- テレビ台はロー・ハイタイプ・コーナーのどれがいい?
- 安いテレビ台でも収納や配線で失敗したくない!
- テレビ台を置かなくても大丈夫? 転倒防止が心配。
テレビ台の選び方は、置く場所とテレビを見る姿勢を決め、収納・配線・素材と色・固定方法の順に確認することが基本です。人気のデザインだけで選ぶと、画面の高さが合わない、機器が収まらない、固定しにくいといった失敗につながります。
私はベッド・家具ショップオーナーで、睡眠環境・寝具指導士の資格を保有しています。この記事では、テレビ台のタイプ別の違いから、おしゃれに見せる色の選び方、一人暮らしでの注意点、テレビを置かない場合の転倒対策までまとめます。
- 置き方:壁際・角と、コンセントの位置を先に確認
- 見やすさ:床座り・ソファ・椅子・ベッドの姿勢でタイプを選ぶ
- 使い勝手:機器の収納、配線、放熱、組み立てを確認
- 安全:テレビとテレビ台の両方を固定する
テレビ台の選び方は「置く場所」「見る姿勢」「しまう物」「固定」の順に決める
テレビ台を選ぶ前に、テレビを置く壁と、普段どこから見るかを決めましょう。次に収納する機器、コードの通し方、素材と色、転倒防止まで順に確認します。

- 置く場所:壁際か部屋の角か。コンセントとアンテナ端子、通路の位置も測る。
- 見る姿勢:床に座る、ソファに座る、ダイニングやベッドから見るなど、普段の目線を考える。
- しまう物と配線:レコーダー、ゲーム機、ルーター、リモコンの置き場とコードの経路を決める。
- 素材と色:床や建具、ほかの家具となじむ色と、掃除のしやすい形を選ぶ。
- 固定:テレビとテレビ台をどう固定できるか、購入前に確認する。
テレビ台のおすすめや人気商品を探すときも、この順番で候補を絞ると選びやすくなります。幅はテレビ本体と脚の寸法、高さは座ったときの目線を実際に確かめ、テレビと家具の取扱説明書を優先してください。
テレビ台のタイプ:ロー・ハイタイプ・コーナー・壁寄せ(壁掛け風)・壁面収納・キャスター付き
同じテレビ台でも、テレビの置く高さと収納の形が違います。部屋を広く見せたいのか、収納を増やしたいのかで選ぶタイプは変わります。

ローボード:低く横長で圧迫感を抑える
床に座ることが多い部屋や、ソファからテレビを見る部屋で選びやすいタイプです。横長の形は壁面にすっきり収まり、引き出しやフラップ扉で機器を隠せる商品もあります。
低いからといって固定が不要になるわけではありません。テレビの脚が天板に収まり、固定具を取り付けられるかも確認します。
ハイタイプ:高い目線と収納を重視
椅子やベッドなど、少し高い位置から見る場合に候補になります。テレビを置く部分そのものが高いものと、低い台の上に収納棚を組み合わせたものがあるため、商品写真だけでなく設置寸法を確認しましょう。
収納が増える一方、部屋に圧迫感が出たり、家具を動かしにくくなったりします。高さのある収納部分は特に固定方法を確かめてください。
コーナータイプ:部屋の角を使う
部屋の角にテレビを置きたいときに向く形です。正面から見る位置と通路が重ならないか、扉や引き出しを開ける余裕があるかを確かめましょう。
壁寄せスタンド:支柱でテレビを支える
壁寄せ(壁掛け風)スタンドは、支柱にテレビを取り付けて壁際に配置する方法で、収納家具としてのテレビ台とは異なります。対応機種・取付金具・設置面・転倒防止方法は、スタンドとテレビ双方の説明書で確認してください。
壁面収納:テレビの周囲も収納する
テレビの周りに棚や収納を組み合わせるタイプです。本や小物もまとめやすい反面、壁面の広さを使い、設置・固定の確認が重要になります。壁面収納は壁や床への固定まで含めて考えましょう。
キャスター付き:移動しやすいがロックが必要
掃除や模様替えのときに動かしやすいタイプです。ただしキャスターは地震の揺れで家具が移動する原因にもなるため、移動するとき以外はロックし、必要な移動防止対策を行います。
収納と配線:しまう物・コード穴・機器の熱とほこり
テレビ台の収納は、引き出しの数よりも使う機器が無理なく置けるかが大切です。先に収納したい物を書き出し、機器の寸法とコードの取り回しを確認しましょう。
扉・引き出し・オープン棚を使い分ける
