畳ベッド9つのメリット・デメリット。カビ・ダニの発生には要注意!

畳ベッド 夢水花 ユメミハナ

「布団で寝たいけれど洋室しかないしな~」と布団で寝るのを諦めていませんか?

確かにフローリングに布団を敷いて寝ると、底付き感があって背中が痛くなりやすいので、寝心地はあまり良くありません。

しかし畳ベッドであれば、洋室でも布団を敷いて快適に眠る事が出来るので布団派の方にはおすすめですよ!

昔はデザインが限られていたので、いかにも「お年寄り向け」と言った雰囲気でしたが、最近の畳ベッドは高級感もあり、通常のベッドよりもむしろ、おしゃれな空間にする事が出来ます。

そこでこの記事では、畳ベッドのメリット・デメリットについて詳しくご説明したいと思います。

畳ベッド9つのメリットとは?

メリット

畳ベッドのメリットとしては、

  1. 現在使用している布団をそのまま使えるので節約!
  2. 和室と同様の寝心地が得られる
  3. 布団の位置が床より高くなるために寝起きや布団の上げ下ろしが楽
  4. 小上がりで和の雰囲気を味わえる
  5. 寝る位置が高いのでほこりなどアレルゲンの影響を受けにくい
  6. い草による抗菌・リラックス・脱臭効果がある
  7. 収納付きは便利!
  8. 手すりや介助バー付きもある
  9. 夏は涼しく冬は暖かい

があげられます。

①現在使用している布団をそのまま使えるので節約!

節約

これまで布団を使用していた方は、その敷布団と掛け布団をそのまま使用出来るので、マットレス代を節約出来る事になります。

マットレスは安いものでも1万円、高いものになると何十万円とする事を考えると、無理にマットレス仕様のベッドにする事はありません。

②和室と同様の寝心地が得られる

布団

マットレスは睡眠科学によって快適な寝心地が得られるように日々研究が重ねられていますが、それでも布団の硬い寝心地でないと熟睡出来ない人は多いです。

従来の日本家屋には床材に畳が使われており、その上に布団を敷いて寝ることが一般的でした。

フローリングの寝心地は硬い

しかし近年では畳の部屋のない住宅が増えており、特にワンルームマンションでは床全体がフローリングであることが多くなっています。

実際にフローリングの上に敷き布団を敷くと分かりますが、畳と違いクッション性もなく冷たいので健康的にもあまりお勧めできるものではありません。

また布団が使えるベッドとして「すのこベッド」がありますが、こちらも板の上に布団を敷くことになるので、寝心地が硬くなってしまいます。

畳はクッション性がある

しかし畳ベッドであれば、ベッドの高さを保ちつつ敷布団で快適に寝る事が出来ます。

畳は板のように硬いと思っている人もいますが、実際にはイ草自体のクッション性や、イ草を編み込むことで弾力性に富んだ材質になっています。

そのため、畳ベッドの上に敷き布団を敷くことで和室と同様、適度なクッション性の寝心地を得る事が出来ます。

③布団の位置が床より高くなるために寝起きや布団の上げ下ろしが楽

畳ベッドでの起き上がりの様子

さらに畳ベッドでは布団の位置が床よりも高くなるため、寝起きや布団の上げ下ろしがしやすくなるメリットがあります。

高齢者の場合には寝起きの際の身体への負担を軽減することができますし、足腰が悪い人にもおすすめです。

高さの目安

畳ベッド高さの目安

畳ベッドの中でも「跳ね上げ式畳ベッド」のご購入を検討している方は、収納庫の深さにも注目するようにして下さい。

収納庫が深いタイプの方が大きな荷物を収納する事が出来ますが、あまり深いとベッドが高くなりすぎてしまいます。

起き上がりやすいベッドの高さの目安は「身長×0.25」なので、

  • 身長172㎝の方は、38cm
  • 身長160㎝の方は、35㎝
  • 身長148㎝の方は、32㎝

が一番適しています。

多少前後する分には問題ありませんが、あまり高すぎたり低すぎたりしないように注意をして下さいね。

④小上がりで和の雰囲気を味わえる

畳ベッドの小上がり

布団の上げ下ろしがしやすくなれば衛生面におけるメリットも大きくなりますし、さらに布団を上げた畳ベッドは室内の「小上がり」スペースとして活用することができます。

小上がりというのは和風の飲食店などにある床よりも一段高くなった畳敷きのスペースのことであり、室内に畳ベッドを設置することで手軽に和の雰囲気を楽しむことができるのです。

畳の上でゴロゴロすれば、身体も気持ちもリラックスすることができますよ!

