キングベッドとツインベッドの違い。ホテルで3人が宿泊する場合はどっち？

キングベッドは、「大型ベッド」と漠然とした認識を持っている方が多いと思います。

またホテルを予約する時は、「ツインルーム」や「ツインベッド」と記載がある部屋もありますが、正確にイメージ出来る人は多くありません。

私はベッドショップオーナーで、睡眠・寝具指導士、睡眠・寝具インストラクター、寝具ソムリエの資格を持っていますが、キングベッドは家族や恋人と、ツインベッドは友達同士で宿泊するのに最適です。

そこでこの記事では、「キングベッド」と「ツインベッド」の違いについて詳しくご説明します。

キングベッドは大きさを意味している

「キングベッド」は、あくまでベッドサイズを意味しているにすぎません。

キングサッドの大きさは、メーカーによって若干の違いはありますが、一般的には長さが195cmで幅が180～200cmです。

大きさで言うとシングルベッドの丁度2倍です。

また200cm以上幅があるベッドの事は、ワイドキングベッドと呼びます。

一方、ツインベッドはベッドが２つあるという意味です。

一般的には、シングルベッドを２つ配しているものを指しますが、シングル以上のサイズのベッドを利用しても「ツイン」と呼ばれます。

ベッドが一つの場合には「シングル」、3つであれば「トリプル」になります。

通常ホテルのツインルームを予約すると、ベッドとベッドの間にサイドテーブルを置いて区切ってあります。

サイズ的には、キングベッドもツインベッドもシングルベッド2台分です。

ただしツインベッドは、シングルベッドが2台あるだけで連結していません。

キングベッドもシングルベッド2台を使用していますが、ベッドフレームは連結させてあり、マットレス同士も隙間が出来ないようにしっかりとくっつけてあるのが特徴です。

キングサイズベッドとツインベッド、サイズは数字上で見れば違いはありません。

しかし、使い方は大きく異なります。

友達同士で旅行に行くときには、別々のベッドの方が落ち着いて眠れますよね？

このように、１人ずつがゆっくり寝たい方には断然ツインベッドがおすすめです。

ツインルームであれば、布団の取り合いや寝相の悪さを気にせずゆったりとした睡眠を取る事が出来ます。

隙間を少しだけ開けて並べれば、話もしもしやすく離れている感じはしません。

また家族3人で旅行するのに間違えてツインベッドを選択した際には、2台のベッドを移動してくっつける事で解消できます。

ただしチェックアウトする際には、元の位置に必ず戻すようにして下さい。

一方、恋人同士や新婚夫婦など、密着しながら同じベッドで寝たい方はキングベッドがおすすめです。

それ以外にも、親子3人で寝る場合にはキングベッドでないと片方のベッドで2人が寝る事になるので窮屈です。

キングベッドであれば、親子３人川の字になってのんびり寝ることができますよ。

キングとツインの違いは、連結してあるかどうかです。

キングベッドはあくまでサイズを意味していて「長さ195cm×幅180～200cm」となっていて、シングルベッド2台を連結してあります。

一方、ベッドが2台あればツインと呼びますが、ベッドはそれぞれ独立してあります。

どちらも基本的にはシングルベッド2台分の大きさになりますが、連結されていればキングで、連結していなければツインになります。

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