- 6畳のカーペットは、どれを選んでも同じ大きさ?
- 江戸間・本間・団地間は、どう見分ける?
- 壁際まで敷きたいとき、どこを測れば失敗しない?
カーペットのサイズは「畳数」だけで決めず、敷く床の幅と奥行を実測して選ぶのが基本です。同じ6畳でも、江戸間は約261×352cm、本間は約286×382cm、団地間は約255×340cmと大きさが違います。
部屋全体に敷き詰めたい場合は、壁から壁までの寸法に加え、柱の出っ張り・ドアの開閉・家具の脚まで確認しましょう。一方、ソファ前など一部分だけに敷く場合は、部屋の畳数より家具の配置を優先します。
- 敷き詰め:床の実寸と、商品の仕上がり寸法を照合する
- 畳数表示:江戸間・本間・団地間・中京間の違いを確認する
- 変形した部屋:柱・収納・ドアの干渉を測り、カット加工の可否を確認する
- 部分敷き:家具と通路の位置から必要な大きさを決める
カーペットのサイズ早見表|3畳・4.5畳・6畳・8畳・10畳
まずは、既製カーペットや上敷きで使われる代表的な寸法を確認しましょう。表はおおよその製品規格(cm)で、すべての商品のサイズ展開を示すものではありません。
| 畳数 | 団地間 | 江戸間 | 中京間 | 本間 |
|---|---|---|---|---|
| 3畳 | 170×255 | 176×261 | 182×273 | 191×286 |
| 4.5畳 | 255×255 | 261×261 | 273×273 | 286×286 |
| 6畳 | 255×340 | 261×352 | 273×364 | 286×382 |
| 8畳 | 340×340 | 352×352 | 364×364 | 382×382 |
| 10畳 | 340×425 | 352×440 | 364×455 | 382×477 |
例えば6畳の江戸間と本間では、短辺が25cm、長辺が30cm違います。「6畳用だから入るはず」と注文すると、壁際に大きな隙間ができたり、余って波打ったりする原因になります。
また、住宅の「6帖」という表示は必ずしも畳6枚の実寸と一致しません。特に洋室は、畳数から縦横の長さを逆算せず、実際の床を測ってください。
江戸間・本間・団地間・中京間の違い
畳の寸法には複数の規格があります。カーペットの商品ページでは「江戸間6畳」「本間6畳」など、畳数と規格を組み合わせて表記していることがあります。

江戸間:6畳で約261×352cm
江戸間は既製カーペットでよく見かける規格です。6畳なら約261×352cm、8畳なら約352×352cmが代表例です。商品名に「江戸間」とあるかを確認しましょう。
本間(京間):6畳で約286×382cm
本間は江戸間より大きい規格で、6畳は約286×382cmです。関西の住宅などで使われることがありますが、地域名だけで判断はできません。必ず部屋の実寸を確認してください。
団地間:6畳で約255×340cm
団地間は比較的小さい規格で、6畳は約255×340cmです。集合住宅でも建物や部屋によって寸法は異なります。団地・マンションだから必ず団地間というわけではありません。
中京間:6畳で約273×364cm
中京間は江戸間と本間の中間程度の大きさで、6畳は約273×364cmです。中京間サイズを扱わない商品もあるため、必要な寸法がなければ別規格やサイズ加工も検討しましょう。
部屋全体に敷くカーペットの測り方|5つの確認ポイント
敷き詰め用カーペットは、部屋の「広さ」ではなく、床の輪郭を測ることが重要です。メジャー、メモ、間取りの簡単なスケッチを用意し、次の順で確認します。

① 幅と奥行はそれぞれ複数箇所を測る
幅は部屋の手前・中央・奥、奥行は左・中央・右など、可能な範囲で複数箇所を測ります。壁が完全に平行でなかったり、幅木・柱で床の有効寸法が変わったりするためです。最も狭い箇所と最も広い箇所を両方メモしてください。
② 柱・梁型・収納の出っ張りを図に書く
床まで出ている柱型やクローゼットの枠がある場合は、出っ張りの幅と奥行、角からの位置を測ります。長方形の既製品をそのまま敷けるか、切り欠き加工が必要かを判断できます。
③ ドアの開閉とカーペットの厚みを確認する
部屋の内側に開くドアでは、床とドア下端の隙間を測りましょう。カーペットの総厚が隙間を超えると、扉が引っ掛かる可能性があります。引き戸のレールや床下収納のふた、クローゼットの開閉も確認します。
④ 家具の下まで敷くかを先に決める
ベッドや大型収納を動かさずに敷くなら、家具の手前で止める部分敷きが現実的な場合があります。家具の下まで敷き詰めるなら、設置前に敷くか、家具を移動できるかを確認してください。
⑤ 最後に商品の「仕上がり寸法」と加工条件を照合する
採寸した数値をそのまま注文寸法にしてよいとは限りません。施工方法や縁の加工、製品の寸法公差によって適切な余裕が異なります。自己判断で一律に数cm小さくせず、販売店・加工業者の指定方法に従ってください。
採寸例:床の実測が幅260cm・奥行350cmでも、江戸間6畳用(約261×352cm)を無条件に敷けるわけではありません。柱の形、壁際の逃げ、製品の厚み、カットの可否を確認してから選びましょう。
敷き詰め・部分敷き・フリーカット|どれが合う?
カーペットは同じサイズでも、敷き方によって必要な寸法が変わります。部屋全体を覆いたいのか、生活する範囲だけを覆いたいのかを最初に決めましょう。