⑤寝る位置が高いのでほこりなどアレルゲンの影響を受けにくい

ほこり

また、衛生的にも床面から高い事でダニやホコリの影響を受けにくくなります。

床から30㎝以内は「ほこりゾーン」と呼ばれていて、ほこりや花粉、アレルギー物質が多く舞い散っていますが、畳ベッドは高さがあるので安心です。

もしも、喘息やホコリアレルギーの方で布団が好みであれば畳ベッドはおすすめです。

⑥い草による抗菌・リラックス・脱臭効果がある

い草

い草による抗菌・リラックス・脱臭効果も大きなメリットです。

古来日本ではい草は薬草として用いられていたことからもわかるように、腸管出血性大腸菌O157 ,サルモネラ菌,黄色ブドウ球菌などの食中毒細菌,バチルス菌,ミクロコッカス菌などの腐敗細菌に対して抗菌作用を持っています。

また、畳の部屋は落ち着くと感じる人も多いと思いますが、それはい草に含まれているフィトン,バニリンが森林浴と同等の効果をもたらしてくれるからです。

サラリーマンや学生などは長時間靴を履きっぱなしになる事から足の臭いが気になる人もいると思いますが、い草には脱臭効果も認められています。

畳ベッドを使用する事で、寝ている間に足に付着している腐敗集の原因となる微生物群の増殖を抑える事が確認されています。

>>畳ベッドの効果|リラックスだけじゃない「い草」・「美草畳」の効果

⑦収納付きは便利!

収納付き畳ベッド

畳ベッドには、収納機能が付いているタイプが多くあります。

通常の引き出し式も人気ですが、チェスト式や跳ね上げ式など大容量の荷物を収納できるタイプもあります。

布団や季節物の衣類以外にも、スーツケースやゴルフバッドと言った大型荷物もスッキリ収納できるので、荷物が多いご家庭でも安心してご使用する事が出来ます。

⑧手すりや介助バー付きもある

介護畳ベッド 「Noah2」

お年寄りの方にとっては、ベッドから起き上がるだけでなく、そこから歩き出すのも大変です。

そんな時に便利な物として、「手すり」や「介助バー」があります。

手すりや介助バーの力を借りながらも、自分一人で立ちあがりトイレに行ったり食事をしたりする事は、寝たきりにならないためにも大切な事です。

畳ベッドは若い人だけでなく、年配の方にも人気が高い商品なので、こういったオプションが豊富に揃っています。

>>介護畳ベッドの選び方とおすすめ|要介護度に応じて手すりや介助バーを!

⑨夏は涼しく冬は暖かい

温かい飲み物

空気には熱を伝えにくい性質があるのですが、畳はイ草を編み込むことで中にたくさんの空気を含んでいます。

そのため、夏は暑さを遮断してくれて、寒い冬の時期は外の冷たい空気が入り込まないようにしてくれます。

和室も夏は涼しく、冬はフローリングの部屋よりも暖かいですが、これは畳が持っている断熱効果のおかげなのです。

畳ベッド9つのデメリットとは?