レコーダーやゲーム機を置くなら、棚の内寸と奥行き、扉の開き方を確認します。リモコンの赤外線が扉で遮られる商品もあるため、扉を閉めた状態で操作できるかを商品仕様で確かめてください。
リモコンや小物を隠すなら引き出し、配線の多い機器なら背面が開いた棚など、収納する物に合わせて選ぶと使いやすくなります。
コード穴・背面の開き・コンセント位置
天板のコードスリット、収納部のコード穴、背面の開口があるかを商品ページで確認します。配線が家具の脚や引き出しに挟まれないようにし、電源プラグを抜き差しできる位置に設置しましょう。
レコーダーの放熱と電源プラグのほこり
レコーダーの冷却ファンや通気口がほこりでふさがれたり、壁やラックの側面に密着したりすると、放熱不足で不具合が起こることがあります。機器の周囲に必要な空間は、機器の取扱説明書に従って確保します。
テレビ台の裏側はほこりがたまりやすい場所です。コンセントやプラグにほこり・水分が付いたまま使用すると発火のおそれがあるため、定期的に点検し、家具の脚で電源コードを踏まない配置にしてください。
素材と色:おしゃれに見せるテレビ台の選び方(白・木目・ラタン調・スチール)
おしゃれなテレビ台を選ぶなら、まず床・建具・ソファなど面積の大きい家具との色のつながりを見ましょう。テレビ台だけを単独で選ぶより、部屋全体のまとまりを考えやすくなります。
白・明るい色は軽やか、木目はなじませやすい
白や明るいグレージュは、壁が明るい部屋で軽やかな印象になります。ただし黒いテレビとの色の差は目立ちやすいため、テレビの周囲の小物や照明とのバランスも見ましょう。
木目柄は床や木製家具と合わせやすい色です。床と完全に同じ色にする必要はありませんが、明るい木目・濃い木目など色の方向をそろえると統一感が出ます。
ラタン調・スチール脚は素材の表情を楽しむ
ラタン調の扉は編み目の表情がアクセントになり、スチール脚は足元に抜け感を出せます。脚付きなら床を掃除しやすいか、掃除機やロボット掃除機が入るかも実寸で確認してください。
「木目調」「ラタン調」は必ずしも天然木や天然ラタンを意味しません。素材の表示を読み、化粧板や樹脂など実際に使われている材料を確かめましょう。
一人暮らし・安いテレビ台で見るところ
一人暮らしで安いテレビ台を選ぶときほど、本体価格だけでなく設置と組み立ての条件を見てください。安く買えても、置けない・組み立てられない・固定できないと使いにくくなります。
- 部屋の通路:扉や引き出しを開けても歩けるか、ベッドやソファと干渉しないかを測る。
- 搬入と組み立て:玄関先渡しか、完成品かお客様組立品か。工具と作業スペース、人手が必要かを確認する。
- 引っ越し後:分解・再組み立てが可能か、置き場所を変えても使える形かを確認する。
- 耐荷重:天板と棚板、引き出しで上限が異なるため、部位ごとの表示とテレビの重量を照合する。
- 固定方法:壁・床・テレビへの固定ができる構造か、賃貸住宅で取り付けられる方法があるかを調べる。
小さな部屋ではテレビ台を置くことで収納が増える一方、通路が狭くなることもあります。購入前に家具の外寸だけでなく、引き出しや扉を開けるスペースまで確認しましょう。
テレビ台はいらない?置かない場合に考えることと転倒対策
テレビ台を置かなければ、床が広く使え、掃除もしやすくなります。一方で、レコーダーなどの機器やコードの置き場がなくなったり、画面の高さが見づらくなったりすることがあります。
壁寄せスタンド・壁掛け・ほかの家具を使う場合
壁寄せスタンドや壁掛けを選ぶ場合は、テレビとの適合、設置場所の強度、専用金具と施工方法を確認します。スタンドを使えば必ず倒れない、壁に寄せれば安全、というわけではありません。
棚やチェストなどテレビ用ではない家具に置く場合は、天板の耐荷重、テレビの脚の接地面、家具そのものの固定方法を確認してください。テレビの重さと大きさに見合う、低めで安定した家具を選ぶことが大切です。
子どもがいる部屋では置き方にも注意
子どもがテレビ台によじ登ったり、家具の上のおもちゃを取ろうとしたりすると、テレビや家具が倒れる事故につながります。テレビ台の上に子どもの興味を引く物を置かず、登りにくい配置と固定を組み合わせましょう。
テレビの転倒防止:テレビとテレビ台の両方を固定する
