す。
- 候補のこたつ布団の表示サイズを確認し、布団が広がる範囲も床に示す。
- 普段座る位置に実際に座り、足を伸ばす場所を確かめる。
- ドア、収納扉、ベランダへの通り道がふさがらないか歩いて確認する。
布団は実際には天板から垂れ下がるため、表示サイズがそのまま床の占有寸法になるわけではありません。床に印を付ける作業は、購入前に広がり方をイメージするための確認として使ってください。
ドアが開かない、引き出しが使えない、コンセントまでコードが届かないといった問題も、この段階で確認できます。掃除をするときに布団を持ち上げられるかも見ておくと安心です。

こたつ布団は天板の形と大きさに合わせる
布団の表示サイズと天板サイズは別のもの
こたつテーブルのサイズは天板の大きさ、こたつ布団のサイズは布団そのものの大きさを表します。同じ数字でそろえるのではなく、天板の外側から布団が垂れて、足元を覆える組み合わせを選びます。
布団が小さすぎると、隙間ができて温かい空気が逃げやすくなります。反対に大きすぎると、布団が余って通り道をふさいだり、足元でもたついたりすることがあります。
形をそろえてから、サイズを確認する
円形の天板には円形の布団、長方形には長方形の布団を基本に考えます。楕円形も、天板に合う形の布団が用意されているかを確認しましょう。
例えば、セラピスで扱うこたつ2点セットには、直径約70cmの円形天板と直径約190cmの布団、約90×60cmの楕円形天板と約210×170cmの布団という組み合わせがあります。これはセット商品の仕様例であり、すべてのこたつに共通する寸法ではありません。
別々に購入するときは、天板の形とサイズに加え、テーブルの高さや布団の対応表記も確認してください。布団付きセットなら、組み合わせを考える手間を減らせます。

こたつの高さと電気代
高さは、床に座るか椅子に座るかで決める
こたつの使いやすさは、天板の縦横だけでは決まりません。床に直接座るならロータイプ、椅子に座って使うならダイニングタイプなど、普段の姿勢に合う高さを選びます。
座椅子や厚手のクッションを使う場合は、座面が高くなるため、天板の下に膝を入れたときの余裕を確かめましょう。天板の高さだけでなく、ヒーターが付いた裏側の空間も重要です。
電気代は、消費電力と使用時間で考える
こたつの電気代は、1時間あたり弱で約2.2円、強で約5.6円という商品例があります。セラピスで取り扱う一部商品の表示を使った目安です。
弱:約2.2円/1時間
強:約5.6円/1時間
1日5時間・30日使うと、弱約330円/月・強約840円/月
これは一部商品の表示値による計算例で、すべてのこたつに当てはまる金額ではありません。実際の電気代は、ヒーターの種類・室温・布団の掛け方・温度設定・電気料金の契約などで変わります。
自分のこたつの電気代を計算する場合は、商品に表示された1時間あたりの消費電力量を確認し、次の式を使います。
消費電力量(Wh)÷ 1,000 × 電気料金単価(円/kWh)= 1時間の電気代
計算に使う電気料金単価は31円/kWhがひとつの目安です。なお、ヒーターの「600W」などの定格消費電力が1時間ずっと続くわけではありません。電気代を比べるときは、商品の1時間あたりの表示や測定条件を確認しましょう。
こたつを安全に使うために
布団や衣類をヒーターに近づけない
こたつは、布団や衣類がヒーターに触れたり近づきすぎたりすると、過熱して火災につながるおそれがあります。掛け布団をこたつの中へ押し込まず、ヒーターの周囲に衣類を入れて乾かさないようにしましょう。
布団がずれてヒーターに触れていないか、使う前にも確認します。掛け布団を買い替えたときも、サイズだけでなく安全に使える組み合わせかを確かめてください。
コードと低温やけどにも注意する
コードを強く引っ張ったり、脚で踏んだり、家具の下で無理に折り曲げたりしないようにします。被覆が傷んでいる場合は、そのまま使わず取扱説明書に従って対応してください。
こたつの中で眠ってしまうと、同じ場所が長時間温められ、低温やけどにつながるおそれがあるとされています。温かく感じる程度でも油断せず、就寝時はこたつを使わないようにしましょう。
使わないときは電源を切ることも大切です。外出時や就寝前には電源を確認し、プラグの扱いを含めて製品の取扱説明書に沿って使用してください。
おすすめのこたつ
最後に、サイズや布団の組み合わせを考えるときに参考になるセラピスの商品を3つ紹介します。価格・在庫・配送条件は、購入前に商品ページで確認してください。
こたつ 2点セット(こたつテーブル+こたつ布団)
円形・楕円形の天板と、形に合う掛け布団をまとめて選べるセットです。別々にサイズを合わせるのが不安な人や、初めてこたつをそろえる人に向きます。
こたつ掛け布団(薄型・洗える)
正方形・長方形・円形から選べる薄型の掛け布団です。洗濯機で洗えるタイプですが、ドラム式洗濯機は使用できないため、洗濯方法も確認してください。こたつテーブルは別売りです。
こたつ布団(しじら織り・厚掛け/敷布団セットあり)
厚掛けの掛け布団単品と、敷布団とのセットを選べます。正方形・長方形・円形などのサイズがあり、部屋に敷くものまで一緒に考えたい人に向きます。お手入れは手洗いです。
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こたつのサイズに関するよくある質問
一人暮らしのこたつは、どのくらいの大きさがいいですか?
小さめの円形や正方形が候補ですが、人数だけで寸法は決められません。食事や作業に必要な天板の広さと、布団を広げても通れる部屋の余裕を確認してください。
こたつ布団は、天板より大きいほうがいいですか?
はい。掛け布団は天板から垂れて足元を覆うため、天板より大きなものを使います。ただし、大きければよいわけではなく、天板の形・大きさ・高さに合うサイズを選ぶことが大切です。
円形と長方形、どちらがいいですか?
円形は角がなく周囲を回り込みやすい形です。長方形は横に並んで座りやすく、ソファの前にも置きやすい形です。座る人数と向き、部屋の通り道で選びましょう。
こたつの電気代はどう計算しますか?
消費電力(kW)に使用時間(h)と電気料金単価(円/kWh)を掛けます。31円/kWhは計算用の目安で、実際の料金は契約や温度設定、使い方によって変わります。
こたつを寝る場所にしてもいいですか?
こたつの中で長時間眠ると、同じ場所が温められ続けて低温やけどにつながるおそれがあります。就寝時はこたつを使わず、寝る場所として利用しないようにしましょう。
こたつのサイズの選び方のまとめ
こたつは、普段使う人数から天板の形を考え、布団を広げた状態で部屋に収まるかを確認して選びましょう。天板だけでなく、座る場所・通り道・布団の形を一緒に考えることが、買ってからの使いやすさにつながります。
- 人数:座る位置と使い方に合う天板を選ぶ
- 部屋:布団と通り道まで床で測る
- 布団:天板の形と大きさに合わせる
- 安全:布団の接触・コード・長時間の加熱に注意