敷き詰め:床全体を広く覆いたい場合
床の大部分を覆うと、家具を置いたときの統一感が出ます。壁際や角の納まりが目立つため、既製品の寸法が合うかを慎重に確認しましょう。製品によっては施工や固定方法に指定があります。
部分敷き:家具の周囲だけを覆いたい場合
ソファ前、ベッド横、テーブル周りだけに敷くなら、家具の幅と歩く範囲からサイズを決めます。部屋全体の規格に合わせる必要はありません。ラグのサイズを中心に選びたい場合は、部分敷き向けの商品が探しやすくなります。
フリーカット:柱や変形した部分に合わせたい場合
商品に「フリーカット対応」と明記されていれば、柱型などに合わせて切れるものがあります。ただし、すべてのカーペットを切れるわけではありません。切り口のほつれ対策や加工手順は商品ごとに確認し、最初は少しずつ切り進めてください。
既製カーペットとオーダーカーペットの選び分け
規格サイズが部屋に合うなら、既製カーペットが候補です。複雑な間取りや、壁際まできれいに納めたい場合は、オーダーサイズや形状加工が向いています。
| 比較項目 | 既製サイズ | オーダー・加工 |
|---|---|---|
| 向く部屋 | 規格寸法に近い長方形・正方形 | 変形・柱の出っ張りがある部屋 |
| サイズ | 用意された寸法から選ぶ | 指定可能な範囲で加工 |
| 確認事項 | 床実寸との差・厚み・縁 | 採寸図・加工形状・納期・返品条件 |
オーダーでも、斜めの切り欠きや細かな凹凸などは対応できない場合があります。注文前に図面と加工条件を確認しましょう。
カーペットのサイズ選びで失敗しやすいポイント
「6畳用」を畳の規格を見ずに注文する
6畳という表示だけでは縦横の寸法が確定しません。商品ページの「江戸間」「本間」「団地間」とcm表記を必ず見てください。
ドア・収納の可動範囲を見落とす
床の寸法が合っていても、厚いカーペットが扉の下に引っ掛かることがあります。開閉する家具や床下収納がある場所では、厚みと位置を先に確認しましょう。
切れない商品を自己判断でカットする
縁の処理や裏面構造によっては、切るとほつれたり、性能に影響したりする製品があります。フリーカット対応か、切り口の処理が必要かを確認してください。
畳の上に敷きっぱなしにする
和室では、畳と敷物の間に湿気がたまることがあります。畳の状態を確認し、こまめな換気や敷物を上げての点検ができるかも考えて選びましょう。
セラピスのカーペットをサイズから探す
セラピスで掲載している商品から、敷き詰め・和室・部分敷きの例をご紹介します。商品画像と商品名の両方から詳細ページを確認できます。掲載・販売状況や選べるサイズは変わるため、注文前に商品ページでご確認ください。
日本製フリーカットカーペット|江戸間・本間・団地間
柱や部屋の凹凸に合わせて調整したい方の候補です。江戸間は1〜10畳、本間は2〜8畳、団地間は4.5畳・6畳のサイズ展開が商品説明に記載されています。対応する畳数・色は規格によって異なります。
い草の上敷き|江戸間・本間の和室向け
畳の上に敷く上敷きを探している方の候補です。い草素材で、商品名には江戸間・本間の2〜8畳が案内されています。サイズ選択肢や洗濯不可などの注意事項を確認してください。
洗える軽量ラグ|部分敷き向け
部屋全体ではなく、必要な場所だけを覆いたい方には、90×185cmから200×300cmなどのサイズが掲載されているラグも候補です。こちらは部屋全体の敷き詰め用とは用途が異なるため、敷く場所に合わせて選んでください。
カーペットのサイズに関するよくある質問
6畳用カーペットのサイズは何cmですか?
江戸間は約261×352cm、本間は約286×382cm、団地間は約255×340cm、中京間は約273×364cmです。畳数だけで選ばず、床の実寸と商品のcm表記を確認してください。
洋室の「6帖」なら江戸間6畳用を選べばよいですか?
いいえ。洋室の帖数表示は、床の縦横の長さを保証するものではありません。幅と奥行を実測し、柱やドアの位置も確認してから選びましょう。
壁から壁までぴったりの寸法で注文しても大丈夫ですか?
注文方法によります。壁のゆがみ、幅木、製品の仕上がり誤差、施工方法などを考慮する必要があります。採寸値からどれだけ調整するかは、商品・加工業者の指定に従ってください。
カーペットは自分でハサミで切れますか?
フリーカット対応の商品なら切れるものがあります。ただし、通常のカーペットは縁がほつれることがあるため、必ず商品説明を確認してください。カット後は元に戻せません。
部屋全体に敷くなら、カーペットとラグのどちらがよいですか?
床を広く覆いたいなら敷き詰め用カーペット、ソファ前など必要な場所だけならラグが選びやすいでしょう。部屋全体に敷く場合は、寸法だけでなく厚みや扉の開閉も確認してください。
まとめ|畳数は目安、最後は床の実寸で選ぼう
カーペットは、畳数と規格を確認し、床の幅・奥行・出っ張りを実測してから選ぶことが大切です。6畳でも江戸間・本間・団地間・中京間でサイズは違い、洋室では畳数から寸法を決められません。
敷き詰める場合はドアの隙間と厚み、加工の可否まで確認しましょう。セラピスでは、規格サイズのカーペットやフリーカット対応品、部分敷き向けのラグを比較できます。