テレビだけをテレビ台に留めても、テレビ台ごと倒れるおそれがあります。テレビとテレビ台をつなぎ、テレビ台も壁や床に固定する方法を基本に、家具の形や住宅の構造に合う対策を選びます。

テレビ本体とテレビ台をつなぐ
テレビの転倒防止用ストラップや適合する固定具を使い、テレビを台に固定します。ストラップ式では、テレビの形状・重量に応じて4本以上に増やす方法が案内されています。取り付け位置や必要な本数は、テレビと固定具の説明書も確認してください。
粘着マットを使う場合は接地面の凹凸や素材に注意します。マットだけで全ての設置環境に対応できるわけではありません。
テレビ台も壁・床へ固定する
壁へのネジ固定は、石こうボードだけでなく間柱などの下地に適切に取り付ける必要があります。固定具は家具の重量と壁の構造に合うものを選び、必要なら施工業者へ相談してください。
キャスター付きは移動時以外ロックをかけ、移動防止対策も検討します。固定具を取り付けにくい賃貸住宅でも、自己判断で不適切な器具を組み合わせず、住宅の条件と製品の説明書に合う方法を選びましょう。
家具の配置と子どもの行動も対策する
避難通路や出入口の近くに倒れやすい家具を置かず、重い物はできるだけ低い場所へ収納します。子どもが登る足場にならない配置も大切です。
転倒事故の予防は、固定具だけでなく置き場所も含めて考えます。具体的な固定方法は、東京消防庁「地震から命を守る家具転対策」も参考にしてください。
おすすめのテレビ台
ここまでの選び方を踏まえ、タイプ・収納と配線・素材と色に特徴のあるテレビ台を紹介します。テレビのサイズや重量、設置方法は商品ページで確認してください。
ローボード(台座タイプ・幅150〜240cm)
低く横長の台座タイプ。引き出しとフラップ扉があり、床座りやソファから見る部屋で収納をまとめたい場合に向いています。天板や収納部の耐荷重と、扉を閉めたときのリモコン操作の可否を確認してください。
テレビボード(ラタン調扉・幅120/150/180cm)
木目柄とラタン調の扉、黒いスチール脚がアクセントになるテレビボード。脚付きで床の掃除がしやすい形ですが、壁付け設置は推奨されていません。
テレビ台(幅110cm・壁置き)
天板のコードスリット、扉内のコード穴、中央背面の開口など、配線を考えた作りです。可動棚で機器の高さを調整できますが、商品名に「壁置き」とあっても壁に密着させて設置する仕様ではありません。
テレビ台の選び方に関するよくある質問
テレビ台はどのタイプを選べばよいですか?
床に座って見るならローボード、椅子やベッドから見るならハイタイプ、部屋の角に置くならコーナータイプが候補です。収納量や設置後の圧迫感も比べて選びましょう。
テレビ台の幅や高さは何cmがよいですか?
テレビの脚を含む外寸と台の天板寸法を確認し、普段座る位置から画面を見て高さを判断します。テレビとテレビ台それぞれの取扱説明書にある対応サイズ・重量を優先してください。
テレビ台はいらないという人もいますが、置かなくても大丈夫ですか?
壁寄せスタンドや壁掛けなどの方法もあります。ただし、対応する金具や設置場所の強度、機器と配線の置き場、転倒防止の確認が必要です。別の家具に置く場合も耐荷重と固定方法を確認してください。
キャスター付きのテレビ台は倒れやすくないですか?
キャスター付きの家具は揺れで移動するおそれがあります。移動時以外はロックし、定位置で使う場合は家具に合った移動防止対策を組み合わせましょう。
テレビ台の中にレコーダーを入れても熱は大丈夫ですか?
レコーダーの通気口を壁や棚板に密着させず、機器の説明書にある設置条件を守ります。テレビ台の裏の電源プラグにほこりがたまらないよう、定期的な点検も必要です。
テレビ台の選び方のまとめ
テレビ台はデザインだけでなく、見る姿勢、収納と配線、掃除のしやすさ、固定方法まで考えて選びましょう。候補が決まったら、テレビ本体と家具の寸法・重量・設置条件を商品ページで照合してください。
- 置き方:壁際・角と、コンセントの位置を先に確認
- 見やすさ:床座り・ソファ・椅子・ベッドの姿勢でタイプを選ぶ
- 使い勝手:機器の収納、配線、放熱、組み立てを確認
- 安全:テレビとテレビ台の両方を固定する