デメリット

畳ベッドのデメリットとしては、

  1. スプリングマットレスよりも寝心地が固い
  2. 万年床はカビの原因になる
  3. ダニが発生しやすい
  4. 寝相が悪いとベッドから落ちる可能性がある
  5. ベッドなしよりも部屋が狭くなる
  6. インテリアコーディネートが難しい
  7. コイルマットレスは使えない
  8. 組み立てが大変
  9. 床に傷がつきやすい

ことがあげられます。

①スプリングマットレスよりも寝心地が固い

腰痛

布団の寝心地が好きな人にとってはメリットになりますが、一方で柔らかい寝心地が好きな人にとってはデメリットになってしまいます。

最近の研究では腰痛の人は硬い寝心地よりも、適度に柔らかい方が腰痛改善には効果がある事がわかってきていますので、腰や背中に痛みがある人は通常のベッドの方が良いかもしれません。

③万年床はカビの原因になる

畳ベッドのカビ

敷布団はマットレスと比べると通気性が悪いと言う特徴があります。

通常のベッドでマットレスを敷きっぱなしにしていてもカビが生えないのは、コイルマットレスを使用しているからです。

コイルマットレスの中は空洞になっている部分が多く通気性が良いのですが、布団は綿などがぎっしり入っているので通気性は良くありません。

そのため、通常の布団と同様に毎日片づけないと万年床になってしまい、湿気が溜まってカビが生える事があります。

ベッドだからと言って、布団の片づけから解放されるわけではありません。

但し、床板がすのこになっている畳ベッドを選べば、ある程度湿気対策になるので、布団の片付けの頻度自体を減らす事は可能です。

>>畳ベッドのカビでアレルギーや水虫に!カビを予防する方法&対処方法

③ダニが発生しやすい

ヤケヒョウダニとコヒョウダニ

天然のい草を使用している畳は、ダニにとって格好の住処になります。

湿気対策を怠るとダニが大量に発生してしまい、刺されたりするだけでなく、糞や死骸を吸い込むことでダニアレルギーを発症する事もあります。

そのため、

  • 布団を毎日片づける
  • 畳を天日干しする
  • 布団乾燥機で畳を乾燥させてから、掃除機で吸い取る

と言ったダニ対策を小まめに行うようにしましょう。

あるいは、畳ベッドを選ぶときに「美草畳」を使用しているものであれば、カビやダニの発生を大幅に抑制する事が出来ますよ。

>>畳ベッドに住み着くダニの種類と駆除。ダニを寄せ付けないおすすめは?

④寝相が悪いとベッドから落ちる可能性がある

赤ちゃんがベッドから転落している

寝相の悪い人の場合には、寝返りの際などにベットから落ちてしまうことがあるかもしれません。

心配な人は周囲に柵やガードを取り付けるのも一つの方法です。

⑤ベッドなしよりも部屋が狭くなる

さらに室内にベッドを設置することにより、ベッドなしの場合よりも室内のスペースを圧迫することもデメリットになります。

これについては就寝時以外は布団を上げて畳ベッドのスペースを小上がりとすることで、室内のスペースを有効に活用できるはずです。

畳ベッドの中には下部に引き出しがついたタイプがありますので、収納スペースとして利用するのも良いでしょう。

⑥インテリアコーディネートが難しい

畳ベッドのインテリアコーディネート

その他のデメリットとしては、部屋によってはインテリアとのコーディネートが難しいことがあげられます。

和の雰囲気が好きな人や室内のインテリアを和風で統一したい人には畳ベッドは最適なアイテムですが、都会的でスタイリッシュな雰囲気を好む人にはテイストが合わないことが多いようです。

畳ベッドをコーディネートする時のポイントとしては、部屋に物を極力置かない事が大切です。

特に小上がりとして使用する時などは、布団だけでなく部屋全体をすっきりとした印象にしておかないと、かえって野暮ったいイメージになってしまうので注意しましょう。

⑦コイルマットレスは使えない

コイルマットレス

畳ベッドを使用している方で良くあるのが、布団では満足出来なくなるパターンです。

年を取ってくると体の関節や筋肉が硬くなってくるので、布団のように硬めの寝心地だと体が痛くなってくる事があります。

そこで、疑問に思うのが「畳ベッドの上にマットレスを敷いて眠れるのかな?」と言う事です。

結論から申し上げると、畳ベッドにマットレスを敷いても眠れるのですが、マットレスは敷きっぱなしにしてはダメです。

すのこベッドなどと違い、畳自体の通気性があまり良くないので、マットレスと言えども敷きっぱなしにするとカビが生えてきます。

⑧組み立てが大変

畳ベッドの組み立てサービス

畳を持ったことがある人は分かると思いますが、かなり重たいですよね?

畳ベッドでは重たい畳をしっかりと支えるために、ベッドフレーム本体も頑丈に設計されています。

構造自体はそこまで複雑ではないのですが、重量があるので一人で設置するのはかなり大変です。

実際畳ベッドを購入された方の口コミを見ても、

部屋に合った白系色が欲しくてかなり探して購入。

ヘッドボードが無いので圧迫感が無く、高さもちょうど良かったです。ただ、組立てが大変!!

業者さん男性二人で30分程度でしたが、重くてシンドイと言っていました。

と言った感想が寄せられています。

男性2人が組立設置を行うなら問題ありませんが、そうでないケースでは組立設置サービスを付けた方が良いでしょう。

>>畳ベッド組み立てサービス付き一覧&組み立て方マニュアル

⑨床に傷がつきやすい

フローリングの傷

畳ベッドでも収納機能が付いていないタイプは、そこまで重たくはないのですが、跳ね上げ式畳ベッドなどはシングルサイズでも60㎏~70㎏あります。

そのため、フローリングの上に直置きしてしまうと傷をつけてしまう可能性が高いですし、和室に置くと畳が凹んでしまいます。

そのため、畳ベッドの下には厚手のラグや、傷防止フィルムなどを貼り床を保護するようにしましょう。

畳ベッドがおすすめの人

これまで畳ベッドのメリット・デメリットをご紹介してきましたが、畳ベッドがおすすめの人としては、

  • 布団の寝心地が好きな人
  • お部屋を和のテイストにしたい方
  • お年寄り

となります。

布団の寝心地が好きな人

畳の上に布団を敷いた寝心地が好みの人は、すのこベッドのような「布団が使えるベッド」ではなく、畳ベッドの方がクッション性があるのでおすすめです。

お部屋を和のテイストにしたい方

和の空間

また、インテリアにこだわりたい方の中には、「和のテイスト」がお好きな方も多いと思います。

落ち着いた雰囲気の中に、おしゃれなインテリアを盛り込むのであれば、畳ベッドは最適と言えます。

お年寄り

お年寄り

多くのお年寄りの方は、長年畳の上に布団を敷いて寝ていました。

そう言った方がいきなりマットレスに寝ても、寝心地を悪く感じるだけでなく熟睡出来ない事にも繋がります。

また、畳ベッドであれば起き上がりやすい高さになっているので、足腰が弱くなってきたお年寄りでも安心してご使用する事が出来ます。

畳ベッドのメリット・デメリットまとめ

日本古来からの伝統的な床材である畳には、吸収・放出効果により室内の湿度を調整する働きがあり、畳に使われるイグサの香りによるリラックス効果を期待することができます。

畳ベッドのメリットとしては、

  1. 布団をそのまま使えるので節約!
  2. 和室と同様の寝心地が得られる
  3. 寝起きや布団の上げ下ろしが楽
  4. 小上がりで和の雰囲気を味わえる
  5. ほこりなどアレルゲンの影響を受けにくい
  6. イグサによる抗菌・リラックス・脱臭効果がある
  7. 収納付きは便利!
  8. 手すりや介助バー付きもある
  9. 夏は涼しく冬は暖かい

があげられます。

一方で畳ベッドのデメリットとしては、

  1. スプリングマットレスよりも寝心地が固い
  2. 万年床はカビの原因になる
  3. ダニが発生しやすい
  4. 寝相が悪いとベッドから落ちる可能性がある
  5. ベッドなしよりも部屋が狭くなる
  6. インテリアコーディネートが難しい
  7. コイルマットレスは使えない
  8. 組み立てが大変
  9. 床に傷がつきやすい

ことがあげられます。

畳ベッドは室内に取り入れることで手軽に和の雰囲気を楽しむことができますので、布団の寝心地が好きな人は積極的な導入を検討してみてください。

>>畳ベッドはこちら!